基礎科 デザインコース・工芸コース 「ヘルメスと牛骨」デッサン優秀作品

こんにちは基礎科デザインコース、工芸コースです。
今回は両コース合同でデッサンを行いました!
冬季講習会の成果が出ているようですね。
良い作品が沢山出ましたのでご紹介しましょう!


光がとても美しいですね!バランスが良くどこをみても安心できます。手前奥や物の質感、光影の雰囲気のちがいなど、ずっと見ていられる味わい深いデッサンです。

 


画面全体での手前から奥への距離感がコントロールされており気持ちの良い空間が描けていて良いですね。手前に出てくる牛骨の角のつまった質感表現もとても良いです。

 


手前の牛骨の角にのった強い黒がこの絵に重厚感を与えていますね。質感表現への熱量もとても感じます。力強いデッサンですね!

 


ひとつひとつの作業が深い観察によって選ばれているので、とても上質なデッサンで好感が持てます。手数が多くはなくても味わい深い良い絵ですね。

 


牛骨が手前に向かって巻きながら出てきているのがよく見えてきて良いですね。それぞれ見え方の違いに反応して表現できており力強さを感じます。

 


光がとても美しく、空気が通うような空間が見えます。繊細な仕事による丁寧な仕上がりで好感が持てます。質感表現も良く様々な見え方の違いへの反応が感じられ豊かなデッサンですね。

 


ヘルメスの腕が手前に出てくる表現が良いですね。荒さは残りますがダイナミックで強いデッサンだと思います。手前の牛骨の角の質感も力強さを感じます。伸び代を感じる1枚ですね。

 

牛骨が石膏像に落とす影など、物と物の関係性がよく捉えられていて、それぞれのモチーフの距離感が気持ちよく見えてきます。まとまりが良く且つ光影がドラマティックなデッサンですね。

 

受験生達は入試直前対策真っ只中ですが、もうすぐ受験科に上がる基礎科生達も気合が入ってきています。
今週もじっくりとデッサンに取り組んでいます。来週どんな作品に仕上がるのか楽しみ!

2022年1月28日(金)〔基礎科