こんにちは、基礎科です!
先日のブログで、夏季講習会Ⅲ期(B)の初日のアトリエの様子をアップしましたが☟
今日はその課題で上がってきた作品群をご紹介したいと思います。
このデッサン課題は2日間。
今の講習会期間は一日7.5時間授業なので、講評会の時間を抜いても通常授業よりもじっくりと取り組むことができます。
日本画コースの水張り作業。
鉛筆を握る前から作品制作は始まっているのである。
油画コースのアトリエ。
形態・量感の正確性だけではなく、画面全体の絵画性も含めて考えます。
ではでは、早速、各コースごとの作品をご紹介します✉️
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油画コースからは、ちょっと珍しい石膏『アルカイック・スマイル首像』。
背景のパーテーション、石膏台の描写、そこに石膏が置いてあるLive感・空気感がよく伝わってきます。
日本画コースからはモリエール。柔らかに当たる光を丁寧に追うことが、白く美しい石膏の全体像を立ち上がらせています。
デザインコースからは3枚のモリエールの横顔作品。
明暗の移り変わりが的確に捉えられているのは勿論ですが、鉛筆/消し具等の道具を走らせる筆致に着目すると、その巧みさによって石膏という物質の持つ密度感がよく表現されているのがわかります。
工芸コース。ビシッと描き上げられた説得力の高い一枚。プロポーション、陰影、量感、質感。まだ受験生ではない学年にして、高いバランス感覚が伺えます。
ビギナーデッサンコースは卓上のブロッコリー🥦、紙コップ🥛、銀テープ、ハサミ✂️でした。
手前は講師のデモストライブ中継🎥
学生は自身のペースで制作に集中したり、迷ったら手を止めてモニターを見たり👀📺
そして上がってきた2枚の優秀作品。
ツルンとした紙コップと対照的に、特にブロッコリーと銀テープの質感は難易度が高かったでしょう。2作品ともに鉛筆の種類を上手に使い分けて質の差を表現しています。
また、工業製品であるハサミのシャープさも作品全体の精度を高いものに押し上げています。
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夏季講習会が7月21日より始まりました!
基礎科のコースでは、全コースで初めて実技を取り組む方に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、是非この夏からチャレンジしてみませんか?
↓ 詳しくは下記よりご覧ください!
2024年8月23日(金)〔基礎科〕