基礎科 ギャラリーにいってみよう!

こんにちは、基礎科です。
この間気になる展示があれば足を運んでみようというブログをあげましたが、
今日はギャラリー、画廊について少しお話したいとおもいます。
美術作品を鑑賞する主な場所としては美術館やギャラリーが広く知られていますが、美術館は博物館や映画館と同様、チケットを購入し鑑賞、という実に分かりやすいルールがあります。
が!
ギャラリーや画廊と言われる場所って、美術館のように大きくもないし、なんか入っていいかどうかわかんないし・・て感じで慣れてないとちょっとよくわからない場所かな、なんてのも思います。


ドーーン!
なので今日はギャラリーに行ってしまいましょう!
場所はこちら、南千住にあるギャラリー HIROUMI。
たいていギャラリーはそんなにアクセスがめちゃくちゃ良い場所にあるでもなく、
街中に突如出現したりします。
「えーどこなの、わかんない死にそ・・・あ、ここかー!」
なんてことはザラにあります。
街中散策も一緒にできちゃうわけです!(ポジティブシンキング)


このギャラリーさんでは我らがビッグ・ボス、吉田朗の展示が開催中です。
で、まずは入ってみましょう。
特に注意や掲示などがない限りは無料で普通に入ってしまってOKです、さあ入っちゃえ!!


おお〜
入ると作品が展示されているので鑑賞するわけですね・・・当たり前のこと言ってますね今。
ギャラリー、画廊とは画商さんが経営するスペースのことを指し、大きな規模の美術館よりも企画の規模や視点がミクロな場所であることが多いです。
また日本ではスペースを貸し出す貸画廊というシステムもあります。
誰もいない空間に入るのは勇気がいるかもしれないですが気にせず入ってしまいましょう。または、ギャラリー側の人がいる時も多くあります。
小さな空間に知らない人とふたりきりとかになっちゃうかも・・・とか思うかもしれないですが気にしないで。
忍びの如く気配を消してくれる人、積極的に話しかけてくれる人、色々いますが自分が鑑賞を楽しむことを1番に考えて。
(誰もいなそうな時も大抵裏手とかにスタッフさんがいたりするよ)
と・・・


あっ!
朗さんだ!!!
どっから現れたんだこの人悠々とコーヒーなんか飲みやがって!!!


「いやー無事に展示始まってなにより〜」
そう、ギャラリーでは作家本人が在廊していることもあって、日取りが合えば直接話が聞けたりしちゃう機会もけっこう多いんです。


あとギャラリーにはそこのギャラリーに所属している作家や過去に展示した作家たちのポートフォリオが置いてあるところが多いです。
展示ではその時の新作などが見れるわけですが、ポートフォリオを見ることで過去作品も見ることができるわけですね。
また画商さんがしっかり作家をセレクトしているギャラリーではそのギャラリーの色というか、統一された作家群で揃っていることも多く、この人好きだな!と思ったら近しい要素をもった別の作家を知ることもできます。

今日お邪魔したこのギャラリーはアーティストランスペースという、画商さんがコントロールをしたり場所を貸すだけのスペースとは違い、作家たちが自治運営していく場所なので、バラバラのスタイルの作家たちの作品をポートフォリオで見ることもできます。


あとギャラリーの大きな特徴は作品が販売されていることが多い、てことでしょうか。
「値段が書いてあるし、買わない人は来るなよみたいな感じなのかな・・・」と思っちゃうかもしれないけど、これも気にしないで。
買える人が買えばいいんです。見る人は見る人で刺激を受けたりしていいものを作ることに繋げることも、ギャラリーの役割として大切な要素だからそんな風には思われないよ!
いつか買いたい!と思ってお金持ちになる仕組みを考えることも夢があるね。
夢、あるな〜〜〜〜


「楽しんでくれた?」
うわびっくりした!!
なんでか吉田先生はパンクな似顔絵になってしまったけど、
ギャラリーのお話でした!
いろいろなところにたくさんのギャラリーがあります、面白そうな展示があったら、気にせず足を運んでみてね!

吉田朗「play with soft toys」cut & paste,attach LED neon and polyhedra

会期 2018.7.7(土) – 7.27(木)11:00–17:00
閉廊 日曜日 オープニングレセプション 2018.7.7(土) 18:00〜20:00
協力:ユカリアート

ギャラリーHIROUMI  http://www.galleryhiroumi.com/exhibition.html

2018年7月11日(水)〔基礎科

コメントを残す