デザイン科 2026

※2026年は準備中です

2025年はこちら>

H.Tさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科
多摩美術大学 グラフィックデザイン学科

『失敗しても大丈夫』

現役時代は、ただただ楽しく受験課題に取り組んでいました。新しく学ぶことばかりで、毎日心が弾んでいました。結果は二次落ちでしたが、悔しさよりも「上手い浪人生になりたい」という前向きな気持ちの方が大きかったです。

しかし、実際の浪人生活では周りの成長の速さに焦ってしまい、次第に失敗することが怖くなりました。制作では過去の成功例ばかり繰り返し、「挑戦すると失敗するかも」という不安でいっぱいでした。

そんな中で先生に言われた「好きなことを全面に出そう」という言葉が転機になりました。自分のやりたい表現に向き合い、挑戦を重ねる中で制作は再び楽しいものへと変わっていきました。

今の私は過去の自分に伝えたいです。「失敗しても大丈夫。その一つ一つが必ず自分の力になる」と。

受験生のみなさんも失敗を恐れすぎず、自分らしく制作していってほしいです。

H.Yさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科 現役

『現役生だからこそ』

私が初めてどばたに来たのは高2の終わり頃の体験授業で、高3の4月から夜間部に1年間お世話になりました。当時の私はあまりにもハードな高校生活に耐えられず、心身ともにどん底でした。このままではダメだと進路を考えたとき、昔から好きだった絵を描くことなら頑張れるかもしれないと、縋る思いでこの世界に足を踏み入れました。

デッサンや2次課題の経験はなく、初日に初心者がほとんどいない環境に驚いたことを覚えています。そこからは必死でした。とにかく見て聞いて真似することを徹底し、限られた時間でどれだけ上手い人から吸収できるかを意識して取り組みました。課題ごとに振り返りと分析、次の目標立てを欠かさず行い、自分の「好き」を探し、深めていきました。気が付けば以前よりも周りの景色や物事に感動できるようになり、それがとても嬉しかったです。これは受験を通して得た大きな変化になりました。

最後まで良い評価が安定することはありませんでしたが、「自分にできることを、分かりやすく、楽しんでやるしかない」と腹を括って本番を迎えました。現役生の強みは、浪人生より伸び代があり、より純粋に課題に取り組むことができるという点にあると思います。実際に、私は試験本番でそれまで以上の力を出すことができました。過程でどれだけ失敗しても、本番で最高を出せばいい。何が起こるかなんて誰にもわかりません。最後まで諦めず駆け抜けることが出来て本当に良かったです。

この1年、周囲のレベルの高さに圧倒され何度も挫けそうになりましたが、その経験が自分らしく進み続ける大切さを教えてくれました。支えてくれた家族と先生方に心から感謝しています。本当にありがとうございました!

H.Nさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科 現役

出身校:S高等学校

『自分を信じる』

すいどーばた美術学院での1年半、沢山の気づきを得ることができました。

その中で特に大事だと思うことは

「自分なら絶対に1番うまく描ける」と信じることです。

私は現役の後期に入り、昼間部の方々など周りのレベルの高さに気圧され、筆を握る手が止まってしまう事が何度もありました。
実際に、途中で逃げ出した事もありました。
ただ、どんなときも
この揺るがない自信を持っていたからこそ、途中で折れることなく 「上に近づくためにはどう動けばよいか」を冷静に客観性を持って考え続けることが出来ました。
自信は己を立たせる背骨のような物となって、迷いや不安といったノイズを掻き消し、前へ進むための原動力を与えてくれました。
自信に必ずしも根拠は無くていい、どれだけ傲慢でも楽観的でもいい。
自分を信じ、実現する為に最適だと思う行動を考えて実行していけば、自然と良い方向に向かっていくはずです。
この考えに至れたのは、講師の方々が真摯に自分と向き合ってくださり、自己対話を深める事が出来る環境を、すいどーばた美術学院が与えてくれたからだと思います。
すいどーばた美術学院の講師・助手の皆さま、生徒の皆さん、そして家族をはじめ、支えてくださった全ての方々に心から感謝申し上げます。

S.Oさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:大宮光陵高等学校

『積み重ねが生む余裕』

小さい頃から絵を描くことが好きで、気がつけば東京藝術大学を目指し、すいどーばたに通うようになっていました。

すいどーばた美術学院では、同じ目標を持つレベルの高い受験生が多く、自分の実力や課題がはっきりと見える環境でした。周囲と比較する中で足りない部分が明確になり、やるべきことに集中できたと感じています。また、参考作品も豊富で、表現の引き出しを増やすうえで大きな助けとなりました。

一次試験のデッサンは、どばた自体が非常にレベルの高い環境で、本番に近い緊張感の中で制作できます。そこで上位を目指す意識で取り組むことが、本番でも通用する力につながると思います。

二次試験では、多くの作品に触れ、自分の「好き」を見つけることが重要だと感じました。そうした意味でも、幅広い作品を見ることができるすいどーばたは良い環境だと思います。本番で求められるのは新しい挑戦だけではなく、これまで積み重ねてきた中から最適な判断をする力です。どんな課題にも対応できるよう、日々の経験を積み重ねることが大切だと思います。

また、藝大は実技だけでなく総合評価であるため、学科で点を取っておくことで精神的な余裕が生まれ、それが実技にも良い影響を与えると感じました。

受験本番では、何が来ても楽しめるくらいの余裕を持てると強いです。その余裕はこれまでの積み重ねから生まれるものであり、努力してきた時間は確実に自信につながります。

これから受験する方も、自分なりに考え続けながら、経験を自分の力にしていってください。

T.Iさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科
多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
多摩美術大学 建築・環境デザイン学科

出身校:九州産業大学付属九州高等学校

『私の歩幅で』

1浪は1次試験落ちでした。

何が悪かったんだろう、普段の予備校みたいに講評があるわけでもないから悶々としてしまって、わけもわからず2浪が始まりました、上手くいかない日々が続くたびに色んな先生方に「なにかを大きく変えたほうがいいよ」と言われ、私は何を変えるっていうんだ、もっと具体的に言ってくれよと思いつつ1浪と違うことをすればいいと思い、予備校に行くのをやめて遊びました(多分先生が言いたかったのはそういうことじゃないかも。)他にも、毎課題違う表現を試してみたり描き出しをテキトーにしてみたり離れる回数をすごく増やしたり鉛筆の種類を絞ってみたり、、、

そして10月あたりになったころ、なんだか絵を描くことが楽しくなってきた自分がいました。2浪までで色んな0〜100を知って少しづつ自分のペースが見えてきた証拠でした。

そこからは右肩上がりな感じで徐々にミスも減って、当日へ着々と準備を整えることができました。

私が皆さんに伝えたいことは「自分のペース」の大切さです。

あなたにとって12時まで擦らないことは合っていないかもしれない、あなたにとって毎日描写練をすることは合っていないかもしれない、5分ごとに離れることは合っていないかもしれない、、当たり前とされる歩幅が必ずしもあなたに合っているとは限りません。

自分のペースを知った者が当日も冷静に対処できる。私はそう考えます。

K.Oさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:都立武蔵丘高等学校

『正解にする力』

どばたには高2の冬から一浪まで、約2年間お世話になりました。
センスも特別ある訳でもなく、実力も人並みな私が合格できたのはどばたでの経験で得た確実な自信と冷静な自己分析のおかげだと思います。

現役の頃は苦戦し、十分に自分に向き合えないまま1年を終えました。
一浪では現役の悔しさを忘れず、とにかく手を動かして自分に向き合い続けました。

周りは技術もセンスもピカイチな人ばかり。逃げ出したくなるような環境でしたが、そこで止まっては変われない。冷静に自分の出来ることを分析しました。
経験を頼りに思いついたことを実力で「正解にできた」時、初めて自信が生まれました。自信がつくと、思考がクリアになって自分に必要なことが自然と見えてくるようになりました。

講師に頼りたくなる気持ちもありましたが、試験当日は自分1人です。自分が上手くいく方法を冷静に分析して、試して、上手くいったりいかなかったり。それを繰り返していたらきっと自分だけの武器が見えてくると思います。受験生のみなさんを応援しています。

Y.Aさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:昌平高等学校

『自分を信じること』

物心ついた頃から絵を描くことが好きでした。親がラッピングやメッセージカードを作る姿を見て育ち、私も真似して作ったり描いたりするうちに美術に興味を持つようになっていました。作品を褒めてもらえることが嬉しく、好奇心のままに様々なことに挑戦してきました。
中学生の時に美術大学の存在を知り、藝祭で見た自由で楽しそうな学生の姿に惹かれ、藝大デザイン科をめざすようになりました。高二の秋から予備校に通い始めましたが、周囲のレベルの高さに圧倒され、現役、一浪の受験は自分の実力を十分に発揮できませんでした。
一浪を経て、自分に足りなかったのは技術以上に自信だと気づきました。最後の受験と決めた二浪目は、自信を持ってやり切ることを目標に取り組み、自信を無くしそうになった時も先生方の言葉を支えに乗り越えてきました。
努力を重ねても自信を持つことは簡単ではありませんが、この経験を通して自信の強さを実感しました。受験期間は自分の好きなことと向き合い、成長できたかけがえのない時間でした。指導してくださった先生方に心から感謝しています。

S.Mさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科
多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科

出身校:富士高等学校

『自分の好きを大事に』

現役の年は、デッサンが思うように伸びず一次落ちという苦い結果だった。
浪人して、現役生の時はやらなかったような様々な課題と、先生方の手厚い指導のおかげで、少しずつだがようやく成長を感じるようになっていった。それでも上手な同級生たちにはまだまだ及ばず、特に二次課題では、調子に波があるけどその原因が分からない、というような状態が続いた。
ある時、最近調子が出ないから、評価のことは一旦置いておいて、自分がきれいだと思うものを好きに作ってみようと思いやってみると、逆にとてもいい評価がついて自分でも驚いた。趣味で普段から絵を描いたりしているわけではなく、センスのようなものは持っていないと思っていたが、もう少し自分の好きを信じてみてもいいのかもしれないと思えたし、先生方もそういった私の考えや感覚を最大限尊重してくれた。
本番でも、始まってすぐは緊張とものすごい焦りに襲われた。それでも、考えてみればこれが最後の制作なのだから、自分が好きだと思うもの、きれいだと思うものを作ろう、という気持ちになり、落ち着きを取り戻すことができたのだと思う。
2年間、技術面もそれ以外のことも、様々なことを教えてくれたどばたには、本当に感謝しかない。

M.Oさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:精華学園高等学校

『挑戦と失敗』

現役は成功した表現を繰り返して、本番でその表現に合わない課題に太刀打ちできず、不合格。
一浪に突入してからは課題に合う表現を意識して様々なことに挑戦しました。無謀で見たことのない表現でも、先生方は止めることはせずに見守り、改善案を出して次回へと繋げてくださいました。自分の出来ることが増えていくのがすごく楽しかったです。

私は、冬季講習から少しずつ成績が低迷していきました。何をやっても上手くいかず、前はできていたことすら出来ない。講評中に焦りと悔しさが溢れて涙が堪えきれなかった日も多く、傍から見ればその姿は情けなかったものでしょう。そんな私を見捨てずに夜遅くまで寄り添って解決策を考えてくださった先生方には頭が上がりません。
ボロボロの精神状態で迎えた試験前日。もう腹を括るしかありませんでした。あんなに挑戦したのだからもうどんな課題が来ても怖くないじゃないか。自分のやりたいこと、出来ること、好きなこと。やれるだけのことをやろう。そう決心しました。

試験中は3年分の指導や言葉、失敗も成功を含む全ての経験が私の筆を押してくれました。

私はあの上手くいかなくてもがいた期間も、合格に必要だったと思います。何十の失敗があったから、私は本番にその失敗を避けて通れました。評価を気にしないことなんて難しいですが、今日の経験は全部未来の自分に繋がっています。失敗も成功も含めて今の私がここにいます。

H.Tさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:桐蔭学園高等学校

『私ワールド』

「〇〇ワールドだね」と言われることがよくあった。作家気質だ、独特だと。けれど私が目指していたのはデザイン科。それだけで太刀打ちできる場所ではなかった。今思えば、当時の“〇〇ワールド”は技術不足と無秩序な思考が生んだ苦し紛れの化け物だったのかもしれない。この言葉は自信にはつながらなかった。

印象的な誤ちとして、一浪一月最後のコンクールがある。りんご星人を描いて65点を取った。〇〇ワールドの独り歩き。絶望だった。でもそこで気が引き締まった。一番避けたいパターンとしてりんご星人を胸に抱えながら、本番にかけてどんどん課題にシンプルに向き合えたと思う。本番は誰とも被らない、“〇〇ワールド”が自然と滲み出た作品だったと胸を張れる。間違える自分を見捨てず、苦しくても見つめ直し続けて良かった。どんな経験も本番に活きるのだ。

真摯に課題へ応えようとする先ににじみ出るものこそが強みになる。伝えることを軸にすると、やるべきことは自然と絞られる。その中に、自分の色はちゃんと残る。言葉にするとシンプルなことも、掴むためには簡単な日々ではなかった。それでも毎日制作しては作品について語り合い、悩みまた作る。そんな環境は本当に贅沢だった。一年前の自分は今の私を想像できないだろう。ありがとうすいどーばた美術学院!