こんにちは、基礎科です!
ビギナーデッサンコース一学期後半の優秀作品を紹介します。
今回は10点、内容の濃いデッサンが並びました。
まずはビギナーデッサンコースに入って1番最初の課題の切り株のデッサンです。
木の断面の木目や細かい木の皮の表情がとてもよく描けています。
奥からの光線状態もわかりやすくていいですね!
二つ目はこちら、りんごと発泡スチロールの立方体です。
りんごのツヤっとした表情やみずみずしさ、発砲スチロールの角が崩れているような特徴もよく捉えられています。
モチーフ同士は離れていますが、しっかりと地面が平らに見えるところも上手です!
こちらも同じくりんごと発泡スチロールの立方体のデッサンです。
りんごの色味や形の捉え方がとても自然でいいですね。しっかりとした素描力と観察力を感じます。
発泡スチロールも抵抗感がしっかりと描けていますね。
りんごと発泡スチロール三枚目です!
ふたつのモチーフの色味の対比がとてもよく、黒から白まで上手に使えています。
りんごの反射光や模様などの描きわけもいいですね。
こちらは瓶、カラーボールと枝、小石の構成課題です。
質感の幅が広く、難易度の高い課題ですが、瓶やカラーボールのツヤっと感、枝や小石のゴツゴツとした特徴の描きわけがしっかりとされていますね。
中心の枝が手前に伸びてくるような奥行き感も上手です!
こちらも同じ課題です。
コントラストは抑え目ですが、光や色味がとても自然ですね。枝とカラーボールと瓶の隙間もしっかりと見えてきます。
地面に落ちた瓶の影が揺らいだような表現も巧みです。
こちらは私物デッサンというスターター課題最後のデッサンです。
グローブの細かい紐やレタリングもしっかりと描き込まれていてとても責任感のあるデッサンですね。
モチーフの構成やインクとペンの反射光など、見ていて自然に目に飛び込んできます。
同じく私物デッサン。
ぬいぐるみのふわっとした表情や人形のツヤっとした表情など質感の表現がいいですね。
布の模様、ぬいぐるみや人形の顔のような細かいところにも手が入っていて見所が多いです。
同じく私物デッサン。
ぬいぐるみのふわふわとした表情と筆箱の質感の対比がよく描けています。毛の質感が特にいいですね!
筆箱の中にペンが入っている状況も丁寧に描かれていて絵に説得力があります。
ラストも私物デッサン!
秋田の染物の布と秋田犬の置物、石を描いています。旅行の思い出の品なんだとか
布の端のほつれたところや模様を丁寧に観察し追うことで質感や形態感、平面に置かれている感じが見事に表現されています。
金色の秋田犬の置物の独特の質感も良いですね!
以上10点、ビギナーデッサンコース1学期後半の優秀作品でした!
ビギナーデッサンコースでは鉛筆の使い方からパースレクチャーなど、デッサンの基礎となる部分を一からわかりやすく説明していますので、デッサン未経験の方や初心者の方にお勧めのコースです。
夏季講習会にもビギナーコースがありますので、初心者の方はビギナーデッサンコースから始めてみてはいかがでしょうか!
2021年6月27日(日)〔基礎科〕