※2025年は準備中です
N.Nさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 現役
『好きなら頑張れる!』
私が多摩グラの対策を本格的に始めたのは高3の夏からです。私は地方住みだったのですいどーばたは講習会でお世話になりました。高3の春までは地元の塾でのんびりと対策をしていたので、初めてどばたの春季講習に来た時は周りとのレベルの差を痛感しました。色彩構成に関しては大人数いる中で私1人だけが塗り終わっていませんでした。でも私は好きなことなら頑張れたので、落ち込んだりはしませんでした。春季講習が終わった後、夏期講習で全体講評されるくらい描けるように地元で基礎を磨きました。その結果、夏期講習では何回も全体で選ばれました。自分の成長が目に見えてとても嬉しかったです。
成長を感じるとモチベーションが上がるので、予定を立てるように目標やノルマを課すことをオススメします。私はどばたの夏期講習で手の描写を参作無しで描けるようにすることを目標にしてました。また、色彩の方は冬季講習が始まるまでは色んな絵柄やテクスチャを試して、冬季講習からはスタイルを固定していこうと決めてました。
周りと比べて出遅れていると感じても落ち込まず、「ここから上手くなって大逆転したらかっこよくね?」くらいに前向きに頑張ってください。すいどーばたでは先生や仲間に恵まれ、本当に充実した一年でした。ありがとうございました!
Y.Iさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
出身校:井草高校 現役
『下手くそな自分でも出来ること』
高2の夏に美大に興味を持った私はそれまで美術の成績はずっと3で、とても美大を目指せる実力ではありませんでした。それでも、デザインを学びたかった私にとって、どばたでの毎日はかなりハードでした。
周りに上手い人がたくさんいる環境では、自分の下手さがより際立っているように思えて、自尊心が失われていきました。不安は日々大きくなっていくばかりで、それは結局、合格発表の時まで変わることはありませんでした。
そんな私が、どばたで学んだ一番大事なことは、共感性のある作品の強さです。技術の乏しい自分が上手い人達にどうやって勝負するのか考え、評価する人が重要視することが技術だけでないと知り、色んな先生の講評から共感性を持たせるための構図や配色、形取りなど様々なことを教わりました。そういった学びを積み重ねていくうちに、自分がその絵で伝えたかった意図や思いを表現できるようになっていき技術が劣っていても良い評価を貰える事が増えました。
どばたの先生方は、私がどんな酷い作品を描いてもいいところを探してくださって、確実に良くなる方へ導いてくれました。ここまで頑張れたのは先生方のおかげだと思います。ありがとうございました。
Y.Mさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
出身校:宮崎第一高等学校
『挫折と成長』
私は一浪目の春季講習からすいどーばた美術学院に一年間通い続け、志望していた多摩美術大学に合格することができました。それ以前までは趣味でイラストを描くことはあっても、美大入試で求められる様なデッサンや色彩構成を作ったことはほとんどありませんでした。故に、すいどーばたで過ごした一年は非常に多くの新しい挫折と成長がありました。
すいどーばたの課題は本番の美大入試を想定しています。それは、私を大変苦しめました。
例えば、実技試験の時間です。私の場合、趣味で絵を描いていると一つの絵に延々と時間をかけてしまうことが多かったです。しかし、多摩美術大学の入試では五時間で描き切らなければならない制約があります。この五時間というのは非常に短いです。なぜなら制作の過程で少しでもミスが生じると、その修正だけで貴重な数十分を浪費してしまうからです。この時間の浪費の結果、制限時間を超えてしまうことが私にはありました。
けれども、この問題はのちに解決しました。すいどーばたの講師は生徒の作品の結果だけでなく作業工程も観察されています。そのため講評の際は的確なご指導をされていました。私はその言葉を毎回受け止めながら改善を繰り返しました。そうすると次第に、時間内に作品を完成させるどころか、仕上げの細かい作業に時間を充てる余裕も生まれました。
その後、私はコンクールで上位に入ったり、全体講評に選ばれたりすることも経験できました。少しずつではあっても上達している実感はそれまで孤独に創作をしてきた私にとっては新鮮な体験で大きな自信になりました。
最後に、私がこのように勉学に勤しめたのは、絵を集中して描くことができる環境を提供してくださったすいどーばた美術学院の職員や講師の方々、親族、友人、その他にも多くの人に支えられていたからだと思います。その感謝を忘れず、今度は自分が他者に感謝される人間になる努力をしていきたいです。
T.Yさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
出身校:兵庫県立明石高等学校(美術科) 現役
『自己中心』
私は高3の春期講習を受けたあとから通信教育を始めました。1対1で話してもらえるし、仲良くなれて講習に行くと心強いので最高です。間に合いそうにない時や受験の日もギリギリまでエスキースだけでも見てもらったりしてました。
講習中は、取捨選択を意識してました。私は最初からデッサンが下手っぴだったので、山積みの課題を効率的に改善していくために、講評で先生に言われる言葉を頭の中で処理してました。誠に勝手ながら、「それは今はいい。今言われたのは次やる。それはもうちょっと後」というふうに処理してました。自分を強く持つことを大切にしていました。
自分で考えることも大切にしてました。自分で考えて出した答えは、肯定されても否定されても印象に残るからです。
学科は、英単と漢字をやりました。
友達が死ぬほど助けになってくれました。一緒にいて楽しいだけじゃなくて、エスキースを見せあって意見を言い合ったりして高め合うことも出来ました。
S.Yさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
出身校:群馬県立前橋高等学校 現役
『美大受験生の耐えられない軽さ』
高三の夏に突然美大を目指し始めた僕にとって、受験期の半年は本当にあっという間でした。まさに長く短い祭りのよう。今日こそは講評で勝つぞ、と息巻いているうちに、いつの間にか受験は終わっていました。貪欲に挑戦し続けたこの半年間は僕に確かな実力と自信を与えてくれたと思います。
僕は多摩美術大学のグラフィックデザイン科と武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科に合格しました。未だに奇跡のようなものに思ってしまいます。実は冬季講習で初めてどばたに来て、冬季講習中はほとんどE,F評価しか取っていませんでした。しかし、共テ後からの入試直前講座で徐々にC,B評価を取れるようになって、その勢いのまま合格しました。
受験が終わった今、改めて僕のどんな意識や行いがそんな奇跡を現実にしたのか考えてみたので紹介します。まず一つは、絵の「良さ」の部分を見ることです。平面でもデッサンでも、僕は絵柄を育てる上で最も重要な作業は自分の絵柄の良さを理解することだと思いました。実際、僕は評価の高かった絵の良さを抑えて他の課題でも外さないように意識していたことで、実力をぐんぐん伸ばしました。また、他人の絵も漠然と上手い下手で捉えるのでなく、その絵の良さを考えてみることで新たな発見があり、自分の絵に活かせたりもしました。
次に悩んでる時間をなるべく作らないことでした。僕らは受験をする上で、努力するのは当たり前、学科の勉強もやって当たり前、メンタルが削られて辛いのも当たり前、という現実に耐えなくてはいけません。その当たり前がどれだけ苦しいものか…僕は何度か絵を描きたくなくなる時期もありました。でも大丈夫。努力は実を成します。疑わなくていいんです。自分は大丈夫だと信じて疑わないことが、悩む時間を減らす大きな助けになる思います。
美大受験は特殊な世界です。思いのこもった絵が酷評されたときは、自分がひどく惨めに感じることすらあります。実力主義の世界は辛いですね。でも思ったんです、僕という一人の存在は世間においてとても小さく軽い存在ですが、そんな矮小な存在が何か世間を驚かしてやろうって言って芸術に情熱を注いでるのって、最高にロックでかっこいいですよね。美大受験生という、稀有な人たちのみんながこれからどんな人生を歩むのかとっても気になるし、楽しみです。まずは大学受験、頑張ってください。そして非力だった僕に受験で勝つための知識と技術を教えてくださったどばたの方々、本当にありがとうございました。
S.Sさん
合格大学:多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻 現役
『努力は裏切らない』
高校に入るまで本格的な訓練を受けたことはなく、ただ好きなように描いていただけでした。高校1年生の2学期から美大予備校の日曜基礎科に通い始めましたが、デッサンが苦手でうまく描けず、授業をサボることもありました。そのため、美大受験の対策に本格的に取り組むことなく過ごしてしまいました。
高校3年生になり、このままではまずいと感じ、私立美大対策の夜間部に入学しました。毎日放課後は予備校に直行し、最初は何も描けませんでしたが、夏期講習を経て少しずつ評価される絵が描けるようになりました。それが自信につながり、予備校への苦手意識もなくなりました。努力すれば上達できると実感したのです。
夜間部では「絶対に合格してやる」という覚悟が芽生えました。この1年間で画力は向上しましたが、それ以上に「自分のメンタルをどう整えるか」を学びました。受験生にとって技術向上と同じくらい精神的な安定が重要だと気づきました。最終的に合格を勝ち取り、努力は裏切らないと実感しました。
Y.Yさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
出身校:日本大学豊山女子高校 現役
『お世話になりました!』
私は高校2年生の春からどばたの基礎科へ通い、3年生からは私大デザイン科の夜間部に在籍していました。私デには多くの生徒が在籍していますが、中でも私はとても先生方にお世話になった方だと思っています。
冬季から実技が伸び悩み、メンタルが不安定なときは先生方に相談をし、改善点、私が持っている良い点、先生の受験期のお話などを教えていただき、励ましの言葉をかけてもらいました。
実技の方も講評のあとに作戦会議をしたり、質問をしたり、先生方に加筆を何度もお願いをし、どうすればもっと上手く描けるのかを積極的に学んでいました。それを繰り返すうちに段々と上段に上がっていくのを実感しました。
また、一緒に切磋琢磨できる友達はとても大切です。自分では気づかない癖、悩み、情報交換など、お互いに教えあったりしました。毎日一緒にどばたに通っている友達のおかげで憂鬱になりすぎず成長できました。
このような先生方、友達に出会えたこと、それによってより成長できたこと、とてもどばたに感謝しています。私1人では志望校に入れませんでした。先生方、今まで本当にお世話になりました!!!
K.Mさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
出身校:佐久長聖高等学校 現役
『真似した先のオリジナル』
僕が美大受験を本格的に決めたのは、高校一年生の11月でした。その頃、普段描いている絵と地元の予備校での課題との違いに戸惑い、特に平面構成はどうしても好きになれませんでした。何を描けばいいのか、どこまで自由に描いていいのか、さらには「いい絵」とは何なのかすら、うまく理解できなかったことを今でも覚えています。
そんな中、高校二年生の夏、どばたの夏期講習基礎科に参加しました。地元予備校ではせいぜい5人ほどの生徒が描いた絵しか見ることができませんでしたが、どばたでは広い部屋に数多くの生徒が集まっていました。壁一面に並ぶ生徒たちの作品と自分の絵を比べた時、初めて同世代とのレベルの差を痛感しました。
それからは、夏期講習で学んだことを活かしつつ、高校二年生の最後まで、週に1回、6時間のペースで地元予備校に通い続けました。そして、春休みに半年ぶりの春季講習私大デザイン科に参加しました。そこでも平面構成は相変わらずよく理解できていませんでしたが、さらに、これまで静物画ばかりを描いていたデッサンに、概念がモチーフになったりする構想デッサンが加わり、さらに複雑になりました。自分が本当に美大に進学できるのか、ますます不安になりましたが、どばたでできた友人たちと励まし合い、競い合いながら前向きに取り組んでいきました。
そして夏期講習、冬期講習、入直講習の全てで全体のレベルが上がっていき、自分もレベルが上がったと実感しました。特に冬期講習では自分だけの表現を見つけ、他の人の表現や構成を取り入れました。入直ではそれをどんな課題が来ても対応出来るようにその表現だけを練習しました。
僕が多摩美術大学に合格できたのは、最初から決まった表現に固執せず、まずは様々な表現方法や構成、アイデアを試すことによって、ギリギリのところで自分なりの表現にたどり着いたからだと思っています。そして、それができたのは、たくさんの人の作品を目にすることができたどばたの講習会ならではの環境があったからだと感じています。さらに、練習の中で新しいことを否定せず、より良くするためのアドバイスをくださったどばたの先生方のおかげでもあります。ありがとうございました。
Y.Tさん
合格大学:多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻
出身校:山脇学園高等学校 現役
『受験に人生賭けろ!』
私は高2の夏から週一で基礎科、高3で週6の私大デザインコースにお世話になりました。
私大デザインは和気藹々としていて、友達同士で切磋琢磨し合える環境でした。人数が多い為受験と同じような雰囲気で授業に取り組めたり、上手い人や昼間部生に話しかけるとプロセスやコツを優しく教えて下さり、早期上達に繋がりました。
ただ、どばたにきて出された課題を淡々とこなすだけでなく、長期休みに出される課題や自主練などにも休む事なくひたすら熱量を注ぎました。私は負けず嫌いな性格だった為、全体に上がらない日は悔しくて泣きながら帰ったり、パネルごと家に持ち帰り日付が変わるまで自主練をしていました。(健康に良くないので参考にしないで下さい!)その努力が、自信に繋がったと感じています。
そこで私が受験期間に一番心掛けていた事は、「楽しむ心」を忘れない事です。どうしても受験となると「美大に受かる為の絵を描かなくちゃ」と考えてしまいがちです。しかし、デッサンも平面構成も「作品」である事に変わりはなく、絵を見るだけで人が分かると言われるように、デッサンや平面にも個性が表れます。「受かる為の絵」ではなく、個性や強みを活かし楽しんで描くことが美大受験の秘訣だと思います。
そして何より私がどばたで頑張れた理由は、質の高い授業と温かな雰囲気です。学生講師によるデモスト、基礎知識のレクチャー、豊富な参考作品などにより一気に成長できました。
また沢山質問しても嫌な顔ひとつせずに優しく指導して下さったり、放課後まで残って相談に乗って下さる先生もいて、そんな先生方の素敵な人柄に何度も助けられました。
一年間、辛い事も多々ありましたがそれ以上に毎日が充実しており、思い返すと本当にあっという間でした。
この場をお借りして、常に支えてくれていた家族をはじめとする、友人や先生方、全ての方々に心より感謝申し上げます。
最後に、私は学科に自信がなかった為合否の結果が出るまで生きた心地がしませんでした。絵と同じくらい学科も重要なのでお忘れ無く!
S.Iさん
合格大学:武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科
出身校:東京都立井草高等学校 現役
『全部吸収してやろう!!!』
私は、高校3年の4月からどばたの私大デザイン科に通い始めました。デッサンも4月に初めて描いて、周りとの差に最初はとにかく焦っていました。
なので、私は全部吸収してやろう!という気持ちで毎回講評に臨んでいました。どばたは先生も生徒もたくさんいて、自分以外の講評はもちろん、1枚の作品に対していろんな先生からお話が聞けます。どの先生がなんて言ったかまで全部メモしてとにかく頭に叩き込んで…を繰り返すうちに、講評で自分が言われそうなことを予想して、制作中に自分で自分の絵にツッコミを入れつつ、修正しながら描けるようになりました。
講評後に先生に質問しに行っても親身になって一緒に考えてくれて、先生の周りに人だかりができるのも日常茶飯事です。
それに、生徒はいっぱいいるけど、そのひとりひとりの頑張りを先生方はちゃんと見てくれていて、それが何よりも嬉しかったです!そのおかげでもっと頑張ろうと思えたし、自分の成長が実感できて本当に楽しかったです。
一緒に頑張った友人も、先生方も、1年間本当にありがとうございました!
Y.Kさん
合格大学:武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科
出身校:東京成徳大学高等学校 現役
『集めたものは絶対に力になる』
私は昔からイラストが好きだったんですが、学校や職場で絵が義務になることで絵が嫌いになるのが怖くて美大進学はあまり考えていませんでした。ただ正直お勉強がまちまちだったので、母親が美大を勧めてくれ、デザイン系学科で美大受験をすることに決めました。
基礎科の体験と冬季講習に行った後、春季講習から私大デザイン科に約1年通っていました。
夏までは調子がよかったけど秋からなんだか思うようにいかない……、描いてる時は不安だったけど完成したらいい画面になった!とか、制作する中で色々な波が本当にありました。でも、どばたには本当に沢山の先生がいます!私は、気分が落ちた時は褒めて伸ばしてくれる先生に、調子がいいときはビシバシ指導してくれる先生に質問をしたりして日々制作をしていました。その時の気分がどうであれ、なんとか成長しようとする気持ちさえあれば何かしらがプラスになります!
また、制作,講評中に先生に加筆してもらって画面がグッと良くなるあの瞬間の感動や、それを自分じゃできなかった悔しさは本当にバネになりました。大手の予備校に通う大きな利点だと思うので、どばたに入ったらガンガン質問してグングン吸収していきましょう!
最後に、すいどーばた美術学院での制作なしでは今回の結果は手に入れられなかったと思っています。ここで先生方や助手さん方に聞かせていただいたお話が確実に合格に繋がりました。1年間、本当にありがとうございました!
N.Iさん
合格大学:武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科
出身校:都立武蔵丘高等学校 現役
『自己分析を大事に』
私は高2の冬からどばたに通い始めました。その時はまだビギナーコースにいたので本格的に始めたのは3年からだったと思います。
最初は何も考えずに絵を描いていましたが、徐々に周りが成長していることに気づき焦りました。どうしたら早く上達するか色々と考えましたが結局は自分の絵と向き合い反省、分析、改善することが上達に繋がると気づきました。地道で長い道のりですがそれが一番の近道だと思います。どばたの先生方は何が良くて何がダメか的確に講評してくれます。周りの絵を見て落ち込みそうになる時もありますが、そういう時こそ次どうすればよくなるか考えると自然に前向きになれます。私はあまりメンタルが強い方では無いですがこの考え方をしてから楽になりました!どうしたらいいか分からない時は先生に聞きましょう。きっと優しく教えてくれます!
学科に関してはどこかのタイミングで学科の講習会を取ることをお勧めします。独学では知れない私大の傾向が知れるのでいいと思います!
これはあくまで私流なのでどうしたら自分が楽しく受験期を乗り越えられるか、どうしたら効率よく実技や学科を上達させられるかを自分流に考えてみて欲しいです!
I.Mさん
合格大学:武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科
出身校:都立北園高校 現役
『友達と先生とどばたを有効活用する』
私は本格的にどばたに通い始めたのは高3の4月からだったので、周りと比べると実技の知識も実力もありませんでした。初めは無知のまま日々の課題をこなしていたので、一学期の内部コンクールの成績はひどかったです。そこから焦り始めてとにかく分からないことは友達にも先生にも聞きました。参考作品も沢山見ました。あと全体によく上がる人のデッサンは授業中にも立ち歩いてよく見ていました。冬のコンクールも試験当日(武蔵美)もめちゃめちゃ歩き回りました。利用できるものは利用する精神で、技術を見て盗んだり自分と他の人の作品をよく比べました。
あと学科を舐めないべきだと思います。学校が午前中に終わった日などは早くどばた(創形)の教室に着いて勉強してました。勉強に飽きたら参作を見たり模写したりしました。冬期講習の授業が終わったあとも残って赤本を解いたりしてました。
最後に、すいどーばたに通った1年間本当に楽しかったです。受験生なのが信じられないぐらい毎日楽しんでたと思います!
M.Kさん
合格大学:武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科
出身校:日本大学豊山女子高等学校 現役
『日々の積み重ね』
私は高二の春からビギナーでどばたに通い始めました。空デに行きたいという漠然的な目標はあったものの最初は何をどのくらいできるようになればいいかなんてわかりませんでした。
私大デザインの春期講習で初めて周りの絵と自分の絵を比べた時あまりのギャッブに始めは挫けそうになりました。しかし、絵を描き始めた時期や今まで描いてきた量はどう足掻いても埋めることができません。そんな間にも上手い人はどんどん先に進んでいきます。それならばその人たちの進む一歩よりも大きな一歩で進むしかないと思いました。毎回描いた絵のどこが良くてどこが悪いのか。それらを正すためには何をすることでよくなるのか。これらは自分の中だけで考えを留めず、講師の人達に何度も質問して何回も直し続けなければいけません。その回数が多ければ多いほど合格する確率は上がっていきます。
私は二学期の後半自分の思ったように絵がかけず、その間も周りがどんどん成長することにとても焦っていました。それでも挫けずに毎日描き続けてれば描いた分だけ結果が後から着いてきました。
なので、これからの一年楽しいことも苦しいことも沢山あると思いますが頑張ってください!
K.Nさん
合格大学:武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科
出身校:川口北高等学校 現役
『どばたで良かった』
私は作品がうまくいかない時にとっておきの解決方法を持っており、それを心の支えにして一年間頑張りました。 それは至ってシンプル、他の人の良い作品を見るのです!ただ見るわけじゃありません。しっかりと分析するのです。悔し涙を滲ませながらも分析してると、次第に絶望感が湧いてきます。何故こんなにも俺の平面は…デッサンは、酷いのだろうか、と。しかしそこでふと我に帰ります。所詮絵じゃないかと、どんなに上手な人の色彩構成でも、それは自分と同じ時間内で作られたものであり、よく見れば、どんな手順で描いたのか、どんな色使いか、技法かを分析することができます。 そして、ひと通り見た後思うのです。『あいつにできて俺にできない事りはない』と。
スラムダンクの主人公である桜木花道はよく自分のことを天才と自称します。そんな彼のように私も『天才的な自分にできないことはない!』という気概でこの一年なんとか乗り越え、合格を勝ち取ることができました。 今思い返せば私は他の人と自分とを比べて一喜一憂することが多かったですが、それは幸せなことだったように思います。多くの面白い友人や講師の皆さんがいて、色んな(不本意ながら)素晴らしい作品がある環境だからこそ、充実もして自分を高めることができました。そんなどばたには本当に感謝しています。ありがとうございました!
A.Yさん
合格大学:武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科
出身校:都立王子総合高等学校
『諦めず、最後まで走り抜く』
私は高校3年生の9月からどばたに通い始めました。周りの受験生と比べると、とても遅いスタートでした。
現役の時は、どばたに行っても話せる友達がおらず、精神的にとてもきつかったです。入直の時点で「正直無理かも」と思うこともありました。
しかし、浪人して春から昼間部で1年間過ごす中で、仲良くしてくれる友達ができ、質問し合ったり、一緒に勉強したりしながら楽しく学ぶことができました。とても有意義な1年だったと思います。
それでも、やはり周りの上手な受験生と比べると、思うようにいかないことも多く、ネガティブになることもありました。それでも諦めず、先生や友達と相談しながら、自分の改善点や続けるべきことを考え、一課題ごとに取り組んでいくことで成長できたと思います。
「もう無理かもしれない」と思うことがあっても、流されずに最後までやり通せたことが、合格につながったと感じています。そして、その過程を乗り越えられたのは、友人や先生の支えがあったからこそだと思います。
先生にはたくさん相談に乗ってもらったり、迷惑をかけてしまったこともあったと思いますが、最後まで親身に指導してくださり本当にありがとうございました!
Y.Mさん
合格大学:武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科
出身校:都立石神井高等学校 現役
『イメージする』
私は高2の夏季講習で初めてどばたに行き、私大デザイン科は高3春から通い始めました。6月まで日曜コースに在籍していたので、夜間部の現役生よりも遅れを取っていたと思います。しかし授業での指導、講評で自身の苦手な部分を見つけ、少しずつ上達することができました。
夜間部に移籍してからは、先生や仲間からコツやアドバイスなどを教えてもらいながら、着実に伸びていくことができました。立体系は平面系と比べて人数が少なかったので、その分仲間と良い関係を築くことができたと思います。私の苦手な作業について丁寧に教えてくれた子や、学科の対策の仕方を教えてくれた子など、皆優しくてとてもためになりました。
冬季・入直の期間は毎日辛く感じていましたが、そのときは志望大学での生活をイメージしていました。「何が好きか」考えることはとても重要です。制作に限らず未来へのモチベーションを保つことができます。
丁寧な指導をして下さった先生方、1年間本当にありがとうございました。
K.Sさん
合格大学:武蔵野美術大学 デザイン情報学科
出身校:八戸北高等学校
『充実した一年』
私は、初めてどはたに訪れたのは高3の春季講習で、その時初めて実技を学びました。残念ながら、現役では力及ばずに受かることが出来ませんでしたが、浪人生となり絵と毎日向き合う日々はとても良い経験になったと思います。デザイン系の職に就くための修行だと考えれば、寧ろ人生の中で最も重要な期間であったと思います。
どばたの昼間部では、自分の絵の個性を追求するための授業が充実しており、入試直前では、自分の絵柄を完成させることが出来ました。
デッサンでは、最初のうちは、質感描写や形の取り方が分からず四苦八苦していましたが、一枚一枚に魂を込めるように描いていると、冬あたりでは、形を素早く取れるようになり、目がいつの間にか養われ、技術を大幅に上げることができました。このように成長できたのは、先生方の的確なアドバイスのおかげであり、先生方には感謝しても仕切れないです。
地元は、画塾も美大予備校もないようなど田舎だったので、どはたに来て本当に良かったと思います。一年間本当にありがとうございました。
S.Nさん
合格大学:武蔵野美術大学 基礎デザイン学科
出身校:松山女子高等学校
『自分を見つめて』
私は高校3年の秋に一浪覚悟で美大を志し、どばたに通い始めました。普通科高校出身で何もわからずただ描いていただけだった私は一浪の夏季講習までなかなか上達せず伸び悩んでいました。その時の面談で先生に自己分析を細かくやってみるといいよとアドバイス頂き、自分の得意なモチーフや苦手なモチーフ、自分のついやってしまう癖などをとにかく書き出してまとめるということを定期的にやるようにすると、明確に自分の課題点が浮き彫りになり伸び悩んでいた時期よりも上達速度が格段に上がりました。
とにかく自己分析をして、その結果を元に自分で課題点を考えて実践するを繰り返せばきっと成長するはずです。
壁にぶち当たっても焦らず、自分をじっくりと見つめ直す時間を設けてみてください。もし客観視ができなくなった時には、相談してみましょう。予備校には先生や仲間がいます。相談しているうちに、課題点が見えてくるかもしれませんよ。
Y.Hさん
合格大学:武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科
現役
『見て・聞いて・話して』
私は高2の冬の体験入学で初めてどばたに来て、高3の4月から5月まで日曜コース、6月から夜間部に通い始めました。
私が本格的に美大に行こうと決めたのが高2の12月で、後から考えると遅かったと思います。デッサンも色彩構成もそれまでやった事がなかったため周りの人との差をとても感じていました。そのため私は色んな人の作品をよく"見て"、講評をよく"聞いて"、先生や友人と"話す"事を1年間大切にしてきました。
特に話す事が本当に重要だと思いました。先生方には実技のことで構図の取り方、色当たり等相談したり、悩んでいる事にも具体的な策を一緒に考えてくれました。友人との会話は息抜きであり、色々な情報を得ることが出来る大事な場でした。私は学科が最後まで苦手だったので友人に勉強法についても相談していました。
学科勉強については、春からコツコツやっておいた方がいいです。私は学科が最後まで国英共に苦手で点数が安定していませんでした。学科の点数が安定しているだけで実技を安心して受けられます、隙間時間にやる習慣をつけましょう!
どばたはメリハリがはっきりしていて途中で息苦しくなる事もなくとてもいい場所でした。だからこそ最後まで頑張ることが出来、合格することが出来ました。本当に1年間ありがとうございました。
S.Kさん
合格大学:武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科
出身校:秋田県立秋田高等学校 現役
『100聞いて、100吸収する』
私は高2の冬に美大受験を考え始め、春から地元の画塾の講習会に参加し、高3の6月からどばたの通信に通わせてもらいました。
最初はなんとなく面白そう、という理由でタマグラを第一志望にしていました。しかし、夏にタマムサのオープンキャンパスに行った時、武蔵美はなんて楽しそうなんだろう!やっぱりここに行きたい!と気付き、夏になってから第一志望を武蔵美の視デに変えました。
その後、夏季講習で初めてどばたに直接通いました。講習会では通信で描いた課題を担当の先生に直接見て頂けたり、先生のデモストやライバル達の制作風景を見ることができたりと、一人では得られない学びがたくさん詰まっています。うまくいかなくて凹んだ日はこっそり公園のトイレで泣いて、全体講評に行った日は肩で風を切って歩いて、最後まで走り切りましょう。
自分で言うのも変ですが、志望を決めたのが高3の夏、という切羽詰まった状況だったので、誰よりも早く成長しなくてはなりませんでした。ですから聞いたことは取りこぼさない、100聞いたら100吸収することを意識して実技の勉強をしました。謙虚に、先生が仰ったことをひたすらに信じて、まずはやってみて、ダメだったらまた質問し、方法を変えることを繰り返しました。クロッキー帳に講評メモを取り、気付いた改善策を改めて別のノートにまとめることも有効です。
ところで学科対策ですが、私はどばたの学科を取っておらず、しかも国語が苦手な理系でした。つまり、学科も相当頑張らなくてはなりませんでした。そこで、担任の国語科の先生におすすめの参考書を聞いたところ、いいずな書店さんで出版されている『大学入試 国語頻出問題1200』をお勧めいただきました。武蔵美対策になる問題がたくさん掲載されていて、これは先生も私もおすすめの最強の参考書です。学科で心配なことがある方は、ぜひ学校の先生も頼ってみてください。
最後に、これから受験を考えている方へ。夏に志望校を変えても良いし、辛い時は楽しまなくても良いし、泣いても良いです。ただ、腐らずにひたすらに毎日学校に行って、予備校に行って、「100聞いて100吸収」できたら、結果は必ずついてきます。
そしてここまで支えてくださったどばたの先生方、本当にありがとうございました!
K.Iさん
合格大学:多摩美術大学 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻
出身校:品川翔英高等学校
『自分と向き合った一年間』
私は現役の頃、確かな進路を決めきれず自分の本当に興味のあるものとは少し異なった平面系の科を受験してしまい結局あまり上達出来ずに合格出来なかったという苦い思い出があります。
浪人してどばたに来てからは自分の本当に行きたい科に専念して、もう一度一からやり直そうという思いでした。
ですがやはり去年と違うことをするということには難しいことも多くありました。立体系では課題の答え方に加え、「モノを物理的に違和感無く正確に描けるか」というデッサン力が平面系と比べて更に大切になってきます。私はその両方に苦手意識があったのでかなり苦戦しました。それでも講師の方々の的確な指摘や種類豊富な参考作品を元に自分の良い所と悪い所を理解する意識を日々持つよう心掛けていました。もちろんそれですぐに上達した訳では無かったです。入試直前にも派手にやらかしてしまった事は何度もありました(笑)。それでもそうして自問自答を重ねて鍛えた力は本番で役に立ったと感じています。
この一年間を通じて、自分の力を伸ばせた事はもちろんの事、多くの仲間と出会うことが出来ました。受験勉強をしていると上手くいったりいかなかったりして精神状態が上下することがあります。そんな中でも互いに励まし合い成長し合える人達がいるどばたはとても良い環境だと思います。1年間本当にありがとうございました!
K.Mさん
合格大学:多摩美術大学 情報デザイン学科 メディア芸術コース
出身校:浜松学院高等学校
『後悔するからちゃんとやろう』
私は一年間の浪人生活を経て、多摩美術大学と武蔵野美術大学に合格しました。振り返ると、決して順風満帆な受験生活ではなく、特に予備校では遅刻や欠席が多かったことを反省しています。もっと計画的に取り組めていたら、という後悔もありますが、それでも最後まで諦めずに努力を続けたことが結果につながったのだと思います。
さらに私は入試直前の時期に急激な成長を実感しました。それまではなかなか手応えを感じられずにいましたが、試験が近づくにつれ、焦燥感から集中力が高まったのだと思います。もっと早くから焦り集中していれば、という後悔もありますが、入試直前には自分の納得がいくデッサンを描けるなどして良かったです。
また、学科対策として共通テストの倫理を選択し、勉強しました。もっと共テを想定した問題を解いていれば、という後悔もありますが、倫理は暗記のみなので、楽です。
最後まで見捨てることなく指導してくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。一年間ありがとうございました。
S.Yさん
合格大学:多摩美術大学 情報デザイン学科 メディア芸術コース
出身校:淑徳高等学校 現役
『とにかく描く』
私は高2の夏休みにどばたの体験入学に行き、10月から正式に通い始めました。幼い頃から絵を描くのは好きでしたが、デッサンの経験は一度もなく、どばたに来たときは鉛筆の削り方すら知りませんでした。初めは基礎科のビギナーデッサンに入り、基礎科のデザイン科、私大デザイン科へと移りました。
最初のうちは、よく描けていると思っていました。しかし伸びが悪く、本番が近づくにつれ周りとの差が大きくなっていきました。とにかく不安でした。
それでも無事合格することはできましたが、今ではもっと枚数を描けばさらに伸びたと思っています。人によって伸び方に差はあっても、描いた分だけ自分が変わっていくのは感じることができました。人の技を吸収するのが苦手でも、とにかく描くことは誰でもできると思います。何度も描いて極めていくことが1番確実に力を伸ばせる方法だと思います。
どばたに通って、本来は知ることもないであろうことをたくさん知ることができました。本当にお世話になりました。ありがとうございました!
I.Aさん
合格大学:多摩美術大学 統合デザイン学科
現役
『結構楽しかった』
私は高校三年生の4月から実技を学びました。最初は基礎的なデッサンもままならず、初課題の3日間の静物は色も乗り終わらないようなところで講評を迎えてしまうほどでした。周囲のレベルの高さに圧倒され、「あれ、なんか進路間違えたかも」と思うこともありました。
中学は市の学校。高校入試は小論文と面接のみで1、2回しか対策せずに入学。今まで塾にも通ったことがなく、いわゆる「受験」をちゃんと経験したことがありませんでした。それにもかかわらず、いきなりハードな「美大受験界隈」に足を踏み入れてしまったものですからとても不安でした。
平面構成では発明家になった気分で自分オリジナルの絵の具や表現の研究・発見に力を入れてきました。とてもワクワクしながら楽しく取り組めました。これは、私の武器になると認めてくれて、褒めてくれて、指摘・助言をしてくれて、伸ばしてくれた先生方や友達たちのおかげです。
1年間とても楽しかったです。この美大受験で得た経験は今後の人生において大切な財産になると思います。
Y.Kさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
出身校:駒込高等学校 現役
『前向きに楽しく』
私は高1から高2まではずっと部活で忙しく講習には1度も行ったことがなく、実技のことは何も分からない状態で高3の4月から私大デザイン科夜間部に通い始めました。
最初は何も分からず上手く描けませんでしたが、丁寧に教えていただき、まわりの生徒も優しく面白い人ばかりで、だんだんどばたの友人や先生方と会うのが楽しみになって、ポジティブに前向きに取り組めるようになりました。ポジティブに考えられるようになったことで、作品の出来がよくなくても、ネガティブにならずに、その日の帰り道に講評で言われたことをよく考えて、次どうするか決めることができ、そのおかげで少しずつ作る作品を良いものにしていくことが出来ました。
1年間受験をこんなに楽しく乗り越えることができたのは、どばたの先生方やどばたで出会った友人たちのおかげです。本当にありがとうございました!
M.Uさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科
出身校:茗渓学園高等学校 現役
『戦略的合格日記』
「ひとりひとりの個性を教授が否定することはできない。だから、構図・視線誘導・色・精度・形出しとか、みんながいいねって言えるものに気をつかうんだよ」ある先生に言われたこれらの言葉によって、私は方向性を定めることができました。
デッサンでは描写にばかりこだわり、評価が伸び悩むことがありました。しかし、アイデア・構図・明暗・固有色等、全てが大事と気づき、安定して上段にいけるようになりました。
また、私は平面がずっと定まりませんでした。これは、「好き・5時間の平面構成で実践できる・汎用性が高い」ことを満たす既に活躍しているアーティストやデザイナーを真似る事で解決しました。やってくうちにだんだん自分の味もでてきました。
学科は共テ8割、一般9割でした。
英語は単語・熟語・長文慣れで確実にいけます。全ては繰り返しです。1秒で意味がパッと出てくるようにしました。私は電車の中でコツコツやっていました。
国語の論説は二項対立を探し、段落ごとに理解するのがコツです。小説は人物の気持ちになるのが大事です。小論は国語の先生に見てもらうのがおすすめです。
あとは、やはり友達と推しの先生でメンタルケアです!人と話すと元気が出ます。
H.Mさん
合格大学:武蔵野美術大学 デザイン情報学科(推薦合格)
出身校:茗渓学園高等学校 現役
『3時間が30分に感じた日』
デ情を総合型選抜で受けると決めてから大きな壁となったのが、3時間での卓上デッサンだった。初めは完成すらしなかったが、とにかく枚数を重ねていくうちに徐々に安定したデッサンを描けるようになった。試験本番までの1ヶ月間では、約40枚のデッサンを描いた。
試験当日はとても緊張した。武蔵美に行くのは初めてじゃないのに降りる駅を間違え、入場時間の2分前に試験会場に入った。例年モチーフは4つだったが、今年はモチーフが7つ配布された。特に難しいモチーフは無かったが、モチーフの数に動揺し、普段より大幅に形取りに時間がかかった。固い鉛筆で描きすぎて線が消えなくなった。余白がいつもの5倍汚かった。居ないはずの学校の先生の声が聞こえた。試験終了の1秒前まで描いた。3時間が30分ぐらいの感覚だった。あれだけの枚数を重ねてもやっぱり緊張するんだなと思った。が、枚数を重ねていたからこそ、緊張状態でも普段のデッサンを描くことができたと思う。とにかく描きまくる事が大事なんだと強く感じた。
N.Iさん
合格大学:武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科(推薦合格)
出身校:実践学園高等学校 現役
『なるようになる!!』
私が最終的に美大受験を決めたのは高2の冬でした。どばたに通い始めたのは高2の冬季講習からだったので遅いスタートだったと思います。春の時点で描ける人との差が激しかったので落ち込むことが多々ありました。そんな私でもゴールデンウィーク課題では全体講評にあげていただきました。そこから少しずつ自信がつき、上手くなって絶対美大に行く!という目標を明確に立てることができました。夏季講習では、「上手くなったね」と言ってもらえるほど成長しました。上達するために先生をつかまえるのも一つの手だと思います。授業時間内か授業後少しなら話を聞いていただけると思うので苦手な表現方法やエスキースを見てもらうのも良いと思います!
夏季講習中に病気が見つかり入院と手術が必要になりました。やっと調子がついてきた頃だったのですごく落ち込んだし1週間も休まなければいけなかったので実技面ではかなり不安になりました。また、私はデッサンにおいても平面構成においても3hで終えられる自信がありませんでした。私は納得のいく作品を作るまで時間がかかるタイプです。これらの理由で一般入試ではなく総合型選抜に切り替えて入試に向けて準備を進めました。持ち込み作品とポートフォリオを作り始めたのは8月上旬でした。3ヶ月しか時間をかけていませんが、完成度とこだわりを持って制作することが大事だと思いました。
受験期の一年は人生のうちのほんの少しの時間です。その期間だけは遊ばずに合格に向けて頑張れるのではないでしょうか。
どばたでの生活は本当に楽しかったです!!多くの先生方や友達に支えてもらいました!ありがとうございました!!!
S.Yさん
合格大学:武蔵野美術大学 基礎デザイン学科(推薦合格)
出身校:東京都立大泉桜高等学校 現役
私は第一志望の武蔵野美術大学の基礎デザイン学科に合格しました。
合格にあたり一番大切にしてきたことは基礎デザイン学科について調べ、それに合う印象の企画書を作る、ということです。そして自分らしく、否定要素が少ない企画にするということも考えました。自分らしくというのは他の企画と内容が被りにくいものにするということ、否定要素が少ないというのは企画書をみた時、こうする必要がないとか、なぜこうしたのかという疑問が出てこないようになるまでよく考えるということです。また、プレゼンの後の質問タイムで返答に困って上手くいかなくなるのが怖かったので、何十回も家や学校で練習をしました。これはやって良かったと感じました。
以前オーキャンで基礎デの教授に質問に行った際、企画書を作るときは周りの人に沢山の助言をもらうといいよ、と言われたので企画書がほぼ出来上がった頃から家族、友達、学校・予備校の先生など自分が思いつく限りの人に見せてアドバイスをもらい、その意見をもとに修正しました。これもやって良かったと思うことの一つです。
R.Iさん
合格大学:武蔵野美術大学 デザイン情報学科(推薦合格)
出身校:N高等学校 現役
『事情があっても諦めないで』
私は高校3年4月から私大デザイン科に通い始めました。私は体調不良で休むことが多く、練習量が足りなく、みんなとの実力差が開いて行きました。このまま一般試験に挑んでも合格は望めないと判断し、総合型選抜に賭けることにしました。総合型選抜は一般試験とは違い、受験者の内面を見てくれます。一次選考では、今まで作ってきた作品や活動をまとめたポートフォリオと志望理由を大学に提出します。二次選考では卓上デッサンと面接があります。美大受験対策を始めるのが遅かった、事情があって練習時間が取れない、そんな人に総合型選抜はおすすめです。すいどーばたでは、卓上デッサンの対策やポートフォリオや作品制作の相談にも乗ってもらいました。
実は私は体調不良で元々通っていた美術系の高校から通信制に転校しています。私のように事情があって練習時間が取れない人でもやりようはあります。諦めないでください。総合型選抜を募集している学科は限られており、第一志望の学科には総合型選抜がない場合もあると思います。でも美大にさえ入れれば割とどの学科でもやりたいことはできます。私は大学はどの学科に入るかより、入ってから何をするかが重要だと思います。
Y.Sさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科(推薦合格)
出身校:立教新座高等学校
『もっと上がある』
僕は2023年4月よりどばたの夜間部に入学致しました。そこから一年、数多の努力を重ねてきたとは言い難く、ただ用意されたプログラムをこなして淡々と日々を浪費していた為、受験に失敗。また、それを当然のように受け入れていた自分がありました。
そこから転機が訪れたのは3月、好きな先生のデッサンの講習会に行った時です。そこで先生が途轍もなく上手にデッサンを描き上げていく様を目の当たりにしました。今まで見てきたどんな参作よりも卓越したそれに、このくらい描けるようになりたい!と強い憧れを抱きました。 そこから八ヶ月、とてもモチベーションを高く課題をこなしていき、誰よりも上達してきた自信があります。羞恥心を捨てて講師に質問を重ね、講評の後には今回はこういう結果ではあったが、さて次はどうしようかと考えを巡らせました。
僕は浪人生活を通して、自分のやりたい事やどういう作品が好きなのかを知れて、またグラフィックを作ることがとても楽しくなりました。それはすいどーばたという環境で、本気でデザインを愛している先生方や目を見開くような作品群を作り上げていくライバル達によりとても刺激的な日々を過ごせたからだと思います。
最後に伝えたいのは、受験に必要だからと作品を制作するのではなく、デッサンと平面を愛していてとても楽しいから作っているんだと胸を張って制作に取り組んで欲しいです!そして、たとえ講評で上段をとっても慢心せず自分にはもっと上があるのだと、天上知らずに成長していってください。
M.Kさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科(推薦合格)
出身校:長崎日本大学高等学校
『自分を大切にね!!!』
私は高校卒業後に上京し、5月からどばたに通い始めました。”予備校は怖い”というイメージがありましたが、どばたは真逆で先生、生徒みんな優しくて頼りになりました。地方から来た私にとって同じ大学を目指す仲間がいることは本当に嬉しくて一人じゃないことを実感させられました。
どばたでの生活はほんとに充実していて楽しかったです。実際に先生や学生講師の方々が解説をしながらデモストをしてくれたり、講評は1枚1枚しっかり見てくださるので自分の良さや課題点を理解できたり、他の生徒の講評からも、なるほどなと思えることがいっぱいあります!上手い人に描き方を聞けたり、わからないことがあったとしても先生方が親身になって一緒に考えてくれるので自分の学びになることしかないです!!!
私は常に「私、強い」と思いながら過ごしていました。この考えは結構大切なことだと思っていて、自身のモチベーションに繋がると思っています!上手くいかないことがあっても重く受け止めないで自分の思ったこと、考えたことを大切にしてほしいです!!
最後になりますが、指導してくださった先生方にはほんとに感謝でいっぱいです!!!ここまで成長できたのは先生方や友達の支えがあったからです!本当にありがとうございました!!
Y.Yさん
合格大学:多摩美術大学 グラフィックデザイン学科(推薦合格)
出身校:富士見高等学校 現役
『誇れるくらいの努力を』
私は高校2年生の春から基礎科、3年生からは私大デザイン科でお世話になりました。 私はとにかく負けず嫌いな性格だったため、宿題が出された際には誰よりも多く描いてやる!と意気込んで家で課題漬けの日々を送ったり、推薦入試の直前期には学校を1週間休んで浪人生と同じくらいの時間どばたで自主練をしたりと自分を追い込み続けた毎日でした。ここまでの追い込みが技術面で功を成したかは分かりませんでしたが、少なくともかなりの自信をつけることはできたと思います!もし仮に落ちてしまっていても、ここまで努力できたなら後悔はないだろうなと入試前にも感じていました。
また、この性格ゆえに評価が一時期伸び悩んだり自分よりも上手い人を見て悔しい思いをしたことも多くありましたが、いい意味でゆるいどばたの雰囲気のおかげで、焦って自分を見失うことなく本番を迎えることができました。
人が持つ自信は心強い武器になります。誰よりも自分は頑張ってきたと認めた結果、入試本番でも自分の選択をじ切ることができたと思います。ぜひ入試直前には積み上げてきた努力を思い出して自分の頑張りを認めてあげてください。
そして、周りの人は意外と自分の努力しているところを見てくれています。私自身も尊敬している同級生、浪人生が沢山います。せっかく多くの受験生と一緒に制作ができる環境なので、周りの友達に刺激されたり刺激を与えたりして意識を高め合うことが大事だと感じました。
私大デザイン科での8ヶ月間、本当に楽しかったです!優しい友達や先生方と出会えて充実した予備校生活でした。今まで本当にありがとうございました。
S.Sさん
合格大学:多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻(推薦合格)
現役
高校1年生の冬に進路を考え始めた時、「自分は何が好きなのか」を考えました。絵を描いたりものづくりが好きだと実感し、美大へ憧れてどばたの春の体験会に参加しました。私は今まで学校の美術の授業でしかデッサン経験がなく、参加者が本格的なデッサン力を持った人ばかりなのを目の当たりにし圧倒されました。やはり私のように全くの初心者は今からでは美大受験には間に合わないのか?と思いましたが、どばたの先生に「センスがあるのでこれからどんどん伸びるよ」と励ましの言葉をいただき、高校2年生からどばたに通う決意をしました。平日は部活があり、平日コースに通う事ができず、高校3年生の夏までは週1の日曜コースに通っていました。季節講習会には参加し、先生方からのアドバイスや、レベルの高い講習生の作品や講評を聞く事ができ、モチベーションが上がるきっかけとなりました。
高校3年生で志望校を決める際、私大デザインの中でも平面か立体かで迷いました。その時にどばたの授業内で現役の私大デザイン学生の方との座談会で色々な大学・学部の話を聞く機会があり、多摩美のダクトの学校型推薦にチャレンジすると決めてからは、3時間のデッサン力と共にプレゼンにも力を入れました。自分のデッサンの強みを3分間で伝え、今までの経験をどれだけアピールできるか。私は面接対策ノートに自分のことをまとめました。自分自身の「強み」や「得意」、「好き」を見つけ出し自己肯定感を高めることもできました。周りと比べて落ち込むより自分の良い所をアピールできるデッサンをするように心がけてからは、納得のいく作品が描けるようになりました。どばたの先生方からも私の良い面をたくさん見つけ出していただき、モチベーションに繋がりました。
受験期はモチベーが下がり落ち込んだりすることもありましたが、自分を信じて良い面をたくさん見つけ、自己肯定感を高めることが大切だと感じました。そう気づかせて合格に導いてくれたどばたの先生方に感謝しています。
K.Mさん
合格大学:多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻(推薦合格)
出身校:高崎市立高崎経済大学附属高等学校 現役
『どばたがくれたもの』
私がどばたに通う決めてとなったのは、推薦対策講座の存在だった。地元の予備校で行っていた一般対策に対し、画材の制限が少なくプレゼンも課される特異なプロダクトデザイン専攻の推薦入試はなかなか対策のし難いもので、特化した対策を行う機会は魅力的に映ったからだ。
この講座の特に有用だった点は、その「環境」と「プレゼン練習」だ。「環境」は制作やプレゼンの際、合格を目指し鍛錬するライバルたちの存在を指す。やはり名のある予備校、勿論指導のレベルは高いが、何よりライバル達の練度の高さ、意志の強さは地方の予備校では見られないものだった。「プレゼン指導」は多数の現役大学生、経験ある教員の指導で、客観的でわかりやすく参考になることばかりだった。どばたに通うには、授業料や地方からのアクセスなどといった障壁も多々ある。それらを鑑みても、推薦対策講座の受講は意義あるものだった。この経験を活かし、これからも努力を続けていきたい。