こんにちは!基礎科です。
今回は手と荒縄を組み合わせた構成デッサンでした。
いつもは鉛筆(とか)を持ち様々実技を生み出していく手ですが、今回はモチーフになります。
で、手って描くのよくよく考えるとけっこー難しいですよね。
マンガとか読んでいてもやっぱり手が上手に描けているイラストを見ると「うまいなー!」て思います。
というわけではじめにプリントも配布して手のレクチャーを行いました。
せっかくなのではじめに吉田先生が見に行った展示の紹介なんかもありました。人の感想を聞くのもまた面白い視点ですよね。
そういうわけで手のレクチャーをして・・・
みんなも観察して・・・
って、面白いですよねいっつも一緒にいるというか、自分の一部なのに改めて見るとたくさんの発見があるわけですから。
まあ言ってしまえばそれは他のものでもそうですが・・・改めて絵を描くって単純ですけど、世界を広く知覚できる一つのツールでもあるわけですね。
というわけで今日の優秀作品!
大迫力の構図に負けない大迫力の描写で手という形の持つ魅力が溢れていますね!
生命感溢れる一枚です。
講評前に聞いたら描き込みまで間に合わないと心配していましたが、絵として構図や空間の魅力があって手の表情も無理のない鉛筆運びなので、
そういう意味ではちゃんと出来上がっている一枚だと思います!
このカッコイイ言い切りができていれば、あとは時間が許す限り描き込みしていけばいいわけですもんね。
荒縄の先端部分を活かした立体的な見せ方や手と荒縄の画面へのいれ方などかなりうまいこといっていますね。
実力十分見応え十分です!
ここからは土日クラスからもでた追加作品です!
各指の表情がリアリティあっていいですね!小指の手前から奥の立体感、そして手のひらの皺などの表情がとっても魅力的です。
シンプルながら面白い構図で荒縄もうまく使って一見手に見えないシルエット感が魅力的ですね。
炭が中心に集まっていくコントロールも効いてます。
そしてこちらは少し久々に油画受験科から沼田先生が来てくれて一発描いてくれました!
巨匠たちのような見事な情報量と印象質感の一枚、カッコイイ!!!
今回は紹介できなかった多くの作品もかなりイイ感じでした!手のデッサン自体は機会が少なかったはずですけど、
みんなしっかり一つ一つの実技から吸収して観察力と描写力を高めているという証拠ですね。
この調子で頑張っていこう!🔥
2020年1月24日(金)〔基礎科〕