デザイン科 2026

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K.Oさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:都立武蔵丘高等学校

『正解にする力』

どばたには高2の冬から一浪まで、約2年間お世話になりました。
センスも特別ある訳でもなく、実力も人並みな私が合格できたのはどばたでの経験で得た確実な自信と冷静な自己分析のおかげだと思います。

現役の頃は苦戦し、十分に自分に向き合えないまま1年を終えました。
一浪では現役の悔しさを忘れず、とにかく手を動かして自分に向き合い続けました。

周りは技術もセンスもピカイチな人ばかり。逃げ出したくなるような環境でしたが、そこで止まっては変われない。冷静に自分の出来ることを分析しました。
経験を頼りに思いついたことを実力で「正解にできた」時、初めて自信が生まれました。自信がつくと、思考がクリアになって自分に必要なことが自然と見えてくるようになりました。

講師に頼りたくなる気持ちもありましたが、試験当日は自分1人です。自分が上手くいく方法を冷静に分析して、試して、上手くいったりいかなかったり。それを繰り返していたらきっと自分だけの武器が見えてくると思います。受験生のみなさんを応援しています。

Y.Aさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:昌平高等学校

『自分を信じること』

物心ついた頃から絵を描くことが好きでした。親がラッピングやメッセージカードを作る姿を見て育ち、私も真似して作ったり描いたりするうちに美術に興味を持つようになっていました。作品を褒めてもらえることが嬉しく、好奇心のままに様々なことに挑戦してきました。
中学生の時に美術大学の存在を知り、藝祭で見た自由で楽しそうな学生の姿に惹かれ、藝大デザイン科をめざすようになりました。高二の秋から予備校に通い始めましたが、周囲のレベルの高さに圧倒され、現役、一浪の受験は自分の実力を十分に発揮できませんでした。
一浪を経て、自分に足りなかったのは技術以上に自信だと気づきました。最後の受験と決めた二浪目は、自信を持ってやり切ることを目標に取り組み、自信を無くしそうになった時も先生方の言葉を支えに乗り越えてきました。
努力を重ねても自信を持つことは簡単ではありませんが、この経験を通して自信の強さを実感しました。受験期間は自分の好きなことと向き合い、成長できたかけがえのない時間でした。指導してくださった先生方に心から感謝しています。

S.Mさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科
多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科

出身校:富士高等学校

『自分の好きを大事に』

現役の年は、デッサンが思うように伸びず一次落ちという苦い結果だった。
浪人して、現役生の時はやらなかったような様々な課題と、先生方の手厚い指導のおかげで、少しずつだがようやく成長を感じるようになっていった。それでも上手な同級生たちにはまだまだ及ばず、特に二次課題では、調子に波があるけどその原因が分からない、というような状態が続いた。
ある時、最近調子が出ないから、評価のことは一旦置いておいて、自分がきれいだと思うものを好きに作ってみようと思いやってみると、逆にとてもいい評価がついて自分でも驚いた。趣味で普段から絵を描いたりしているわけではなく、センスのようなものは持っていないと思っていたが、もう少し自分の好きを信じてみてもいいのかもしれないと思えたし、先生方もそういった私の考えや感覚を最大限尊重してくれた。
本番でも、始まってすぐは緊張とものすごい焦りに襲われた。それでも、考えてみればこれが最後の制作なのだから、自分が好きだと思うもの、きれいだと思うものを作ろう、という気持ちになり、落ち着きを取り戻すことができたのだと思う。
2年間、技術面もそれ以外のことも、様々なことを教えてくれたどばたには、本当に感謝しかない。

M.Oさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:精華学園高等学校

『挑戦と失敗』

現役は成功した表現を繰り返して、本番でその表現に合わない課題に太刀打ちできず、不合格。
一浪に突入してからは課題に合う表現を意識して様々なことに挑戦しました。無謀で見たことのない表現でも、先生方は止めることはせずに見守り、改善案を出して次回へと繋げてくださいました。自分の出来ることが増えていくのがすごく楽しかったです。

私は、冬季講習から少しずつ成績が低迷していきました。何をやっても上手くいかず、前はできていたことすら出来ない。講評中に焦りと悔しさが溢れて涙が堪えきれなかった日も多く、傍から見ればその姿は情けなかったものでしょう。そんな私を見捨てずに夜遅くまで寄り添って解決策を考えてくださった先生方には頭が上がりません。
ボロボロの精神状態で迎えた試験前日。もう腹を括るしかありませんでした。あんなに挑戦したのだからもうどんな課題が来ても怖くないじゃないか。自分のやりたいこと、出来ること、好きなこと。やれるだけのことをやろう。そう決心しました。

試験中は3年分の指導や言葉、失敗も成功を含む全ての経験が私の筆を押してくれました。

私はあの上手くいかなくてもがいた期間も、合格に必要だったと思います。何十の失敗があったから、私は本番にその失敗を避けて通れました。評価を気にしないことなんて難しいですが、今日の経験は全部未来の自分に繋がっています。失敗も成功も含めて今の私がここにいます。

H.Tさん

合格大学:東京藝術大学 デザイン科

出身校:桐蔭学園高等学校

『私ワールド』

「〇〇ワールドだね」と言われることがよくあった。作家気質だ、独特だと。けれど私が目指していたのはデザイン科。それだけで太刀打ちできる場所ではなかった。今思えば、当時の“〇〇ワールド”は技術不足と無秩序な思考が生んだ苦し紛れの化け物だったのかもしれない。この言葉は自信にはつながらなかった。

印象的な誤ちとして、一浪一月最後のコンクールがある。りんご星人を描いて65点を取った。〇〇ワールドの独り歩き。絶望だった。でもそこで気が引き締まった。一番避けたいパターンとしてりんご星人を胸に抱えながら、本番にかけてどんどん課題にシンプルに向き合えたと思う。本番は誰とも被らない、“〇〇ワールド”が自然と滲み出た作品だったと胸を張れる。間違える自分を見捨てず、苦しくても見つめ直し続けて良かった。どんな経験も本番に活きるのだ。

真摯に課題へ応えようとする先ににじみ出るものこそが強みになる。伝えることを軸にすると、やるべきことは自然と絞られる。その中に、自分の色はちゃんと残る。言葉にするとシンプルなことも、掴むためには簡単な日々ではなかった。それでも毎日制作しては作品について語り合い、悩みまた作る。そんな環境は本当に贅沢だった。一年前の自分は今の私を想像できないだろう。ありがとうすいどーばた美術学院!