こんばんは、基礎科油画コースです。
中期2(8月11日〜16日)が今日で終了!お疲れさまでした。
1課題目の共通デッサンを終え、3日目から各コースに分かれて専門課題に取り組みました。
課題は静物油彩で、モチーフはプレス缶とオーナメント。
まずは初心者へ油絵具や油の種類・特徴、道具の使い方などをレクチャーしました!
水彩は水が蒸発して固まるのに対して、油絵具は酸素と結びついて固まるのでドライヤー等で風や熱を使って早く乾かそうとしても乾きません。。。
厚塗り等をするときには速乾剤のメディウム等をしっかり混ぜるのがおすすめです。
そしていよいよカラフルでギラギラしたモチーフにきらきらギラギラした目でそれぞれ挑みます。
服や持ち物などの好みや人間性、さらにそれらとのギャップまでも絵から感じられて、見ているのがとても楽しかったです!みんなキャラ濃いなぁ〜
そして、絵を描くために最もと言っていいほど重要なのが筆洗い・・・!
筆も毛質、形、長さと種類はいろいろですが、絵の具を付けたまま放置してしまうと固まってダメになり、使えなくなってしまいます。
ウエスと揮発油などを使ってしっかり絵の具を拭き取り、筆洗液で良く洗った後、固形石鹸を使って手のひらでぐるぐると根元から汚れが取れるように洗います。色のついた泡が出てこなくなったら、水でしっかり洗い流して終了です。
余談にはなりますが、人によっては一緒にお風呂に入り、自分の髪の毛を洗うようにシャンプーとコンディショナーまでする人もいるようです!愛ですね♡♡♡
そして2つ目の専門課題も静物油彩。
1課題目に受けた講評や反省を生かして、2課題目は下地作りのレクチャーからスタートです。
失敗や反省を生かして自分にあった描きすすめ方を模索していきます。
モチーフのどこにキュンとしたか、自分の課題点や得意なことは何なのか、絵をみた人をどんな感情にさせたいか、どんな絵を描きたいかを最初の段階で明確にして完成イメージをまとめたエスキースを作ります。
油画は”油”画というものの、油彩課題では画材はだいたい何を使っても大丈夫!笑
描きたい絵のイメージをしっかり持って、それにむかってどんどん突き進みます。
マイワールド全開でいきましょう!
/買いたての広角レンズのおかげでアトリエが一望できる写真が撮れるようになりましたヨ! \
最終講評。
同じモチーフを描いているのに想像を超える発想やそれぞれの表現で個性豊かな作品が一斉にならびました。
これぞ油画の醍醐味!
(講評しているところの写真を取り忘れていたので片付け中のところtake2で撮らせてもらいました!素敵な後ろ姿をありがとう〜!中期2お疲れさまでした◎)
いっぱい遊んでいっぱい食べて、
いっぱい描いて!
引き続き素敵な夏をお過ごし下さい♡
2016年8月16日(火)〔基礎科〕