こんにちは基礎科ビギナーデッサンコースです。
いよいよ2学期も残りわずか。もうすっかり冬ですね。
寒くなってきましたがアトリエの中はみんな集中してデッサンに取り組んでいます!
それでは11月中盤以降に出ました優秀作品をご紹介しましょう。
「リンゴと発泡スチロール立方体」。画用紙のザラザラの目を押さえ込んだ鉛筆の調子(トーン)にとても拘りを感じます。
鮮やかな鉛筆の調子で力強い作品になっています、玉ネギの細部の描写も良いですね。
自宅から各自持参したモチーフを描く課題。
ウイスキー空き瓶のガラスの質感表現やラベル、キャンバススニーカーのゴムや生地、紐の質感などにも丁寧な観察を感じます。
しっかりと時間をかけて説得力のある作品に仕上がりました。力作です!
グレー紙に白と黒の描画材でデッサンをする課題。
カントリーマアムの包装の質感がとてもよく表現できていますね。モチーフそれぞれの対比がよく出ています。
栄螺の描写が力強いですね!柔らかいカントリーマアムとの対比もでています。
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「ホールデッサン」
各自、三種のモチーフを選び卓上に配置した後に、円形に切り抜かれた紙(窓)を任意の場所に置き、その中をデッサンする課題です。
構図選びの面白さの発見や、モチーフそれぞれの質感の対比など、画面枠が普段より限定されている分、集中して細密に入り込むことができる課題です。
同じ条件の窓でもそこに見える景色がそれぞれで面白いですね!
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ビギナーデッサンコースは、毎年3学期にも沢山の入学があります。
藝大・美大に進学したいものの、実技の経験がほとんど無い人や、初心者の人にぴったりの入門コースになります。
冬季講習会でもビギナーデッサンコースを開講します。
初めての人にも丁寧に実技導入しております、是非ご参加ください!
2021年11月30日(火)〔基礎科〕