基礎科_春季講習会も最終日🌸II期専門課題の様子🖌️

基礎科です!

今日は春季講習会の最終日でした。短いようで濃厚だった10日間。人生で初めて画材を握る人もたくさんいたこの10日間。美術を志す最初の一歩を、みんなの隣に立ってサポートできていたら、我々“どば基礎スタッフ”一同、嬉しく思います。

今日はそんな春季講習会II期 専門課題の様子と春季を締め括るにふさわしい優秀作品群をご紹介❣️

それぞれのコースごとにどうぞ〜🫶

 

⚪️彫刻コース

アバタのヴィーナスの模刻。

器用に指先やヘラを利用して造形していきます。

 

🐸、棒ねんどさん(基礎科公式キャラクター)をアバタのヴィーナスへと変幻させようと必死になるも、なかなか上手い。

↓※棒ねんどさんの原型の姿。

講評風景、力作が出揃いました!

O先生、指でヴィーナスの顔の丈を説明する姿。何かすごくかっこいい。🤘

 

 

 

 

🟠デザインコース

🔴工芸コース

ピーマン、クラッカー、赤青鉛筆の平面構成でした!

 

デモストのS 先生のエスキース。細かく配置を吟味した痕跡が窺い知れる。勉強になるぞ!

 

当たり前だけど、バケツの水の色がモチーフの色のカラーチャーみたい。地味に綺麗だなぁと思わずパシャリしました。いどばたペンギン(基礎科公式キャラクター)がいつも小脇に抱えてるスケッチブックは、モチーフのメモでいっぱいな様子。勉強家だ!🐧

 

 

講評会では、一枚ずつ手に取って3人の講師がそれぞれ感じたことを述べていました。

 

 

デザインコース、工芸コースからは3枚をご紹介します🫑✏️🔸

ありきたりな言葉ですが、、、、上手いっ!!!何てったって上手いです。

もちろん上手いだけでなく3枚それぞれに他の良い要素もたくさんあるのですが、この時期にこのクオリティはすごいです。

線の使い方、構成のリズムなど、個々作品の特徴もありながら、精度の高い作品の並んだ講評会でした。

 

 

🟢ビギナーデッサンコース

手前の作品が講師のデモスト作品。モチーフはご覧の密封瓶や黒石、おたま、スポンジ板などです。

自然物から人工物まで、透明から映り込む系まで、柔から硬まで、これでもかと性質の幅の広いモチーフで難易度は高めと言えるでしょう。

画像からも分かりますが、制作中に手を止めて制作過程のモニターを見つつ、参考にしながら制作することができます。

 

 

講評風景。モチーフを大切に抱え、丁寧に言葉を選んで伝えるI先生。

そして、(池袋だけに)フクロウも見つめる中、講師2人で一枚ずつ話していきます。

 

ビギナーデッサンコースからは4枚の力強い作品が上がってきました!

骨格・色・質、全てにおいて素晴らしいのは言うまでもありませんが、何といっても密封瓶の表現が4枚全て息を飲むクオリティでびっくりしました。そして、4枚それぞれに瓶の表現が少しずつ異なり、それがどれも格好良い描写で、改めて絵の世界に唯一の正解は無いのだなと。

 

 

 

🟢デッサンコース

アリアス、剥製、パプリカなどの静物デッサン。

 

ミミズクとオナガの後ろに聳え立つようなアリアスが何となくラスボス感あって良いモチーフですねぇ。

手前の人は、指でモチーフのバランスを見ています。🖐️ 手も一つの道具ですよね。

 

デッサンコースでは講評時、隣にモチーフを置いて立体構造や距離感・質感の確認をしながらアドバイスしていました。

めっちゃわかりやすい!🧐

 

 

 

🔵日本画コース

モチーフは鳥の剥製と🍎と🍋。モノトーン&フレッシュカラー!

縦に長く、要素の数は比較的少なめな出題でした。

 

制作中、それぞれの学生の背後から同じ角度で作品を見つめるS先生。

 

「自分がその制作者の立場だったら」という視点で熱心にチェックしアドバイスしていました👀

 

 

ミミズクとカラスのそれぞれから1枚ずつ優秀な着彩をご紹介します!

プロポーション、空間性、水彩絵具の発色の美しさ、どれもバランスよく扱えていますね!

 

 

 

 

🔵油画コース

爽やかなブルーとイエローが印象的なモチーフ。

絵の中で自分の絵に似合う色に置き換えられるかな?

 

🐸「あらぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜🌀」

身を切ってミラーシートの特徴を教えてくれたミケランケロに感謝🤲

 

 

講評中。N先生、片手で絵の部分を抑え絵全体のバランスを確認中!🖐️👁️

今日のブログは手が格好いいシーンが多いですね!

講評会で出揃った絵には一枚も被った構図がなかったところが、私個人としては素晴らしかったと思います!つまり、みんなそれぞれに自分の意思をしっかりと持って制作に取り組めた(何となく雰囲気に流されて定番構図で描かなかった)、と解釈しました。

 

 

油画コースからは2枚をご紹介。

 

2枚ともにはっきり・スッキリとしたキレの良い色使い、塗りっぷりで見ていて気持ちが良いです。

現実的な景色と作り上げた景色のハイブリット感が上手く共存しており、画面の隅から隅まで手が迷っている痕跡がありません。

「描き切った!!」という爽快感がありますね🙆‍♀️

 

 

さてさて、春季が終わり来週からは2025年新学期ですね。

今年度はどんな出会いが皆さんにあるでしょうか?少し緊張するけれど、ワクワクの方が勝ってるのではないでしょうか。

2025年、一緒に充実した年にしましょうね!!

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基礎科では、全コースで初めて実技を取り組む方や初心者に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、一学期から新たな一歩を踏み出してみませんか?

↓ 詳しくは下記よりご覧ください!

 

2025年4月4日(金)〔基礎科