基礎科_静物デッサン優秀作品紹介&パースレクチャー

こんにちは!基礎科です。高1高2の生徒が通うここ基礎科は、新生活に忙しい中沢山の生徒が熱心に取り組んでいます!✨✨✨✨✨✨

今回は先週行われた静物デッサンのレクチャーの様子、優秀作品をお届けします!

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じゃーーん✨モチーフはこちらのセットです!

特徴もさまざまなモチーフたちです!このデッサンは生徒が選択している専門コース関係なく、(ビギナーデッサンコース以外)全員同じモチーフをデッサンしました。

色々な専攻科コースの生徒が同じ静物モチーフを囲んで描くので、生徒同士お互い刺激し合える環境でしたね!

 

 

今回の静物デッサンのような何個かのモチーフを同一空間に描く場合、「パースペクティブ」(遠近法)という見え方のルールを意識することが大事になってきます!

このデッサンをきっかけにパースについて学生の理解を深めるべく、パースレクチャーを行いました!

その様子がこちら。

 

 

 

 

昔の西洋絵画などを参考に、根本的な仕組みの理解と、それが絵から受け取る印象にどう作用するかなどを解説したとても有意義なレクチャーの時間でした。🌱

基礎科では、このように受験課題に取り組む上で土台となる考え方をじっくり理解して描けるカリキュラムが組まれています◎

 

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さて、このレクチャーを経て描き上がった学生たちの作品の中から、優秀作品をご紹介します!

 

 

 

 

制作時間に制限がある中、それぞれのモチーフの性質の違いを最大限表現しているのが伝わります!

ヤシの実のガサガサした皮、ツルツルのワイン瓶など、モチーフを比較して相対的に違いを描き表せているがお見事です。

 

 

 

 

 

 

 

背景付きでとても綺麗な空間が描けていますね。モチーフ同士の関係性も自然に捉えられています!

 

 

 

 

 

 

 

ワイン瓶の遠近感がとてもよく感じられますね!布やココナッツ、レモンも色味の変化を豊かにつけられていて素敵です!

 

 

 

 

 

 

勢いあるタッチに目が向きますが、それだけでなくしっかりと観察に基づいた取捨選択をしているので絵に説得力があります。

物の輪郭よりも色の変化を重視した、ライブ感のある魅力的なデッサンです。

 

 

 

 

 

 

 

モチーフごとの光りかたの違いが感じられ、尚且つ一つの空間としてのまとまりもありますね。

ブロックや布の均質さに対してヤシの実の荒さの描き方など、そのものの成り立ちの違いを出せていますね。

 

 

 

 

 

画面の両端を切り中央を大きくあけた構図、低い目線、部分部分のマチエールの変化と細かい描写、全ての要素が相まって、絵を大きく感じさせるための緻密な作戦を感じる理知的で魅力的なデッサンです。

 

 

 

 

 

 

調和のとれた絵の全体感がある一方で、細かいところまで描き込む熱量を感じます。奥にあるワイン瓶やリンゴも手前の強さを意識した上で弱く描きこめていて、遠目と近目のバランスを金揃えた一枚です。

 

 

 

 

 

 

右側にモチーフの重なりが多く難しい構図ですが、輪郭がどのように見えているかの描き分けが明快で状況が把握しやすいです。

画面内に白の面積が多いですが、台の布もふんわりと存在感を描けているので、寂しく見えないのがすごいです!

 

 

 

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以上、優秀作品のご紹介でした〜!

これからも一枚一枚、自分ならではの眼差しを持って描けると良いですね!

 

 

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2025年4月28日(月)〔基礎科 , 未分類