こんにちは、油画コースです!!
基礎科油画コース中期2が無事終了しました。
今期はデッサン2枚
1枚目は石膏を利用したデッサンです。
アトリエに入ると、部屋のあちこちにヘルメスが配置されています。
それだけでなく、部屋隅には首像も置かれています。
「目の前の石膏以外の、なるべく遠くの石膏を利用して絵を描きなさい」
という課題です。
今回もいわゆる「石膏デッサン」ではありません。
どんな作品ができたのでしょうか?
構図、白黒コントラスト強めの描き方をしています。言い切りが強くて格好良い作品ですね。
色面と線の表現の分け方で格好良い画面を作っています。不思議な魅力のある作品ですね。
謎の金属パイプがものすごい説得力で描かれています。手前奥の表現も効いています。
手前のヘルメスがモザイクで描かれています。絵ならではの工夫された表現が良いですね。
まだ何も描かれていない木炭紙を大胆に構成に取り入れています。奥の表現が格好良いですね。
石膏が描かれた紙を包装紙として箱を包んでいるのでしょうか。実際の部屋の状況とは全く違うように描いています。凝った構成をキッチリした描写で描き切っていますね。
インパクトが強いですね。アイデアが面白すぎて頭から離れません。
デッサン2枚目、今年最後の課題は
「喜怒哀楽をテーマに絵を描きなさい」(トレーシングペーパー配布)
という課題です。
今回は藝大生のK先生も一緒に描きます。
描いている様子をモニターに映してみんなで見ながら製作しました。
K先生のデモンストレーション
なんと2枚目
ここから生徒の作品
背景と人物の描き分けが良いですね。木炭の魅力を十分に引き出していると思います。トレーシングペーパーを利用した構成も大胆で魅力的ですね。
光を強く意識した描写で力強い画面を作り上げていますね。トレーシングペーパーとの色の差もうまく利用しています。
アイデアが面白いですね。マスクがトレーシングペーパーになっています。この表情は一見「喜」に見えますが、果たして、、、?描写ができているので、深読みしてしまいますね、、、。
しっかりした描写が説得力を生んでいます。画面構成もシンプルで描写が引き立つように工夫されていますね。
みんな絵が面白いですね。
いろんなことに挑戦しているのがとても頼もしいです。
次はもっと構成を工夫するのか、描写を鍛えるのか、使ったことのない道具を使ってみようかな、、、など、自分のやりたいことができるように画面を考えていきましょう!!