基礎科_🤲昔の受験作品見せて!🤲〜工芸科篇〜

基礎科です!

 

先日、東京藝大の各科のオンデマンド入試説明会2026の動画が公開されましたね

入試内容や、合格作品についてお話しされてる科もありました。

 

これまで星の数ほど優秀な作品をご紹介してきた基礎科ですが、オンデマンド入試説明会を視聴しながら、改めて考えてみれば、

「受験作品」とは、実に時代を反映するもの ですよね。

「常に最新作であることのニーズが高い合格者参考作品だけれど、一度、作品で時代を遡ってみるのも面白いのではないか。」

そんな考えから今回は、それぞれ時代の異なる3名の東京藝大工芸科の合格者に、当時の作品とその時代についてお聞きしました。

入学時期と倍率も記載しておきます。※作品は、入試合格再現作品ではありません。

 

✂️🪚🔨💍🏺✂️🪚🔨💍🏺✂️🪚🔨💍🏺✂️🪚🔨💍🏺✂️🪚🔨💍🏺✂️🪚🔨💍🏺✂️🪚🔨💍🏺✂️🪚🔨💍🏺✂️🪚🔨💍🏺

 

⭕️K先生(1991年  東京藝大工芸科入学)倍率約28倍

今から35年前。モチーフは発泡スチロールの立方体、透明チューブ、金属のカミソリ。

この時代の平面構成は木炭紙版サイズだそう!大きいですね!

近年の平面構成作品と比べると、この作品はマチエル感が強くて、色彩も遊びが多い印象がありますね。入試課題には大きな変化はなく、当時も平面構成は二次試験で出題されていましたが、合格する作品はやや近年とは異なる傾向にあったように感じられます。

当時、この作品を予備校講師に褒められたことをK先生は今でも覚えていると語ってくれました。

 

 

 

⭕️M先生(2018年  東京藝大工芸科入学) 倍率9.2倍

こちらは今から8年前。

1枚目はデザイン科の受験時代の作品で画面サイズはB3、2枚目は工芸科の受験時代の作品で画面サイズはA2です。よく見るとBとAで比率が微妙に違うのが分かります。

元々デザイン科志望で、途中で工芸科に進路変更。

作品サイズがデザインのB3からひとまわり大きいA2になったことに苦戦しました。

モチーフを画面に配置する大きさも、B3の画面に比べかなり大きく入れる必要があるのですが、早く描くのが苦手だったので大変でした。

できるだけ少ないモチーフ数でうまく画面が埋まるように、光の設定や構成を工夫して画面を見やすくする努力をしていました。

背景を塗ると清潔感のある描写が負けてしまうと思っていたので、いつも白バックの画面で描いていたのですが、工芸科で受けた二次試験の課題は全て『背景を着色すること』という条件があり、試験本番は背景色ありの画面で描くことになり、辛かったな・・・という思い出が蘇ってきました。

 

⭕️A先生(2023年  東京藝大工芸科入学) 倍率7.0倍

こちらは3年前。

A先生は今4年生なので、かなり最近の受験時代の作品になります。

2020年からは工芸科も画面サイズがB3になり、描写の密度を上げやすくなりました。

一方で近年では描写力に加えて、本人の視点・解釈が見える、より独自性に関する要素も求められるようになってきた印象があります。

自分が描きたい画面の雰囲気を出しつつ、平面構成で大切とされる基本的な要素を抑えながら画面作りをしていました。

画面の中に空間を作り、物同士の距離感などを設定するのが苦手で、苦戦していた記憶があります。

「爽やか!」「カラフル!」「流れ!」を意識して、自分の強みとして平面構成に臨んでいました。

 

 

 

出題の大枠は変わりませんが、時代ごとに少しずつ空気や求められる視点が変化してきているように感じられますね。

いかがでしたか?皆さんそれぞれが何か、参考になることを感じ取ってもらえたらと思います。

👤🥼☂️🪑🌥️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️👤🥼☂️🪑🌥️🌪️

 

26年度夏季講習会の受付が始まっています。

7月21日(火)から26年度夏季講習会が始まります。この夏から、美術の学びへの第一歩を踏み出してみませんか?

詳細は上記をクリックしてください↑↑

 

26年度、基礎科入学者のお申し込みは随時受付中です。

https://suidobata.ac.jp/course/basic

2026年7月16日(木)〔基礎科