油画科昼間部のN先生によるレクチャーがありました！
東京藝大合格者の再現作品を多数観せてくれました。
（再現作品とは、入試で実際に描いた作品を、同じように再現して描いたもう一枚の作品の事です。）
同じ課題とは思えない多様な作品群、、、
その作品一点一点、何を考えてどう工夫して描いたのか詳しく話してくれました。
絵を読み解く力も大切ですね！
基礎で自分たちがやっている「観察と描写」の先に何があるのか、どうやって「作品」へと昇華していくのか、
そのために皆が出来ることは何なのか、、、とても面白く興味深いレクチャーでした！！
今回の専門デッサンはこのようなモチーフでした。
普段ならメインになるはずの石膏よりも背景が強く見えるセットですね。
格好良い構図を探し、奥を描くことで強い画面を作る課題です。
良い作品が出たので紹介します。
描写でしっかり完成度をあげた人、切り取り方を工夫した人、色の塊に注目して描いた人、、、
それぞれ注目している点が異なり、工夫も異なり、独特で力強い作品が出来上がりました！
今後油画コースでは考える課題が増えていきます。皆がどんな作品を作っていくのか、とても楽しみです。
2021年10月8日(金)〔基礎科〕