こんにちは!基礎科です!
冬季講習会前期2が始まりました。
今回は各科専門課題にチャレンジしています。
専門課題とは、各専攻コース独自の課題のことです。
(油画コースは静物油彩、彫刻コースは粘土塑像、日本画コースは水彩による静物着彩、デザインコースと工芸コースは平面構成や立体構成など。すいどーばた基礎科では、高校1、2年生のうちから本格的な専門課題に取り組んでいくことができます。)
各科の専門課題の様子を早速紹介していきたいと思います!
○デザインコース、工芸コース
今回の課題は「モチーフ(赤い薔薇、キャンディ棒、クラッカー、キラキラリボン)を組み合わせて色彩構成しなさい」です。
クリスマスらしいモチーフで楽しい画面になりそうです。
平面構成が初めての生徒さんのために、すいどーばたでは授業の始めにレクチャーをおこなっています。
今回は藝大のデザイン科に在籍しているS先生が平面構成のレクチャーしてくれました!
T先生の薔薇のデモストもとても参考になります!
花は下書きの段階で丁寧に形を取ることが大切です。その花らしいシルエットが取れているか、しっかり確認しましょう!
着彩に入っても、モチーフの観察は怠らないように!
絵具の濃度のコントロールなどとても参考になりますね!
○日本画コース
日本画は静物着彩です!
今回のモチーフはこちら。ポインセチアが綺麗ですね。
「ひなた」「ひかげ」の差をしっかり描き分けましょうという課題です。
モチーフをどのように配置するかがポイントになりますね。
水張りのやり方も丁寧に教えてもらえます!
○彫刻コース
アバタのビーナスの模刻に取り組んでいます。
まずは芯棒制作からです!
彫刻コースでは水粘土を使用して塑像を行う際、芯棒を入れるのが基本です。
芯棒は、塑造板にビス留めした金属製のアングルに垂木や小割りをシュロ縄を巻きつけて固定して作ります。
どのように芯棒を組んでいくのか、モチーフと見比べながら決めていきましょう。
塑像で使う水粘土を練っていきます。
大きな塊で粘土をつけていきます。しっかりと隙間を詰めながら粘土づけしていかないと制作中に粘土の重みで崩れてしまうことがあるので注意です!
粘土に補助線を引きながら、遠くに離れて確認!!!!!!
この作業が1番大切な作業です!
離れて確認!いろんな角度から見比べ!!
この段階で離れて見比べると、傾きや動きなど大きな構造の違いに気づけると思います。
○油画コース
「アトリエに貼った図像と組み合わせて描きなさい」という課題です。
モチーフはこちら!
このモチーフと図像を組み合わせて制作します。(図像はプロカメラマンの作品です)
こんな感じでアトリエにずらっと図が貼られています。
かっこいい構図や疎密を意識して制作していきましょう!
○ビギナーコース
ビギナーコースのモチーフはこちら。
練炭、みかん、アルミホイルです。
ビギナーデッサンコースでも藝大デザイン科在籍中のI先生がデモストしてくれました。
デモストの様子は常に前のモニターで確認することができますよ。
デッサンは離れて確認するのがとても大切です。
I先生は何度も遠目でデッサンを見ていましたね!参考になります!
流石の仕上がり!
冬季講習会前期2もデモスト祭りで盛り上がっています!
換気されていて寒い中での制作ですが、皆さん風邪をひかないように。
前期2も頑張っていきましょう。