こんばんは、基礎科です。
電車のダイヤが休日運行でびっくり!
今日は「山の日」、今年から施行された祝日なんですね。
すいどーばた基礎科では、今日から夏季講習・中期 Ⅱコースが新たに始まりました。
最初の課題は石膏デッサンです。
今期もまた、初めてデッサンに取り組まれる学生さん対象に構図・明暗レクチャーを行いました。
多数の参加がありました!
皆さん、大変集中して聞いています!
今回のレクチャーは、彫刻・デッサンコースの中里先生が担当しました。
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レクチャーの後は、初心者対象に画材説明と描きだしのデモストレーションを木炭と鉛筆、それぞれで行いました。
今回の木炭デッサンの説明は油画コースの橘先生です。
木炭紙には表と裏があります。「MBMの文字が読める方が表だよ!」
「紙の凹凸の目が網戸みたい?に見える方が表だよ!(Y先生)」
「MBM木炭紙」はフランス製の高級木炭デッサン専用紙です。
消しゴムの代わりに食パンを使います。
本館B1にある画材屋「あーる」で購入できます。
木炭にもいろいろ種類がありますよ。試してみましょう!
木炭は大胆に調子をのせたり取ることができます。
思い切って描きましょう!
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鉛筆デッサンはデザインコースの木村先生が担当しました。
鉛筆の削り方から丁寧に説明しました。
字を書くときと違いデッサンでは芯を長〜く出します。
木の部分もしっかり削り、ねかして描くときに芯が幅で画用紙にあたるようにしましょう!
計り棒やデスケルの使い方、注意点を解説し石膏デッサンの描きだしから、構図やプロポーションを確認・修正、大きな明暗の調子をつけるところまでのデモストをしました。
木村先生は東京芸大デザイン科在学の学生講師です。基礎科の生徒さんとも年齢が近いですよ。
芸大キャンパスの様子や受験のことなど、いろいろ話を聞いてみてくださいね!
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今回取り組む石膏は「ヘルメス」です。
実物はギリシャの古代オリンピア考古学博物館に展示されています。
『幼いディオニューソスを抱くヘルメス』
オリンポス12神の一人
プラクシテレス作と言われています
紀元前100年頃制作 1877年オリンピアにて発掘
石膏像ヘルメスの向かって右側の肩の上のものはディオニューソスの手なのですね。
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今期から初めて参加した人も、継続で参加している人も暑さに負けずガンバロー!!
実りの多い夏になるはず!