昨日は風強かったですね
こんにちは、基礎科です。
夏季講習が本日で最終日となりました。
早いもので過ぎてみるとあっという間ですね。
各コースは専門課題、ビギナーコースが静物デッサンに取り組み終了です。
みなさんお疲れさまでした!
じつは私たちスタッフ一同、この夏に向けて指導資料プリントや実技導入の動画など、より良い指導環境をつくるために準備をすすめてきました。
みんなに共通で知っていて欲しいことはレクチャーやデモンストレーション、動画資料など、「見て感じる指導」を通じて理解してもらい、本当に大切な、「ひとりひとりへの個別指導」の時間の充実を図りました。
生徒の皆さんは「美術を志す」という大きな決断のうえで予備校に通ってきてくれていると思います。そんなみんなが選んでくれた時間を充実したものにし、将来の夢に向かってしっかりとサポートできるようこれからも、よりより一層 環境を整えていきますね。
そんなわけで最終日の模様をチラリとお伝えです!
まず、彫刻コースは念願のモデル首像を制作しました!
自分の顔を作る自刻像やお互いを見ながら作りながら、で制作する友人像など首像自体は作ってきたのですが、モデルさんを見ながら作るとなんといってもモデルさんがポーズ中ずっと動かないでいてくれるので、鏡で見たり動いていると見づらい部分もしっかりと追えます。
これ以上ない勉強になりますね。
林先生も張り切っ・・・て・・・
気づけば予定外でこんなに大きく作ってしまっています。
生きているものと生きているもののぶつかり合いで出来る首像課題だからこその作り進め方ですね。
彫刻コースはここ数年生徒数が増えたこともあり課題設定の自由度が上がっています。
基礎科の間に色々な課題やモチーフに触れて拡がりをもって受験科へ進んで欲しいですね。
日本画コースは齋藤先生がデモストをしています。
目で見て技を盗めるデモストの頻度が高いのが日本画コースの特徴。
この、すごい密度の仕事を、短時間でやるって大変だと思うんですが、先生たち、やってくれてます。
静かな空気の中生徒たちもチラチラ見に行っていて良い師弟関係的な空気が。
みんなも丁寧に、かつ大胆に画面を作っていっています。
プリント資料も受験科連携で整って来たのでより制作しやすい環境になってきています。
デザインコースと工芸コースは平面構成。
はじめに高橋先生によるレクチャーとデモストを見て、はじめての人だけでなく、経験のある人も何かを掴んで取り組んでいきます。
デザイン、工芸コースは学生講師の数が1番多い専攻になります。
現場指導は主に若い先生を中心に進めてもらい、ベテランがガッチリそれを支えるという良い役割分担も出来てきて、無駄なく限られた時間の中で密度ある情報を提供できる流れになってきています。
油画コースは油彩です。今年の油画コースは例年に増して課題ごとのバラエティが豊かで取り組む面白さに溢れていました。
受験科との連携を強化したこともありより油画コースらしい風格が出てきて、他の専攻の先生や生徒も面白そうだなーと見て刺激をもらってます。
アプローチがみんなそれぞれに違うのが面白いですよね。
また、これらの専攻がみんな一緒になって過ごしているのが基礎科の魅力だなと思います。
そしてビギナーコースは2課題続けて石膏デッサンを描いてきて、最後は静物デッサンです。
ナイスミドルな松橋先生が今年は来てくれたおかげでビシッとビギナーコースコースが締まりました。資料のアップデートなど新鮮に基礎科全体を見渡すベテランの先生がいてくれるのはめちゃくちゃありがたいです。
そして、今日の優秀作品です!各コース、力作が出てきましたよ!!
夏季講習はいろいろな先生たちが元気よくブログを書いてくれていたので、最後はちょっと真面目に裏側紹介みたいな感じでした!
こう、オレら、めっちゃ頑張ってるんだぜ!てことが言いたいわけではなく、
みんなの頑張りに応えられる場所作りをこれからもしていくから、一緒に頑張ろう!て感じです。
ではでは夏季講習に参加したみなさん、おつかれさまでした!
よく体を癒して、学んだことを今後へ活かしていきましょう。
どばた生のみんなはまた新学期に、次回講習会でお会いするみんなや他の場所で頑張る人たちはまたいつかのタイミングでお会いできるのを楽しみにしています!
ではではー!
追伸
すいどーばた基礎科の動画チャンネルがあります。
日常の授業での講師のデモストレーションやレクチャー等の様子をご紹介しています。
そちらも宜しくお願い致します!
https://vimeo.com/channels/1398092
2018年8月24日(金)〔基礎科〕