こんにちは!基礎科です🐸
今回は、現在行っている石膏デッサンゼミ2をご紹介します‼️

美大・芸大受験の定番!な石膏デッサンですが、「何のために描くの?」「どうやって描くの?」「そもそも石膏像って、何!?」と分からないことだらけですよね…工芸コース担当の筆者も、最初はよく分からず描いていた記憶があります…!
うーーん、、ぼくもよく分からないケロ…>
そんな基礎科の皆さんのお悩みを解決!する(かもしれない)のが、この『石膏デッサンゼミ』。
彫刻コース講師のH先生の楽しいレクチャーから始まります👏
自分の行きたい専攻だけでなく、様々な視点を持つ色んな科の先生たちの話が聞けるのが、基礎科のいいところ。
石膏デッサンの捉え方も、実は専攻する科によって違っていたりします!

初日は、「第壱話 石膏、素材」と題し、石膏像の素材についてのお話。
予備校などにある石膏像の多くは、彫刻作品のコピーの複製なんです。古代ギリシャやローマなどで作られた巨匠たちのオリジナル作品は、多くが石で作られているんですって!
ということで今回は、石膏像に包帯を巻くことで彫刻作品の完成前の状態を模してクロッキーしてみました!
細かい凹凸にとらわれずに、像の大きな印象やかたまり感を捉えられるようになることを目的としています。

なるほど🧐
細かいディティールをなくすことで、遠目から見た印象がよくわかりますね!

みんな、モリモリ描いてます〜〜〜!!
先生のデモスト、かっこいい。。。✨
優秀作品がこちら。
 
  
  
 
いいですね〜🧚✨✨
腕を大きく動かしながら、存在感をしっかりと捉えられらています!
そして、次の日は「第弐話 人体、襲来」をテーマに、石膏像の印象として重要な動きについて、レクチャーで学びました!
受験でよく出る石膏像はほとんどがトリミングされた状態ですが、オリジナルは全身像だったり、神話のなかの1コマだったりと、シュチュエーションがあるんです!
また、作品として360度どの角度から見ても美しいように、計算され尽くしたポーズをとっています。
そのため、石膏像を描く際には巨匠たちによって作り出された人体の美しい動きや自然な捻れを捉えることが、とっても重要なんです😤
そうはいっても、動きを捉えるのは難しい!
ということで、まずはみんなでポーズを取ってみました!!
それでは!石膏像体操〜第一〜〜✨✨
まずは円盤投げのポーズから〜

次はジョルジョの敵を睨みつけるポーズ〜〜🐉🛡️✨

槍を持って佇むマルスのポーズ〜〜🗡️✨

みんな、石膏像たちの動きを感じることができたかな??
実際にポーズを取ってみることで、重心の置かれ方や体の傾き加減などがよくわかりますね!
そしてお次は、石膏像のポーズをとった人物をモデルにクロッキーをしてみよう!ということで、実際に生徒にモデルになってもらいみんなで描いてみました!
かっこよくジョルジョになりきってくれています……!💫
人物クロッキーは昨日の石膏のクロッキーとはまた違い、ゆったりとした印象を捉えることが大事です!
ポーズを取ってくれたモデルさんに対する挨拶などもとても大切です!!


 
  
(描くH先生と、描かれるK先生、、、)
講師も一緒に描きました!

ナイスマルスでした!!!
そして完成した2日目の優秀作品がこちら!↓
 
  
  
  
  
  
 
良作揃いで紹介しきれません!
動きや軸の傾き、面の向きやスケール感、、などたくさんのことを感じとりながら魅力的に表現することができました⭐️⭐️
みなさん、いかがでしたか??
石膏像のことを知って、石膏像になってみて、少しでも石膏デッサンが楽しくなってきたでしょうか?
これからも、様々な視点を持ちながらデッサンに取り組んでいきましょう🔥
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基礎科では、全コースで初めて実技を取り組む方や初心者に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、この秋から新たな一歩を踏み出してみませんか?
冬季講習会の申し込みも始まっています。
申し込みはお早めに!
2025年10月31日(金)〔基礎科〕

 
		
