こんばんは基礎科です。
寒いです、とても寒いですね。
寒いですが基礎科では前回の静物デッサンに続き専門課題に取り組みました。
「専門課題てなーーにーーー??」
専門課題とは、、
専門的な課題です!!!
例えば
油画科→→油絵
日本画科→→水彩画
彫刻科→→塑像
デザイン、工芸科→→平面構成とか立体構成とか
みたいな!!!!
今回はその中から彫刻にフォーカスして紹介させてください。
なぜなら、とても良く出来ていたから!!!
今回彫刻コースが取り組んだ課題はこちら!
アバタのヴィーナスです。
このアバタのヴィーナス、彫刻ではとてもよくつくります。
わりと小さな像ですが、よく見るとめちゃくちゃ情報量が多い!
この小さな首像のなかに、トルソ像くらいの動きが隠れているなんて言われていたり、、
なんか普通の顔じゃねー??
とか思ってしまいそうですが。
逆さまにしてみたりすると、、
どうですか?
感じませんか?
この美しい歪み
ほら!
グネーーーーン!!
すげーーー、先人マジすげーーー
こんな工夫で振り向くような動きを表現しているなんて。
でもでもこれはほんの氷山の一角、写真ではとても説明できない形の魔法が無限に隠されているんです。
そんな魔法の造形に高校2年生が果敢に食らいついています。
2点ご紹介します。
以前から大枠を捉える力は強かったのですが今回はさらに踏み込んだ高い精度の仕事ができました!!着々と力を付けています!!この調子!
柔らかな粘度付けと冷静に形を捉えようとした姿勢がとても魅力的でした!!他の制作が楽しみです!!
みんな最後まで集中して形を観察出来ていてとても良い制作になったと思います。
模刻という課題は単に形を写す練習ではなく、傑作と言われる作品に作者のどんな工夫が隠されているか、それを実際につくり研究する課題だと思います。
この経験は必ず立体だけでなく将来のすべての制作の糧になります!
いかがですか?
彫刻科、おすすめです。