こんにちは、基礎科です。
最近は蒸し暑く、夏が近づいているのを感じますね。
今年度2回目の専門課題が終わり、どの科も優秀作品が多く出ました。
今回は油画コースの優秀作品を軽く紹介していきます。
今回はアトリエ内の任意の場所にスニーカーを置き、スニーカーとそれが置かれた場所の関係性を観察して描くという課題でした。
絵のメインとなるモチーフに対して、それ以外の要素をどのように組み合わせて構成していくのか。絵作りに大事な構図を考えることが、この課題で意識できたと思います。
さっそく優秀作品を見ていきましょう。
ベージュ色の油絵具の重厚感がいいですね。見下ろした構図が絵の中に奥行きを感じさせます。
垂れた布の前にスニーカーを置いて、誰かの足がそこにあるかのように見せています。
こちらの作品はミラーシートの前にスニーカーを置いて描いています。ミラーシートの現象をよく捉えられています。
それぞれのモチーフの画面の中の入れ方がとても綺麗で、すっきり見えます。
透明人間が歩いているような構成が非常に良いです。
構図はもちろん、背景や光の当たり方などのこだわりを感じます。
不思議な色合いとモチーフの配置の仕方が面白く、物語性を感じるような作品ですね。
いかがだったでしょうか。見応えのある作品ばかりでしたね！
感染症だけでなく熱中症にも気をつけて、暑さに負けずバリバリ制作していきましょう！
2021年6月16日(水)〔基礎科〕