基礎科_東京藝大現役合格者の成長課程を見てみよう!〈油画篇〉💮

基礎科です!

急に寒いですね!最近は池袋の街もすっかりホリデー仕様になっております🎄キラッキラ!

 

受験科では共通テスト出願期間も終わり、もうすぐ東京藝術大学の募集要項が出る時期です。ゴクリ…🥶

ここから、日毎に緊張感が増してくる季節。

まだ入試は先の基礎科生も、何度か(😭)経験してきた講師陣も、みんなが通る道🛣️

 

 

 

今日は、基礎科で油画コースの講師をしている藝大油画3年に在籍しているH先生の成長課程を紹介してもらいました。

高校1年生からどばたの基礎科に通い始めて夜間部へ進み、東京藝大油画専攻に現役合格💮。現在は大学の外でも作家活動を行われています!

藝大油画はさまざまな方向性の作品を取ることは言わずもがなですので、これはあくまで一つの例として見てもらえれば。

どんな経験や試行錯誤を経て現在に至るのでしょうか??

H先生に当時を振り返李ながら作品を紹介してもらいました🫶

 

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⭐️高校1年生(基礎科1年目)

H先生)まだ油絵具の扱いに慣れておらず、特に色のなじませ方にはとても苦労しました。暗い部分を「黒で塗ればいい」と考えていた時期で、黒を多用しすぎて画面が濁ってしまうこともしばしばありました。筆の種類も少なく、同じ部屋で制作していた絵の上手な先輩の使っている画材を観察し、少しずつ道具を揃えながら学んでいきました。

 

 

 

⭐️高校2年生(基礎科2年目)

H先生)講習会では可能な限り受験科に参加し、課題にどう向き合うかを常に試行錯誤していました。「かっこよく見せたい!」と狙いすぎたり、要素を盛り込みすぎて画面がうるさくなってしまったり、なかなか思うようにいかない日々が続きました。そんな中、基礎科の先生から下地の作り方や丁寧な描写に必要な筆・オイルの使い方を教えて頂き、少しずつ油画の感覚を掴めるようになりました。

 

 

 

 

⭐️高校3年生(夜間部)藝大油画現役🈴

H先生)この時期に「自分は思ったよりも絵を描いていなかった」と痛感しました。最初のコンクールで大きく失敗してしまい、その悔しさから予備校の無い日は、高校帰宅後に家でデッサンをしたり、必死に自主練に取り組みました。コンクールで上位を取りたという強い気持ちから先生から聞いたことを咀嚼せずそのまま取り入れては絵柄が大きく変わり、自分らしさを見失う時もありました。それでも最後のコンクールでは「もう好きな絵を描こう」と決めて、初めて自分の絵柄を明確に定めました。結果、その絵柄の方向性で無事に藝大に現役合格をすることができました(どばたでの上位入賞は逃してしまいましたが…)。

 

 

⭐️現在、大学3年生

H先生)どばたに通った期間は、高1から通っていたこともあり先生方からたくさんの「愛のある厳しさ」を貰いました。思うように描けずに悔しくて泣いた日も多くありましたが、そのたびに「次にどう繋げられるか?」を根気強く考えて続けてきました。この経験は今も大学での制作に生きており、教授からの講評も真摯に受け止め、改善を重ねる日々です。
これからも初心を忘れず、学び続けながら成長していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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基礎科では、全コースで初めて実技を取り組む方や初心者に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、この秋から新たな一歩を踏み出してみませんか?

 

 

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2025年11月23日(日)〔基礎科