こんにちは基礎科です。
基礎科のアトリエ校舎では紫陽花が満開です!
専攻コースでは専門課題が始まりました!
※専門課題とは藝大入試の二次試験にあたる(一次はデッサン)各専攻科専門実技(油画科は静物油彩、日本画科は静物着彩、彫刻は粘土塑造、デザイン科と工芸科は平面構成や立体構成など)
今回は彫刻コースと日本画コースの導入の様子をご紹介しましょう。
◯彫刻コース
石膏像「アルカイック」の粘土模刻に取り組んでいます!
先ずは粘土の扱いに慣れることが大事ですね、
粘土槽より自分の使う分の粘土を取ってきて、練って適切な固さにします。
回転機の上の塑造板に芯棒を組んでいきます。
まずは粘土が落ちてこないように芯棒に粘土をしっかり食い込ませます。
上下どこまで粘土がつくかしっかり目線を下げて観察する事が大切です。
学生も一生懸命作っています。
離れて観察…!
完成が楽しみですね!
◯日本画コース
続いて日本画です🖌
色味や質感の異なるモチーフを組み合わせた静物着彩に取り組んでいます。
本日は彩色をする前段階のデッサンをしています✨(↓ 写真は講師による導入デモストです ↓)
デッサンの段階では固有色はあまりのせず、それぞれの質感の違いを丁寧に描き分けていきます。
彩色で使う透明水彩には下の色や情報を透過する性質があるので
大理石のゴツゴツした質感やリンゴの表面の模様などは、この段階でしっかりと観察して描いておきましょう💪
(モチーフ同士の大きさ関係や、絵の中で床がガタガタして見えないかの確認も忘れずに!)
「綺麗だな」と感じる所を大切にしながら、じっくりとモチーフに迫っていきます。
制作を通して、普段見慣れたモチーフから新しい魅力を発見できると良いですね😊
みんなそれぞれ魅力的な作品になってきています
マンツーマンの指導からたくさん吸収して、たくさん成長しましょう🌱
来週末の仕上がりが楽しみです!
2023年5月28日(日)〔基礎科〕