私大デザイン科 2025

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K.Nさん

合格大学:武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科

出身校:川口北高等学校 現役

『どばたで良かった

私は作品がうまくいかない時にとっておきの解決方法を持っており、それを心の支えにして一年間頑張りました。 それは至ってシンプル、他の人の良い作品を見るのです!ただ見るわけじゃありません。しっかりと分析するのです。悔し涙を滲ませながらも分析してると、次第に絶望感が湧いてきます。何故こんなにも俺の平面は…デッサンは、酷いのだろうか、と。しかしそこでふと我に帰ります。所詮絵じゃないかと、どんなに上手な人の色彩構成でも、それは自分と同じ時間内で作られたものであり、よく見れば、どんな手順で描いたのか、どんな色使いか、技法かを分析することができます。 そして、ひと通り見た後思うのです。『あいつにできて俺にできない事りはない』と。
スラムダンクの主人公である桜木花道はよく自分のことを天才と自称します。そんな彼のように私も『天才的な自分にできないことはない!』という気概でこの一年なんとか乗り越え、合格を勝ち取ることができました。 今思い返せば私は他の人と自分とを比べて一喜一憂することが多かったですが、それは幸せなことだったように思います。多くの面白い友人や講師の皆さんがいて、色んな(不本意ながら)素晴らしい作品がある環境だからこそ、充実もして自分を高めることができました。そんなどばたには本当に感謝しています。ありがとうございました!

A.Yさん

合格大学:武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科

出身校:都立王子総合高等学校

『諦めず、最後まで走り抜く

私は高校3年生の9月からどばたに通い始めました。周りの受験生と比べると、とても遅いスタートでした。
現役の時は、どばたに行っても話せる友達がおらず、精神的にとてもきつかったです。入直の時点で「正直無理かも」と思うこともありました。
しかし、浪人して春から昼間部で1年間過ごす中で、仲良くしてくれる友達ができ、質問し合ったり、一緒に勉強したりしながら楽しく学ぶことができました。とても有意義な1年だったと思います。
それでも、やはり周りの上手な受験生と比べると、思うようにいかないことも多く、ネガティブになることもありました。それでも諦めず、先生や友達と相談しながら、自分の改善点や続けるべきことを考え、一課題ごとに取り組んでいくことで成長できたと思います。
「もう無理かもしれない」と思うことがあっても、流されずに最後までやり通せたことが、合格につながったと感じています。そして、その過程を乗り越えられたのは、友人や先生の支えがあったからこそだと思います。
先生にはたくさん相談に乗ってもらったり、迷惑をかけてしまったこともあったと思いますが、最後まで親身に指導してくださり本当にありがとうございました!

Y.Mさん

合格大学:武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科

出身校:都立石神井高等学校 現役

『イメージする

私は高2の夏季講習で初めてどばたに行き、私大デザイン科は高3春から通い始めました。6月まで日曜コースに在籍していたので、夜間部の現役生よりも遅れを取っていたと思います。しかし授業での指導、講評で自身の苦手な部分を見つけ、少しずつ上達することができました。
夜間部に移籍してからは、先生や仲間からコツやアドバイスなどを教えてもらいながら、着実に伸びていくことができました。立体系は平面系と比べて人数が少なかったので、その分仲間と良い関係を築くことができたと思います。私の苦手な作業について丁寧に教えてくれた子や、学科の対策の仕方を教えてくれた子など、皆優しくてとてもためになりました。
冬季・入直の期間は毎日辛く感じていましたが、そのときは志望大学での生活をイメージしていました。「何が好きか」考えることはとても重要です。制作に限らず未来へのモチベーションを保つことができます。
丁寧な指導をして下さった先生方、1年間本当にありがとうございました。

K.Sさん

合格大学:武蔵野美術大学 デザイン情報学科

出身校:八戸北高等学校

『充実した一年

私は、初めてどはたに訪れたのは高3の春季講習で、その時初めて実技を学びました。残念ながら、現役では力及ばずに受かることが出来ませんでしたが、浪人生となり絵と毎日向き合う日々はとても良い経験になったと思います。デザイン系の職に就くための修行だと考えれば、寧ろ人生の中で最も重要な期間であったと思います。
どばたの昼間部では、自分の絵の個性を追求するための授業が充実しており、入試直前では、自分の絵柄を完成させることが出来ました。
デッサンでは、最初のうちは、質感描写や形の取り方が分からず四苦八苦していましたが、一枚一枚に魂を込めるように描いていると、冬あたりでは、形を素早く取れるようになり、目がいつの間にか養われ、技術を大幅に上げることができました。このように成長できたのは、先生方の的確なアドバイスのおかげであり、先生方には感謝しても仕切れないです。
地元は、画塾も美大予備校もないようなど田舎だったので、どはたに来て本当に良かったと思います。一年間本当にありがとうございました。

S.Nさん

合格大学:武蔵野美術大学 基礎デザイン学科

出身校:松山女子高等学校

『自分を見つめて

私は高校3年の秋に一浪覚悟で美大を志し、どばたに通い始めました。普通科高校出身で何もわからずただ描いていただけだった私は一浪の夏季講習までなかなか上達せず伸び悩んでいました。その時の面談で先生に自己分析を細かくやってみるといいよとアドバイス頂き、自分の得意なモチーフや苦手なモチーフ、自分のついやってしまう癖などをとにかく書き出してまとめるということを定期的にやるようにすると、明確に自分の課題点が浮き彫りになり伸び悩んでいた時期よりも上達速度が格段に上がりました。
とにかく自己分析をして、その結果を元に自分で課題点を考えて実践するを繰り返せばきっと成長するはずです。
壁にぶち当たっても焦らず、自分をじっくりと見つめ直す時間を設けてみてください。もし客観視ができなくなった時には、相談してみましょう。予備校には先生や仲間がいます。相談しているうちに、課題点が見えてくるかもしれませんよ。

Y.Hさん

合格大学:武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科

現役

『見て・聞いて・話して

私は高2の冬の体験入学で初めてどばたに来て、高3の4月から5月まで日曜コース、6月から夜間部に通い始めました。
私が本格的に美大に行こうと決めたのが高2の12月で、後から考えると遅かったと思います。デッサンも色彩構成もそれまでやった事がなかったため周りの人との差をとても感じていました。そのため私は色んな人の作品をよく"見て"、講評をよく"聞いて"、先生や友人と"話す"事を1年間大切にしてきました。
 特に話す事が本当に重要だと思いました。先生方には実技のことで構図の取り方、色当たり等相談したり、悩んでいる事にも具体的な策を一緒に考えてくれました。友人との会話は息抜きであり、色々な情報を得ることが出来る大事な場でした。私は学科が最後まで苦手だったので友人に勉強法についても相談していました。
学科勉強については、春からコツコツやっておいた方がいいです。私は学科が最後まで国英共に苦手で点数が安定していませんでした。学科の点数が安定しているだけで実技を安心して受けられます、隙間時間にやる習慣をつけましょう!
 どばたはメリハリがはっきりしていて途中で息苦しくなる事もなくとてもいい場所でした。だからこそ最後まで頑張ることが出来、合格することが出来ました。本当に1年間ありがとうございました。

S.Kさん

合格大学:武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科

出身校:秋田県立秋田高等学校 現役

『100聞いて、100吸収する

私は高2の冬に美大受験を考え始め、春から地元の画塾の講習会に参加し、高3の6月からどばたの通信に通わせてもらいました。
 最初はなんとなく面白そう、という理由でタマグラを第一志望にしていました。しかし、夏にタマムサのオープンキャンパスに行った時、武蔵美はなんて楽しそうなんだろう!やっぱりここに行きたい!と気付き、夏になってから第一志望を武蔵美の視デに変えました。
 その後、夏季講習で初めてどばたに直接通いました。講習会では通信で描いた課題を担当の先生に直接見て頂けたり、先生のデモストやライバル達の制作風景を見ることができたりと、一人では得られない学びがたくさん詰まっています。うまくいかなくて凹んだ日はこっそり公園のトイレで泣いて、全体講評に行った日は肩で風を切って歩いて、最後まで走り切りましょう。
 自分で言うのも変ですが、志望を決めたのが高3の夏、という切羽詰まった状況だったので、誰よりも早く成長しなくてはなりませんでした。ですから聞いたことは取りこぼさない、100聞いたら100吸収することを意識して実技の勉強をしました。謙虚に、先生が仰ったことをひたすらに信じて、まずはやってみて、ダメだったらまた質問し、方法を変えることを繰り返しました。クロッキー帳に講評メモを取り、気付いた改善策を改めて別のノートにまとめることも有効です。
 ところで学科対策ですが、私はどばたの学科を取っておらず、しかも国語が苦手な理系でした。つまり、学科も相当頑張らなくてはなりませんでした。そこで、担任の国語科の先生におすすめの参考書を聞いたところ、いいずな書店さんで出版されている『大学入試 国語頻出問題1200』をお勧めいただきました。武蔵美対策になる問題がたくさん掲載されていて、これは先生も私もおすすめの最強の参考書です。学科で心配なことがある方は、ぜひ学校の先生も頼ってみてください。
 最後に、これから受験を考えている方へ。夏に志望校を変えても良いし、辛い時は楽しまなくても良いし、泣いても良いです。ただ、腐らずにひたすらに毎日学校に行って、予備校に行って、「100聞いて100吸収」できたら、結果は必ずついてきます。
 そしてここまで支えてくださったどばたの先生方、本当にありがとうございました!

K.Iさん

合格大学:多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻

出身校:品川翔英高等学校

『自分と向き合った一年間

私は現役の頃、確かな進路を決めきれず自分の本当に興味のあるものとは少し異なった平面系の科を受験してしまい結局あまり上達出来ずに合格出来なかったという苦い思い出があります。
浪人してどばたに来てからは自分の本当に行きたい科に専念して、もう一度一からやり直そうという思いでした。
ですがやはり去年と違うことをするということには難しいことも多くありました。立体系では課題の答え方に加え、「モノを物理的に違和感無く正確に描けるか」というデッサン力が平面系と比べて更に大切になってきます。私はその両方に苦手意識があったのでかなり苦戦しました。それでも講師の方々の的確な指摘や種類豊富な参考作品を元に自分の良い所と悪い所を理解する意識を日々持つよう心掛けていました。もちろんそれですぐに上達した訳では無かったです。入試直前にも派手にやらかしてしまった事は何度もありました(笑)。それでもそうして自問自答を重ねて鍛えた力は本番で役に立ったと感じています。
この一年間を通じて、自分の力を伸ばせた事はもちろんの事、多くの仲間と出会うことが出来ました。受験勉強をしていると上手くいったりいかなかったりして精神状態が上下することがあります。そんな中でも互いに励まし合い成長し合える人達がいるどばたはとても良い環境だと思います。1年間本当にありがとうございました!

K.Mさん

合格大学:多摩美術大学 情報デザイン学科 メディア芸術コース

出身校:浜松学院高等学校

『後悔するからちゃんとやろう

私は一年間の浪人生活を経て、多摩美術大学と武蔵野美術大学に合格しました。振り返ると、決して順風満帆な受験生活ではなく、特に予備校では遅刻や欠席が多かったことを反省しています。もっと計画的に取り組めていたら、という後悔もありますが、それでも最後まで諦めずに努力を続けたことが結果につながったのだと思います。
さらに私は入試直前の時期に急激な成長を実感しました。それまではなかなか手応えを感じられずにいましたが、試験が近づくにつれ、焦燥感から集中力が高まったのだと思います。もっと早くから焦り集中していれば、という後悔もありますが、入試直前には自分の納得がいくデッサンを描けるなどして良かったです。
また、学科対策として共通テストの倫理を選択し、勉強しました。もっと共テを想定した問題を解いていれば、という後悔もありますが、倫理は暗記のみなので、楽です。
最後まで見捨てることなく指導してくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。一年間ありがとうございました。

S.Yさん

合格大学:多摩美術大学 情報デザイン学科 メディア芸術コース

出身校:淑徳高等学校 現役

『とにかく描く

私は高2の夏休みにどばたの体験入学に行き、10月から正式に通い始めました。幼い頃から絵を描くのは好きでしたが、デッサンの経験は一度もなく、どばたに来たときは鉛筆の削り方すら知りませんでした。初めは基礎科のビギナーデッサンに入り、基礎科のデザイン科、私大デザイン科へと移りました。
最初のうちは、よく描けていると思っていました。しかし伸びが悪く、本番が近づくにつれ周りとの差が大きくなっていきました。とにかく不安でした。
それでも無事合格することはできましたが、今ではもっと枚数を描けばさらに伸びたと思っています。人によって伸び方に差はあっても、描いた分だけ自分が変わっていくのは感じることができました。人の技を吸収するのが苦手でも、とにかく描くことは誰でもできると思います。何度も描いて極めていくことが1番確実に力を伸ばせる方法だと思います。
どばたに通って、本来は知ることもないであろうことをたくさん知ることができました。本当にお世話になりました。ありがとうございました!

I.Aさん

合格大学:多摩美術大学 統合デザイン学科

現役

『結構楽しかった』

私は高校三年生の4月から実技を学びました。最初は基礎的なデッサンもままならず、初課題の3日間の静物は色も乗り終わらないようなところで講評を迎えてしまうほどでした。周囲のレベルの高さに圧倒され、「あれ、なんか進路間違えたかも」と思うこともありました。
中学は市の学校。高校入試は小論文と面接のみで1、2回しか対策せずに入学。今まで塾にも通ったことがなく、いわゆる「受験」をちゃんと経験したことがありませんでした。それにもかかわらず、いきなりハードな「美大受験界隈」に足を踏み入れてしまったものですからとても不安でした。
平面構成では発明家になった気分で自分オリジナルの絵の具や表現の研究・発見に力を入れてきました。とてもワクワクしながら楽しく取り組めました。これは、私の武器になると認めてくれて、褒めてくれて、指摘・助言をしてくれて、伸ばしてくれた先生方や友達たちのおかげです。
1年間とても楽しかったです。この美大受験で得た経験は今後の人生において大切な財産になると思います。

Y.Kさん

合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科

出身校:駒込高等学校 現役

『前向きに楽しく』

私は高1から高2まではずっと部活で忙しく講習には1度も行ったことがなく、実技のことは何も分からない状態で高3の4月から私大デザイン科夜間部に通い始めました。
最初は何も分からず上手く描けませんでしたが、丁寧に教えていただき、まわりの生徒も優しく面白い人ばかりで、だんだんどばたの友人や先生方と会うのが楽しみになって、ポジティブに前向きに取り組めるようになりました。ポジティブに考えられるようになったことで、作品の出来がよくなくても、ネガティブにならずに、その日の帰り道に講評で言われたことをよく考えて、次どうするか決めることができ、そのおかげで少しずつ作る作品を良いものにしていくことが出来ました。
1年間受験をこんなに楽しく乗り越えることができたのは、どばたの先生方やどばたで出会った友人たちのおかげです。本当にありがとうございました!

M.Uさん

合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科

出身校:茗渓学園高等学校 現役

『戦略的合格日記』

「ひとりひとりの個性を教授が否定することはできない。だから、構図・視線誘導・色・精度・形出しとか、みんながいいねって言えるものに気をつかうんだよ」ある先生に言われたこれらの言葉によって、私は方向性を定めることができました。
デッサンでは描写にばかりこだわり、評価が伸び悩むことがありました。しかし、アイデア・構図・明暗・固有色等、全てが大事と気づき、安定して上段にいけるようになりました。
また、私は平面がずっと定まりませんでした。これは、「好き・5時間の平面構成で実践できる・汎用性が高い」ことを満たす既に活躍しているアーティストやデザイナーを真似る事で解決しました。やってくうちにだんだん自分の味もでてきました。
学科は共テ8割、一般9割でした。
英語は単語・熟語・長文慣れで確実にいけます。全ては繰り返しです。1秒で意味がパッと出てくるようにしました。私は電車の中でコツコツやっていました。
国語の論説は二項対立を探し、段落ごとに理解するのがコツです。小説は人物の気持ちになるのが大事です。小論は国語の先生に見てもらうのがおすすめです。
あとは、やはり友達と推しの先生でメンタルケアです!人と話すと元気が出ます。

H.Mさん

合格大学:武蔵野美術大学 デザイン情報学科(推薦合格)

出身校:茗渓学園高等学校 現役

『3時間が30分に感じた日』

デ情を総合型選抜で受けると決めてから大きな壁となったのが、3時間での卓上デッサンだった。初めは完成すらしなかったが、とにかく枚数を重ねていくうちに徐々に安定したデッサンを描けるようになった。試験本番までの1ヶ月間では、約40枚のデッサンを描いた。

試験当日はとても緊張した。武蔵美に行くのは初めてじゃないのに降りる駅を間違え、入場時間の2分前に試験会場に入った。例年モチーフは4つだったが、今年はモチーフが7つ配布された。特に難しいモチーフは無かったが、モチーフの数に動揺し、普段より大幅に形取りに時間がかかった。固い鉛筆で描きすぎて線が消えなくなった。余白がいつもの5倍汚かった。居ないはずの学校の先生の声が聞こえた。試験終了の1秒前まで描いた。3時間が30分ぐらいの感覚だった。あれだけの枚数を重ねてもやっぱり緊張するんだなと思った。が、枚数を重ねていたからこそ、緊張状態でも普段のデッサンを描くことができたと思う。とにかく描きまくる事が大事なんだと強く感じた。

N.Iさん

合格大学:武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科(推薦合格)

出身校:実践学園高等学校 現役

『なるようになる!!』

私が最終的に美大受験を決めたのは高2の冬でした。どばたに通い始めたのは高2の冬季講習からだったので遅いスタートだったと思います。春の時点で描ける人との差が激しかったので落ち込むことが多々ありました。そんな私でもゴールデンウィーク課題では全体講評にあげていただきました。そこから少しずつ自信がつき、上手くなって絶対美大に行く!という目標を明確に立てることができました。夏季講習では、「上手くなったね」と言ってもらえるほど成長しました。上達するために先生をつかまえるのも一つの手だと思います。授業時間内か授業後少しなら話を聞いていただけると思うので苦手な表現方法やエスキースを見てもらうのも良いと思います!

夏季講習中に病気が見つかり入院と手術が必要になりました。やっと調子がついてきた頃だったのですごく落ち込んだし1週間も休まなければいけなかったので実技面ではかなり不安になりました。また、私はデッサンにおいても平面構成においても3hで終えられる自信がありませんでした。私は納得のいく作品を作るまで時間がかかるタイプです。これらの理由で一般入試ではなく総合型選抜に切り替えて入試に向けて準備を進めました。持ち込み作品とポートフォリオを作り始めたのは8月上旬でした。3ヶ月しか時間をかけていませんが、完成度とこだわりを持って制作することが大事だと思いました。

受験期の一年は人生のうちのほんの少しの時間です。その期間だけは遊ばずに合格に向けて頑張れるのではないでしょうか。

どばたでの生活は本当に楽しかったです!!多くの先生方や友達に支えてもらいました!ありがとうございました!!!

S.Yさん

合格大学:武蔵野美術大学 基礎デザイン学科(推薦合格)

出身校:東京都立大泉桜高等学校 現役

私は第一志望の武蔵野美術大学の基礎デザイン学科に合格しました。
合格にあたり一番大切にしてきたことは基礎デザイン学科について調べ、それに合う印象の企画書を作る、ということです。そして自分らしく、否定要素が少ない企画にするということも考えました。自分らしくというのは他の企画と内容が被りにくいものにするということ、否定要素が少ないというのは企画書をみた時、こうする必要がないとか、なぜこうしたのかという疑問が出てこないようになるまでよく考えるということです。また、プレゼンの後の質問タイムで返答に困って上手くいかなくなるのが怖かったので、何十回も家や学校で練習をしました。これはやって良かったと感じました。

以前オーキャンで基礎デの教授に質問に行った際、企画書を作るときは周りの人に沢山の助言をもらうといいよ、と言われたので企画書がほぼ出来上がった頃から家族、友達、学校・予備校の先生など自分が思いつく限りの人に見せてアドバイスをもらい、その意見をもとに修正しました。これもやって良かったと思うことの一つです。

R.Iさん

合格大学:武蔵野美術大学 デザイン情報学科(推薦合格)

出身校:N高等学校 現役

『事情があっても諦めないで』

私は高校3年4月から私大デザイン科に通い始めました。私は体調不良で休むことが多く、練習量が足りなく、みんなとの実力差が開いて行きました。このまま一般試験に挑んでも合格は望めないと判断し、総合型選抜に賭けることにしました。総合型選抜は一般試験とは違い、受験者の内面を見てくれます。一次選考では、今まで作ってきた作品や活動をまとめたポートフォリオと志望理由を大学に提出します。二次選考では卓上デッサンと面接があります。美大受験対策を始めるのが遅かった、事情があって練習時間が取れない、そんな人に総合型選抜はおすすめです。すいどーばたでは、卓上デッサンの対策やポートフォリオや作品制作の相談にも乗ってもらいました。

実は私は体調不良で元々通っていた美術系の高校から通信制に転校しています。私のように事情があって練習時間が取れない人でもやりようはあります。諦めないでください。総合型選抜を募集している学科は限られており、第一志望の学科には総合型選抜がない場合もあると思います。でも美大にさえ入れれば割とどの学科でもやりたいことはできます。私は大学はどの学科に入るかより、入ってから何をするかが重要だと思います。

Y.Sさん

合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科(推薦合格)

出身校:立教新座高等学校

『もっと上がある』

僕は2023年4月よりどばたの夜間部に入学致しました。そこから一年、数多の努力を重ねてきたとは言い難く、ただ用意されたプログラムをこなして淡々と日々を浪費していた為、受験に失敗。また、それを当然のように受け入れていた自分がありました。
そこから転機が訪れたのは3月、好きな先生のデッサンの講習会に行った時です。そこで先生が途轍もなく上手にデッサンを描き上げていく様を目の当たりにしました。今まで見てきたどんな参作よりも卓越したそれに、このくらい描けるようになりたい!と強い憧れを抱きました。 そこから八ヶ月、とてもモチベーションを高く課題をこなしていき、誰よりも上達してきた自信があります。羞恥心を捨てて講師に質問を重ね、講評の後には今回はこういう結果ではあったが、さて次はどうしようかと考えを巡らせました。
僕は浪人生活を通して、自分のやりたい事やどういう作品が好きなのかを知れて、またグラフィックを作ることがとても楽しくなりました。それはすいどーばたという環境で、本気でデザインを愛している先生方や目を見開くような作品群を作り上げていくライバル達によりとても刺激的な日々を過ごせたからだと思います。
最後に伝えたいのは、受験に必要だからと作品を制作するのではなく、デッサンと平面を愛していてとても楽しいから作っているんだと胸を張って制作に取り組んで欲しいです!そして、たとえ講評で上段をとっても慢心せず自分にはもっと上があるのだと、天上知らずに成長していってください。

M.Kさん

合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科(推薦合格)

出身校:長崎日本大学高等学校

『自分を大切にね!!!』

私は高校卒業後に上京し、5月からどばたに通い始めました。”予備校は怖い”というイメージがありましたが、どばたは真逆で先生、生徒みんな優しくて頼りになりました。地方から来た私にとって同じ大学を目指す仲間がいることは本当に嬉しくて一人じゃないことを実感させられました。
どばたでの生活はほんとに充実していて楽しかったです。実際に先生や学生講師の方々が解説をしながらデモストをしてくれたり、講評は1枚1枚しっかり見てくださるので自分の良さや課題点を理解できたり、他の生徒の講評からも、なるほどなと思えることがいっぱいあります!上手い人に描き方を聞けたり、わからないことがあったとしても先生方が親身になって一緒に考えてくれるので自分の学びになることしかないです!!!
私は常に「私、強い」と思いながら過ごしていました。この考えは結構大切なことだと思っていて、自身のモチベーションに繋がると思っています!上手くいかないことがあっても重く受け止めないで自分の思ったこと、考えたことを大切にしてほしいです!!
最後になりますが、指導してくださった先生方にはほんとに感謝でいっぱいです!!!ここまで成長できたのは先生方や友達の支えがあったからです!本当にありがとうございました!!

Y.Yさん

合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科(推薦合格)

出身校:富士見高等学校 現役

『誇れるくらいの努力を』

私は高校2年生の春から基礎科、3年生からは私大デザイン科でお世話になりました。 私はとにかく負けず嫌いな性格だったため、宿題が出された際には誰よりも多く描いてやる!と意気込んで家で課題漬けの日々を送ったり、推薦入試の直前期には学校を1週間休んで浪人生と同じくらいの時間どばたで自主練をしたりと自分を追い込み続けた毎日でした。ここまでの追い込みが技術面で功を成したかは分かりませんでしたが、少なくともかなりの自信をつけることはできたと思います!もし仮に落ちてしまっていても、ここまで努力できたなら後悔はないだろうなと入試前にも感じていました。
また、この性格ゆえに評価が一時期伸び悩んだり自分よりも上手い人を見て悔しい思いをしたことも多くありましたが、いい意味でゆるいどばたの雰囲気のおかげで、焦って自分を見失うことなく本番を迎えることができました。
人が持つ自信は心強い武器になります。誰よりも自分は頑張ってきたと認めた結果、入試本番でも自分の選択をじ切ることができたと思います。ぜひ入試直前には積み上げてきた努力を思い出して自分の頑張りを認めてあげてください。
そして、周りの人は意外と自分の努力しているところを見てくれています。私自身も尊敬している同級生、浪人生が沢山います。せっかく多くの受験生と一緒に制作ができる環境なので、周りの友達に刺激されたり刺激を与えたりして意識を高め合うことが大事だと感じました。
私大デザイン科での8ヶ月間、本当に楽しかったです!優しい友達や先生方と出会えて充実した予備校生活でした。今まで本当にありがとうございました。

S.Sさん

合格大学:多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻(推薦合格)
現役

高校1年生の冬に進路を考え始めた時、「自分は何が好きなのか」を考えました。絵を描いたりものづくりが好きだと実感し、美大へ憧れてどばたの春の体験会に参加しました。私は今まで学校の美術の授業でしかデッサン経験がなく、参加者が本格的なデッサン力を持った人ばかりなのを目の当たりにし圧倒されました。やはり私のように全くの初心者は今からでは美大受験には間に合わないのか?と思いましたが、どばたの先生に「センスがあるのでこれからどんどん伸びるよ」と励ましの言葉をいただき、高校2年生からどばたに通う決意をしました。平日は部活があり、平日コースに通う事ができず、高校3年生の夏までは週1の日曜コースに通っていました。季節講習会には参加し、先生方からのアドバイスや、レベルの高い講習生の作品や講評を聞く事ができ、モチベーションが上がるきっかけとなりました。

高校3年生で志望校を決める際、私大デザインの中でも平面か立体かで迷いました。その時にどばたの授業内で現役の私大デザイン学生の方との座談会で色々な大学・学部の話を聞く機会があり、多摩美のダクトの学校型推薦にチャレンジすると決めてからは、3時間のデッサン力と共にプレゼンにも力を入れました。自分のデッサンの強みを3分間で伝え、今までの経験をどれだけアピールできるか。私は面接対策ノートに自分のことをまとめました。自分自身の「強み」や「得意」、「好き」を見つけ出し自己肯定感を高めることもできました。周りと比べて落ち込むより自分の良い所をアピールできるデッサンをするように心がけてからは、納得のいく作品が描けるようになりました。どばたの先生方からも私の良い面をたくさん見つけ出していただき、モチベーションに繋がりました。

受験期はモチベーが下がり落ち込んだりすることもありましたが、自分を信じて良い面をたくさん見つけ、自己肯定感を高めることが大切だと感じました。そう気づかせて合格に導いてくれたどばたの先生方に感謝しています。

K.Mさん

合格大学:多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻(推薦合格)
出身校:高崎市立高崎経済大学附属高等学校 現役

『どばたがくれたもの』

私がどばたに通う決めてとなったのは、推薦対策講座の存在だった。地元の予備校で行っていた一般対策に対し、画材の制限が少なくプレゼンも課される特異なプロダクトデザイン専攻の推薦入試はなかなか対策のし難いもので、特化した対策を行う機会は魅力的に映ったからだ。
この講座の特に有用だった点は、その「環境」と「プレゼン練習」だ。「環境」は制作やプレゼンの際、合格を目指し鍛錬するライバルたちの存在を指す。やはり名のある予備校、勿論指導のレベルは高いが、何よりライバル達の練度の高さ、意志の強さは地方の予備校では見られないものだった。「プレゼン指導」は多数の現役大学生、経験ある教員の指導で、客観的でわかりやすく参考になることばかりだった。どばたに通うには、授業料や地方からのアクセスなどといった障壁も多々ある。それらを鑑みても、推薦対策講座の受講は意義あるものだった。この経験を活かし、これからも努力を続けていきたい。

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