こんにちは、基礎科日本画コースです。
9月後半では着彩課題に取り組みました。
日本画コースでは、着彩課題の時に講師がデモストをしています。
実際に描いている所を見ることで、言葉の説明だけではなかなか伝わらないところや、実践的な技術を学ぶことができるのです。
日本画科の着彩では、彩色に入る前にしっかりと鉛筆デッサンをします。これは他科とも違うところですね。
デッサンの段階で表面の情報や質感をできるだけ拾っておくことで、絵の具に入った時に描きやすいだけでなく、出来上がりのクオリティーも変わってきます。
先ほどのデッサンを元に絵の具に入っていきます。
より細かい描写でリアリティをぐんぐん上げ、グッと完成に近づきました。
先生の筆の動かし方はスマートで無駄がなく、とても参考になりますね!
2週目の課題は「菊」。
空間に溶け込むような、優しく綺麗な黄色ですね。
黄色は濁りやすい色でもあるので、デッサンで色を乗せすぎないのも綺麗な色で描くコツです⭐︎
反対に茎などの暗い部分は少し濁らせて自然な色味を演出しています。
基礎科日本画コースでは、無料の着彩体験授業を来たる11月20日(日)に開催いたします!
ハイレベルな実技をじっくり間近で見ることができる機会でもありますので、日本画少し気になっているという人や、実技に自信がない、という人もぜひ、ご参加ください!
2022年10月14日(金)〔基礎科〕