こんにちは!基礎科日本画コースです!!
先月まで藝大の陳列館・正木記念館で開催されていた、齊藤典彦教授の退任展に行ってきました!
本日のブログではその様子をお届けしようと思います〜!
齊藤教授は1995年より東京藝術大学絵画科日本画専攻にて教鞭をとり、現在は主に学部一年生と、大学院第二研究室の学生の指導をされています。
2025年3月で退任をされるということで、先生の初期の作品から最近の作品まで、数々の作品が展示されました。
早速館内に入ってみましょう!
館内入ってすぐ右手には、先生が描かれたドローイングや素描が展示されていました!
こちらは作品を描く前に制作する小下図(エスキース)でしょうか…
本画に移る際に拡大するためのガイドラインとして、十字線の分割がされているものもありますね。
滲みの表現がとても美しいです…!!
さらに奥には数々の大作が展示されていました!
こちらは先生が藝大を卒業されてまもない頃の作品です。
現在とはまた雰囲気の異なる作品たち…
どのように表現が移り変わっていったのか、先生の画家としての半生を垣間見ることができます…
陳列館を出てすぐ隣の、正木記念館にも展示は続いてゆきます。
静かな和室の中に展示される作品の数々…
ついつい立ち止まっては作品の世界に引き込まれいきます。
絹、屏風、掛軸、アクリル板など様々な形の作品で構成されており壮観でした!
先生の作家としての軌跡、想いを垣間見ることができ、とても勉強になる展覧会でした。
東京藝大の陳列館では、定期的に様々な展示が開催されています。齊藤先生の退任展は終了してしまいましたが、ぜひ一度作品を見にいらしてはいかがでしょうか!!
2024年12月7日(土)〔基礎科〕