こんばんは、基礎科です。
今日より夏季講習会・中期 Ⅰコースが始まりました。
最初の課題は石膏デッサンです。前期と同じく初めて実技に取り組まれる生徒さんに向けて、構図・明暗レクチャーを行いました!
今日から初めて当学院で実技を始める生徒さん、多数参加しました!
レクチャーの後は鉛筆の人、木炭の人で別れて、それぞれで描画材説明と描き出しのデモストレーションを行いました。
鉛筆の説明はデザインコースの橋本先生が担当。
デッサンでは鉛筆を寝かして柔らかく調子をつけることが多いので芯を長く出します。
描き出しのデモストレーションをする中で、測り棒やデスケルの使い方の注意点、確認するポイント等の解説をしました。全体のアタリを入れて構図のおさまりや頭部と体の大きさ関係などを確認しましょう!
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木炭デッサンは、彫刻・デッサンコースの中里先生が担当しました。
木炭は専用芯抜きで芯を抜いて使います。材質は柳が多いですが種類や太さなどはいろいろあります。経験を重ねる中で自分に合うものが見つかるとよいですね。
ザクザクとたっぷり調子をつけたりすることができ、色幅が豊かで魅力的な描画材です。
消したり表情をつけたりするには食パンが使いやすいですね。(当学院の画材屋でも購入できます)
すいどーばたの基礎科では各科の参考作品や講師によるデモストを同じ教室で見ることができます。
画材の違いや科別の特色はありますが、共通する大事なことも見つかります。
今回の石膏像は「ブルータス」
ルネッサンスの巨匠ミケランジェロ作(1538年頃)
本物はイタリアのフィレンツェにあるバルジェロ美術館が所蔵しています。
あとは描くだけ!
思い切っていきましょう!!!
ブルータスの石膏デッサンの次は人物デッサンに取り組みます。楽しみ!
夏本番、暑い日が続きますが体調管理に気をつけて制作しましょう!