基礎科_GW明けは・・・🌷

基礎科です!GWが明けてすっかり通常モードの基礎科アトリエです。休み明けはデッサンからスタート!

5月入学の学生さんはこのタイミングから登校する人が多く、また少しずつアトリエが賑やかになってきました。

 

 

 

5日クラスのモチーフは傘とシャツでした☂️👔

課題初日は構図について説明。とりあえず出されたモチーフを全部画面に収めて描く、は❌🙅‍♀️!!!

まずはモチーフの描きたい場所・表情・状況など、描く狙いを明確にすることが大切です。“なにを描きたいか?”、ではなく“どう描きたいか?”をよく考えること。そういった狙いを表現するにはどうトリミングするのが最善なのか。鑑賞者がその絵を見て何を感じてほしいかを予め考えてから構図を決めましょう。

 

そして完成した絵がこちら!

傘の頭上の“空(くう)”を魅せるための構図。画面の下にシャツが続いてくのが連想できるところで巧みに構図を切っています。

パンっと張ったビニール傘のヴォリューム感もGOOD!

 

 

遮られたビニール傘からクリアに見えるシャツとパイプ椅子が、まるで人の顔を隠すようで良い雰囲気を漂わせていますね。

思わず傘の中を覗き込みたくなる衝動に狩られる絵です。

 

 

 

 

 

🍎🧅ビギナーデッサンコースは実技未経験や初心者向けの入門コースです。画面サイズは専攻コースの約半分B3サイズの画面で鉛筆デッサンをしています。個人のペースで納得がいくまで時間をかけて描けるのもこのコースの良いところ。

休み明けは自然物&人工物の組み合わせの格好良い絵が上がってきていました。

 

 

 

硬質な瓶の質感、ラベルの描写も説得力があります。

玉ねぎの光沢もよく描けていますね!

 

美しい!

発泡スチロールとりんごの固有色がよく表現できています。

 

 

 

パキッとクリアに描けました。床に落ちる幾重かの影のまでよく観察が行き届いていますね✌️

 

 

 

そして突然のイベント。制作の合間にて、芸大デザイン科2年在籍の講師に自身の作品紹介をして頂きました〜。

芸大デザイン科の課題や授業内容についても少しお話いただき、基礎科生は将来、大学でどのようにデザインを学んでいくのかイメージすることができたのではないでしょうか。

どばた基礎科には、様々な科の講師が世代を超えて多く揃っていますから、受験はもちろんのこと、大学生活について、卒業後の生活についてなど幅広く学生に伝えることができます。

受験は決してゴールではありません。むしろそこからがSTART。

 

今年も学生の参考になる楽しいレクチャーやイベントをたくさん行っていきますよ❣️❣️❣️❣️

 

 

 

 

 

 

基礎科では、全コースで初めて実技を取り組む方や初心者に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、この春から新たな一歩を踏み出してみませんか?

↓ 詳しくは下記よりご覧ください!

2024年5月15日(水)〔基礎科