基礎科 2019冬季講習会中期Ⅰが終わりました!

こんにちは、基礎科です。今日12/26(木)で、冬季講習中期Ⅰが終わりました。お疲れ様です!今日は毎日頑張ったみんなの様子を紹介していきます!

最初の二日間は、各科ブルータスとジョルジョの石膏デッサンに取り組みました。いろんな先生たちがデモストをしてくれました。みんな一生懸命見ていてえらい!デッサンを初めて描くという子も多かった中、レベルの高い作品がたくさん出ました。

最後の二日間は専門課題に取り組みました。専門課題では、各科の専攻別に専門的な課題が出題されます。

油絵コースは油彩をしました。いろいろな道具&絵の具を使いこなしながら、一生懸命描いています。同じモチーフなのにみんな画面の色が全然違う!すごい!

日本画コースでは静物着彩をしました。繊細な筆使いで、丁寧に色をのせていきます。。。みんなお花の色を鮮やかにのせられていますね!すごい!

彫刻コースではハトの粘土塑像をしました。自分の作品をいろんな方向から確認して形を作っていきます。立ちっぱなしで疲れるけど、みんなちゃんと動き回っててえらい!

そして真剣な表情でみんなに見つめられるハト。。。かわいい!!!!!

デザインコースと工芸コースは、粘土課題でした。みんなモチーフのスポンジをよく観察して、表情を読み取っていますね!粘土ベラや三角定規を駆使して綺麗な形を作っていきます。粘土の扱い方にもどんどん慣れていって欲しいです!

ここからは今日の優秀作品です。まずはビギナーコースから。

軍手のブツブツまで含め各モチーフを丁寧に追えていて、しっかりと状況説明ができています。

狙いのある構図設定にきちんと責任を持ってやりきれていますね!

続いては日本画コース。

一つ一つのモチーフをよく観察し表情がとてもリアルです。こちらはなんと高校一年生!

質感と固有色の違いにしっかり反応し力強い仕上がりです。

工芸コースの立体構成課題。

明度計画、メインのモチーフの見せ方がいいですね!時間配分も制作に対するの姿勢もいい感じ!この調子で!!!

ここからは彫刻コース。

静的な印象で横からのシルエットが非常に魅力的な立体に作れてこれました。ブロンズとかにも置き換えてみたくなりますね。

狙いの明確な制作風景でかっこいいポーズとシンプルな形態感が目を引きます。

何気ない動きを自然に作りながら、隙間を作ったり質感を変えたえり色々な取り組みができています!

鳩のシルエットを自然に引き出せていますね。ベースとの兼ね合いもいい感じです。

体をぎゅっと寄せたポーズに動きをつけた狙いと、作り込んできた毛の表情が遠目で見ると自然なメリハリになっていて魅力的です。

人生初の塑像作品!萎縮せずに目にしたもの、感じたものを作っていっているその姿勢が何より◎ですね。

こちらは林先生のデモスト。まだ作り始めてちょっとしか経っていない段階ですが、構造と粘土表現のメリハリが効いていてカッコイイですね。

参考にしてみてね!

そしてここからは夜間コースの優秀作品です!

縦構図にしっかり迫力ある絵面を作ってこれました!左のボールと奥の瓶の密度がかっこいい!

全体の清潔感ある見やすさとブロックの色味・質感が目を引く表現になっていて素敵です!

全体の描写のハイクオリティ感がすごいですね。手前の綿の表現も実に見事です!!

 

というわけで、冬季講習Ⅰの様子を伝えいたしました。改めて、本当にみんなお疲れ様でした。。。

明日からの中期Ⅱにも来るみんなは、寒いけど体調に気をつけながらまた頑張っていきましょう!

2019年12月26日(木)〔基礎科