こんにちは、お祭りムードな長いGWも明けましたね!
すいどーばたではこれはすごい!みんなの参考になるぞー!ていうデッサンや着彩などの実技作品を預からせていただく慣わしが昔からあります。生徒にとってはちょっとスター気分を味わえる機会だったりしますね。
また、その中からさらに秀でていると判断されたものは実技をパンフレットやポスターに使用するために本撮影されて、最終的にその実技は買取されてすいどーばたの参考作品室にアーカイブされたりします。(原則として基礎科では買取は行っておらず、全作品返却としています)
今日はそんな預かり作品から今年度まだ未紹介だったものを一気に紹介しようと思います!
課題ごとで紹介していきます。まずはビギナーコースからカボチャ2点。
みんなまだ経験が浅いなか、見事なデッサンが多く出て今年度は幸先の良いスタートになりました。
続いては石膏デッサン、ラボルト像。
デザイン、工芸コースからの預かりです。こちらもフレッシュな生徒の実技もありますが、去年から基礎科で頑張っていて成果の出てきた生徒も混ざっています!みんなそれぞれのペースがあります。
続いては同じくラボルト像から、油画コースの生徒作品。
なんとこれ、みんなと同じ時間の中で2枚制作したんです!しかもどっちも面白い、ということでダブル預かり。
かつ!この生徒は去年彫刻コースにいて今年度から油画コースへ。
色々な科を体験して納得しながら専攻を決めていけるのが基礎科の魅力ですが、象徴的なエピソードというか、いいですよね。
え、彫刻コースの先生が悲しまないかって?いやいや…僕らの仕事はみんなが納得した進路を選んで受験勉強のサポートをすることですから。だいたい、この記事書いてるの彫刻コース講師ですよ! 泣いてないよ!!!
以前のブログでも取り上げた日本画コースの着彩課題、「林檎と小石」ですが平日クラスに続き土日クラスからも預かり作品が出ました!こちらも見事ですね。
ビギナーコースから預かりのビニール袋と縄を配布、袋の中に水を入れそれを縛ったものを描きなさいという課題。
透明の袋の中にこれまた透明な水が入っているどう描いたらいいの?!となるモチーフではありますがその分よく観察して描いていくことで画面に魅力が出てきますね。こちらも各モチーフの雰囲気がしっかり伝わってきて素晴らしいです。
最後に5日コースの生徒作品、月、火曜の2日間課題だった日本画コースから鉛筆デッサン課題のフランスパンとアルファベットが印刷された紙のデッサン。
これも紙が自然に地面に置かれているように奥行きなど破綻なく描けるか、所謂パースの練習も兼ねた内容でやりがいありそうです。色味の差も含め自然に描きだしてこれました!
というわけで以上、今年度今日までの基礎科預かりデッサンたちでした!
預かられることが目的になってしまったりすると本末転倒なので気をつけたいところではあるので添えておくと、受験当日に描くその日まではどんなにいい作品を制作したとしても、それは経過でしかありません。志望する大学へ入るために良いコンディションもうまくいかないコンディションも把握して、実技制作は取り組む必要がある程度あると思います。
実際預かられたりうまくいかない日があったりすると一喜一憂はすると思いますがその全てが自分を表しているので、ちゃんとその点をしっかり自覚して、良い作品ができたときは喜びましょう。我々も日々の成長がいい結果で見ることができた日はとても嬉しいです!
ではでは、引き続き頑張っていこう〜!🔥
2019年5月15日(水)〔基礎科〕