芸大コース 私大コース
実践課題を積み重ね、学科もしっかり抑える夏季講習!
私大デザイン科では、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ期、終日7.5時間のコースを設けています。
講習会を充実したものにするために、この講習期間の目標を立てましょう。そして、その目標を達成するためには、どのようなことを実行しなければないかを考えておいてください。あまりおおきな目標ではなく、ちょっと頑張れば手が届きそうなところに目標を置き、目標の達成を成功体験と捉えましょう。小さな成功体験を積み重ねていくことが大きな目標に近づくことが必要だと考えて、一人一人が真剣に考えた大切な目標を中心にして、講習会を受講してくれている皆さんと担当講師が関わっていきます。
短期:夏季講習のウォーミングアップ
短期の1週間は、前期、中期、後期と続く夏季講習会の準備期間と位置付けています。
昼間部は、<DG1私大平面系デッサン[強化]>の1コース。
夜間部は、<DU1夜間 高校生のための多摩美大手のデッサン [集中]>、< DV1夜間 高校生のための武蔵美大 静物デッサン[集中]>の2コースです。
多摩美、武蔵美を受験のメインターゲットにした場合、平面系も、立体系も、手のデッサンと静物デッサンの両方の対策をする必要があります。
しかし、あまり、心配することはありません。デザイン科で求められているデッサンは、モチーフがどんなものであっても、まず明暗関係を捉え、ぱっと見の印象をつかむことで、全体の見え方を作ることが重要です。そこで昼間のコースでは、明暗関係をしっかりと理解するためのコースとして設定されています。私大平面系となっていますが、立体系志望の人が受講されても満足してもらえるコースになっています。
夜間部のコースは、特に、日常の高校での授業が継続していて、昼間部のコースが受講できない高校生に受講してもらいたいコースです。描いた分だけ、上手くなるこの時期、昼間部のコースを取ることができる時期までブランクを空けず継続する必要があります。また、少し、デッサンに不安がある人にとっては、昼間部のコースと合わせて受講することで、デッサンの経験を増やす機会でもあります。
特に高校生のために設けたため、問題が分散しないように<DU1>多摩美大(グラフィック・プロダクト・テキスタイル)系として、手のデッサン。<DV1>武蔵美(視覚伝達・工芸工業・空間演出)系として静物デッサンとなっています。
もし、どちらにしようか迷っているようでしたら、少しでも得意な方を選択し、前期中期後期と続く夏季講習会に弾みをつけてほしいと思います。
前期/中期:シミュレーションと新たなステージへ!また目標の明解化を!
前期、中期は試験時間に合わせた傾向と対策とともに、自分の問題を解消したり、自分のステージを上げるためのこれからの問題を探したり、考えたりする、自己研究の時期です。また、自分が進もうとする道をはっきりさせ、受験に向かうための気持ちを固める時期でもあります。
<DC2視覚伝達・グラフィク充実期間 前期>、<DD2私大立体系充実期間 前期>、<DE2志望校別基礎 前期>。
<DC3視覚伝達・グラフィク実践期間 中期>、<DD3私大立体系実践期間 中期>、<DE3志望校別集中 中期>。の3コースずつです。
<DC2視覚伝達・グラフィク充実期間 前期>、<DD2私大立体系充実期間 前期>、<DC3視覚伝達・グラフィク実践期間 中期>、<DD3私大立体系実践期間 中期>の一日課題では、時間内での制作のプロセスやリカバリーなど、個人個人が試験で起こりうるさまざまな問題を発見し、解決するための方法を講師とともに考えることに主眼が置かれます。
二日課題では、じっくり時間をかけて作品を作ります、また、今年度に合格した多摩美武蔵美生を招いたデモンストレーション、座談会等も行います。どのような気持ちで、受験勉強をしていたのか?どのような問題を抱え、どのように解消しようと努めたかなど、合格した体験を直接聞くことは、来年の受験に向けてのとても良い参考となるでしょう。
<DD2私大立体系充実期間 前期>、<DD3私大立体系実践期間 中期>では、昨年に引き続き武蔵美工芸工業デザインの入試変更に伴い、「平面構成0R 構想力テスト」とし選択制として対応します。
<DE2志望校別基礎 前期>や<DE3志望校別集中 中期>の2コースは、多摩美の統合デザイン、情報デザイン。また、武蔵美の基礎デザイン、デザイン情報が第一志望の人、芸大以外の国公立、多摩美・武蔵美以外の美術系大学、専門学校などを志望している人や、美大受験を志し、まだ日が浅かったり、志望大学がはっきりと決めることができていない人のためのコースです。このコースは、毎年多数の受講者がいます。上記のような人たち迷わず受講してください。ここは経験豊富なベテラン講師が担当し、一人一人と丁寧な面接を重ねた上で、適切な課題を用意します。また、面接の結果、他のコース(私大平面系コース、私大立体系コースや他の科)に移行する人もいます。そのため一課題のスパンが他のコースと概ね揃っています。また、各美大の近年の受験状況の詳しいガイダンスも行いますので、自分が志望している大学が本当に自分の希望している大学なのか確認することもできます。
特に美大受験を志し、まだ日が浅かったり、志望大学がはっきりと決めることができていない人は、<DE2志望校別基礎 前期>から受講し、中期には、はっきりとした目標を持って講習会に臨めるようになりましょう。
多摩美環境、テキスタイル、武蔵美空間演出を受験する人は、<DD2私大立体系充実期間 前期>、<DD3私大立体系実践期間 中期>を受講してください。
後期:講習会での成果の確認と今後の目標を設定する。
後期は、夏季講習会のまとめと、二学期に向けての準備期間です。
<DE4私大平面系特別強化コース1、2>、<DF4私大平面系特別強化コース1[模試のみ]>、 <DG4私大立体系特別強化コース1、2>、<DH4私大立体系特別強化コース1[模試のみ]>、の4コースです。
前半の3日間の<DE4私大平面系特別強化コース1>模擬試験、<DG4私大立体系特別強化コース1>模擬試験、では、1日目は武蔵美、二日目三日目は多摩美に対応し、一日毎に採点講評していきます。講師陣が別室で実技作品を採点している待ち時間には、英語と国語のチェックテストを行い、その結果から、信頼できるすいどーばたの学科スタッフが、現在の学科の状況や今後の勉強法についてのレクチャーを行います。
後半の3日間の<DE4私大平面系特別強化コース2>特別強化プログラム、<DG4私大立体系特別強化コース2>特別強化プログラムでは、前半の模擬試験の結果を受け、それぞれ個別に必要だと考えられる課題(初動、展開、調整など)を用意します。
講習会の初めに立てた目標が達成できたかどうかを確認しながら、秋に向けての新たな目標を設定するために具体的にどのようなことが必要なのかを担当の講師とともに考えながら進めていきます。前半3日間を< DF4私大平面系特別強化コース1、2>では、近日に発表された武蔵美工芸工業デザインの来年度入試の変更に伴い、パンフレット上では平面構成と表記されているところを「平面構成0R 構想力テスト」とし選択制として対応します。
講習会の初めに立てた目標が達成できたかどうかを確認しながら、秋に向けての新たな目標を設定するために具体的にどのようなことが必要なのかを担当の講師とともに考えながら進めていきます。前半3日間を<DF4私大平面系特別強化コース1[模試のみ]>、<DH4私大立体系特別強化コース1[模試のみ]>、として受講することも可能ですが、2コース通しての受講がお勧めです。受験に向けて大切な二学期を迎えるための重要なコースとしてぜひ受講してください。
以上が講習会期間のおおまかな紹介です。
高校などの日程とコース設定が合わない人や、どのコースを受講すれば良いか、課題内容等、分からないことがありましたら、どのようなことでも構いません、お気軽にご相談ください。
昼間コース
EE1 私大系デッサン[導入] Ⅰ期 7.5h
私大系のさまざまなデッサンを網羅した、実践課題前の導入コースです。
EE2 EE3 多摩美グラフ・武蔵美視デ[バランス]Ⅱ期・Ⅲ期 7.5h
多摩美術大学グラフィックデザイン学科・武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科の両方を志望校とする
受験生のための、バランス良く対策できるコースです。
EF2 EF3 多摩美グラフ[集中]Ⅱ期・Ⅲ期 7.5h
多摩美術大学グラフィックデザイン学科志望の受験生のための集中コースです。
EG2 EG3 武蔵美視デ[集中]Ⅱ期・Ⅲ期 7.5h
武蔵野美術大学グラフィックデザイン学科志望の受験生のための集中コースです。
※多摩美グラフ・武蔵美視デの両方を志望する場合は、『多摩美グラフ・武蔵美視デ[バランス]』の受講をおすすめしています。
基礎的な内容をベースにし入試に即した実践課題を行います。多摩美グラフ、武蔵美視デに合格した現役の学生によるデモンストレーションを予定しています。
近年の入試傾向を踏まえ、応用課題も行っていきます。
Ⅲ期後半は試験時間への対応も踏まえた課題編成となっています。
EH2 EH3 多摩美・武蔵美 立体系Ⅱ期・Ⅲ 7.5h
(対応学科 多摩美:プロダクトデザイン、テキスタイルデザイン/ 武蔵美:工芸工業デザイン、空間演出デザイン)
基礎的な内容をベースにし入試に即した実践課題を行います。合格者や講師によるデモンストレーションを予定しています。近年の入試傾向を踏まえ、応用課題も行ってい
きます。Ⅲ期後半は試験時間への対応も踏まえた課題編成となっています。コースの初日に課題アンケートで課題内容を決定します。
EI2 EI3 多摩美・武蔵美 志望校別Ⅱ期・Ⅲ期 7.5h
(対応学科 多摩美:統合デザイン、情報デザイン(情報デザイン・メディア芸術)、劇場美術デザイン、工芸、建築・環境デザイン/ 武蔵美:基礎デザイン・情報デザイン)
多摩・武蔵のさまざまな学科に対応するためのコースです。
志望度に合わせ最適な対策バランスを面談により決定することが可能です。コースの初日に課題アンケートで課題内容を決定します。
※多摩美グラフ・武蔵美視デのいずれかを併願する場合は申し込み前要相談。
EJ2 EJ3 志望校別 Ⅱ期・Ⅲ期 7.5h
面談を行い、志望校に対応するためのカリキュラムで対策します。コースの初日に課題アンケートで課題内容を決定します。
対応校については必ず右側QR コードを読み込み、ご確認ください。
※多摩美グラフ・武蔵美視デのいずれかを併願する場合は申し込み前要相談。
EE4 静物・卓上orモチーフ構成デッサン Ⅳ期 7.5h ( 武蔵美視覚伝達デザイン、工芸工業デザイン、空間演出デザイン、その他 該当コースの内容が入試に必要な学科)
EF4 手のデッサン[強化] Ⅳ期 7.5h (多摩美グラフィックデザイン/ テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、その他 該当コースの内容が入試に必要な学科)
EG4 平面構成(モチーフ)[強化] Ⅳ期 7.5h (武蔵美視覚伝達デザイン、空間演出デザイン/ 多摩美テキスタイルデザイン、その他 該当コースの内容が入試に必要な学科)
EH4 平面構成(イメージ)[強化] Ⅳ期 7.5h (多摩美グラフィックデザイン、プロダクトデザイン/ 武蔵美工芸工業デザイン、その他 該当コースの内容が入試に必要な学科)
美大受験で必要な実技を、ジャンル別にピンポイントで強化できるため、苦手の克服や得意をさらに伸ばしたい方どちらにもにおすすめのコースです。
最終日には私大合格者による座談会を予定しています。現役美大生からのアドバイスを受ける良い機会です。
※合格者のスケジュールにより日程が変更になる可能性もあります。
私大推薦対策実技
多摩美グラフィックデザイン学校推薦型選抜に対応した実技対策を行うコースです。
EJ1 EJ4 多摩美プロダクト学校型(推薦)実技 Ⅰ期・Ⅳ期 7.5h
多摩美プロダクトデザイン学校型選抜の実技「選択A アイデア」「選択B デッサン」に対応した対策を行うコースです。
EK1 EK4 多摩美テキスタイルデザイン総合型(推薦)実技 Ⅰ期・Ⅳ期 7.5h
多摩美テキスタイルデザイン総合型選抜の実技「選択A デッサン+色彩構成」に対応した対策を行うコースです。
- 各コースともカリキュラムは多少変更することがあります。
- Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期・Ⅳ期を組み合わせて受講することでより強化が図れます。
- 各コースは定員になり次第、締切らせていただきます。
- 講習会の初日にオリエンテーションを行い、カリキュラムの説明や用具のレクチャーをします。
- 課題毎に講評会を行います。
※授業準備の関係上、受講申込みは開始日の3日前までにお願いします。
用意するもの|私大・他コース( *詳しい道具の説明は初日に行います。) | |
デッサン | B3パネル、B3画用紙、鉛筆(4H -6B)、練りゴム、クロッキー帳(B4サイズ程度)、フィキサチーフ(定着液)、ティッシュ、擦筆、消しゴムなど |
平面構成 | B3パネル、B3ケント紙水張り、水張り用具一式、アクリルガッシュ、筆、絵具皿、筆洗い、直定規、三角定規、コンパス、烏口、クロッキー帳(B4サイズ程度)、雑巾、紙パレットなど |
画材あ~る TEL 03 - 3983 - 2420 URL http://www.ar-t.jp |
用意するもの 芸大コース( *詳しい道具の説明は初日に行います。) | |
デッサン | 芸大サイズパネル、M 画用紙、鉛筆( 4 H - 6 B )、練りゴム、クロッキー帳、フィキサチーフ(定着液)など |
平面構成 | B 3パネル、M 画用紙水張り、アクリルガッシュ、筆、パレット、筆洗い、直定規、三角定規、コンパス、烏口、色鉛筆、クロッキー帳、雑巾など |
立体構成 | 水粘土8kg (貸出)、粘土板(貸出)、ビニール袋(50cm*60cm 程度)、ヘラ、霧吹き、雑巾、直定規、三角定規、ハサミ、カッターナイフ、接着剤、B 3 パネル、クロッキー帳など |
画材あ~る | TEL 03 - 3983‒- 2420 URL http://www.ar-t.jp |
学科集中講座
オンライン
オンラインコースでは受験する専攻を申し込み時に選択して下さい。対応する課題をお送りします。
武蔵美対応:視覚伝達デザイン、工芸工業デザイン、空間演出デザイン、
その他(お問い合わせ下さい)
多摩美対応:グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、統合デザイン、情報デザイン、
その他(お問い合わせ下さい)
※各コースオンラインによる面談があります。
▼ 重要事項です。
オンラインで受講される方は必ずご確認ください ▼
onlineコースを受講するための条件
- 自宅・学校・その他で制作場所を準備できる方。
- スマートフォン、タブレットあるいはパソコン(カメラ、マイク、スピーカ付き)を持っている。(スマホor タブレット+ パソコンが望ましい)
- メールまたはLINE のやり取りが可能である。
- 通信制限を気にしなくても大丈夫な環境がある。
online コースを受講するまでの手順
※申し込みは準備の都合上、受講コース初日の3 日前までとします。
※各コースとも定員になり次第募集を締め切らせて頂きますのでお早めにお申し込みをお願いいたします。
受講料
申込料:5,000円
◎申込料免除の特典があります。詳細は特典欄参照。
受講料
申込料:5,000円
◎申込料免除の特典があります。詳細は特典欄参照。
※マイページからのお申込みになります。