基礎科 ビギナーデッサンコースについて 優秀作品_5月後半〜6月前半

こんにちは、基礎科ビギナーデッサンコースです。

基礎科は大きく分けて、入門コースとしての「ビギナーデッサンコース」、ステップアップした先の「9の専攻コース」があります。

ビギナーデッサンコースは、部活や塾などで忙しい高校生でも通えるよう曜日・日数など選べるクラスの選択肢を多く設定しています。

◯選べる3日クラス(月〜金、3時間×3日・計9時間)
◯選べる2日クラス(月〜金、3時間×2日・計6時間)
◯土日クラス(土曜3時間・日曜6時間・計9時間)
◯日曜クラス(6時間)
◯土曜クラス(3時間)

どの時期に入学しても、一から始めらられるスターター課題を準備していますので、思い立った時から始めることができます!
スターター課題期間は、各自のペースで一枚一枚納得できるまで制作することができます。

今回は入学してスターター課題に取り組んでいる作品を何点かご紹介しましょう。

(選べる2日クラス 高2)

固有色がしっかりと乗せられています。モチーフの観察も丁寧で好感が持てます。玉ねぎの質感もよくでていますね。

(選べる2日クラス 高2)

瓶の映り込みの現象を丁寧に観察していますね、それによってガラスの質感もよくでています。またそれと対比する玉ねぎの柔らかいハーフトーンや表面の薄皮の表現などもとても良いです

(土日クラス 高1)

木の内側と樹皮の固有色や質感など表情の対比、柔らかい光、陰影によって見えてくるところの順番など丁寧に表現されています。

(日曜クラス 高2)

木片の固さや重さなどが力強く表現されていますね、勢いを感じます。

ーーーーー

デッサンはまずモチーフを見ることから始まります。表現するためには沢山の情報を読み取らねばなりません。
そして、それを画面に再構築・表現していきます。また、光と陰影についても考えます。
様々なモチーフを描くことで、質感や固有色表現のために鉛筆の使い分けや調子(トーン)の幅などにも取り組みます。
基本的なパース(線遠近法)のことを知ったり空間や奥行きの表現についても考えます。
日常の生活ではあまり気に留めていなかったこの世界の事柄をデッサンでは意識したり巡らしたりします。
ビギナーデッサンコースはその入り口のコースです。
これから芸大美大受験勉強を始めようと考えている未経験者や初心者にお勧めです。
そんな皆さんのご参加お待ちしております!

ビギナーデッサンコース(公式ウ公式ウェブサイトページ)

 

2022年6月11日(土)〔基礎科