基礎科です。
春季講習会もいよいよ最終日となりました。
最終課題、各コースで出ました生徒優秀作品をご紹介しましょう！
◯ビギナーデッサンコース
セットされたモチーフの印象が自然に捉えられています。固有色や質感の違いも明快です。線的な表現がもう少し抑えられるとより強いデッサンになるでしょう。
質感の描写に魅力がある作品です。ガラス瓶の重さやスポンジの軽そうな感じまで伝わってきますね。モチーフの置かれている状況も自然に捉えられています。
◯油画コース
石膏の置かれたアトリエ風景を広く描いた作品ですね。光と影の描き分けが上手いです。前景として手前の人物を捉えられているのもいいですね。
不穏ながらも魅力的な雰囲気のある絵です。マルスから足の影のようなものが伸びていてパーテーションの裏側を窺っているようにも見えますね。描写も充実しています。
石膏から血が流れている状況だそうです。出題が石膏単体のみでも発想力を膨らませ、実際には無い状況を描くことは大切ですね。見上げのマルスの顔がよく描けています。
真ん中の仕切りを絵の中で無くし、背中合わせのような構図にした作品です。背中の影の形が面として捉えられていていいですね。
マルスの体にキャラクターのような妖精のようなものが構成されていますね。自らのテーマを鑑賞者に伝えるために手段を選ぶことが大切です。
◯日本画コース
マルスの絶妙な表情とシルエットの形がしっかりと捉えられています！
マルスらしい量感とそれを表現するための的確なタッチがかっこいいですね！
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基礎科の2022新年度は、４月１０日よりスタートします。
🌸🌸🌸この春からスタートを切ってみませんか？🌸🌸🌸
2022年4月4日(月)〔基礎科〕