こんにちは、基礎科ビギナーデッサンコースです。
10月後半で出ました生徒の良作品をご紹介しましょう!
リンゴ赤色の表現がよく発泡スチロール立方体との固有色の差が明快です。それぞれモチーフの表面の観察も丁寧でとても良いです。
リンゴはよく単純化されてしまいがちですが、このデッサンでは肩からヘタへの入り込みや起伏など形の観察がてとも丁寧で良いですね。
柔らかく鉛筆の調子(トーン)を置いています。固有色の差も意識されてますね!ここから光の当たっている領域にさらに描き込みが入るとよいですね。
光の意識が良いです。モチーフもそれぞれしっかりと表現され力強いですね。
オランダビールの濃色の瓶と玉葱との差がよく出ています。ここまでしっかりと濃い色を使えた経験は今後の制作に役立つはずです。
時間をかけて喰らいついて描写し、見応えのある作品になっています。玉ネギの観察がとても良いですね、臨場感があります。
ガラスの表現にやや粗さが残りますが、木枝の観察や調子(色)の乗せ方など丁寧で良いですね、モチーフそれぞれの固有色なども伝わってきます。
靴の表皮の色の違いがしっかりと塗り分けられているので、遠目にも明快なデッサンです。
ここからもう少し細部を描き込めると説得力がでてきます。
任意に選んだ恐竜のフィギアをモチーフにデッサンした課題です。密度も高く特に頭部の描き込みは説得力が出てきています。
ビギナーデッサンコースでは任意にモチーフを卓上に配置して描くのですが、画面の収まりや空間を意識した配置をしており、デッサンもその置かれた状況の自然な表現が良いです。
10月~11月は基礎科への新入生がとても多い時期でもあります。
高2生の中には、「実技未経験なのに今からのスタートでは遅いのではないか?…」と心配される人が多いですが、大丈夫です!
ビギナーデッサンコースでは未経験者でも安心のスタータープログラムが用意されています。
どんな時期に入学されてもその日から実技をスタートし基礎力をつけて着実にステップアップすることができます。
迷っている方は基礎科の無料体験授業に参加してみてくださいね
2021年11月2日(火)〔基礎科〕