こんにちは!基礎科です。
一学期の授業が終了間近となってきました(土日クラスは本日で終了、平日クラスが残り3日間ですね)。
少しすると夏季講習が始まりますが、未紹介の預かり作品たちをご紹介します!
(今年度の預かり作品を紹介したブログたちはこちらとこちらとこちらとこちらとこちらとこちらとこちら。こちら祭り。)
(線画のキャラクター絵にリアルな陰影を載せて立体的に描く課題など、一部はここで紹介不可のものもあって、それは未掲載です。ごめんね。)
まずは油画コースの油彩作品たちから。
「靴が存在する空間を描きなさい」
確実持参した靴をモチーフに追加してセットした課題です!
シンプルな構図で丁寧に描かれています。布のしわに合わせて描かれた小花柄がとても自然だったりスニーカーにさり気なく入る色とりどりのきわの作業が綺麗で、描写に釘づけにされました。
自ら設定した赤い空間に置かれた白いスニーカーがよく目立っています。キャンバスのうしろにいる人の隠れ具合といい、演出が上手いですね。
モチーフ一つ一つの描き込みが魅力的なのはもちろん、構図がよく練られていて絵の中に引き込まれます。足あとから事件性も感じられ、思わず絵画の外の世界までも想像してしまいました。
もったりと塗られた絵の具による説得力がありますね。特に白いスニーカーの厚みの描写が魅力的です。
ここからは自画像課題の土日クラスから預かり作品。
ちょっと紙がヨレて撮影しちゃって申し訳ないんですが、髪の毛の部分の黒色が気持ちよくキュッと感じられる全体の自然な色味がいいですね◎
何気ない一瞬の表情のような姿を自然に描きだしています。これもまた髪の毛のナチュラルな表現素敵です。
こちらはビギナーコースの課題。
それぞれのモチーフの関係性を質感や光など様々な要素でしっかり描き出してこれています!
続いては一学期ラスト石膏デッサン課題だったブルータスの預かり作品。
全体的な形のバランスと色味の配分が丁寧に仕事されていますね!
こちらは光が上から当たっていることがよくわかるデッサン。
この位置だと頭部よりも画面手前の肩などが自分に近くなるのであまりゴリゴリ顔を目立たせると位置関係が矛盾してしまいがちですが、
しっかり冷静に捉えられてきています。
今は試験期間でお休みの生徒も多かったので、講師も空いた時間にデモスト祭りとなりました。
ブルータスと平行で油画コースは静物デッサンに取り組んでいました。
「背景を白バックに」という縛りのある課題で先生もそれぞれに白背景を考慮してのデモストを見せてくれました。
以上になります!
平日コースはまだ少し残っていますが一学期終了、早いものですね。
すぐに控える夏季講習会も良い時間にできるように、お互い頑張っていきましょうー!
2019年7月7日(日)〔基礎科〕