こんばんは、基礎科です。
今日は月火クラスの課題を紹介します。
今回の課題は、グレーの紙に白と黒の描画材で幾何形態をデッサンしていくという課題です。
通常、デッサンでは白い紙に黒の描画材で描いていきます。
慣れると当たり前のことなのですが、はじめは抵抗があったりします。特に白いものを描く時にはまず黒をのせないとはじまらないのが、はじめにぶつかる一つの壁のようにも思います。
このグレーの紙からスタートすると光があたる、陰がつくという現象を直感的に表現できます。明るいところに白を置き、暗いところに黒を置く。まずは白から黒までのグラデーションの幅を作って感覚を掴みます。
実際に白い石膏の幾何形態を描いてみましょう。丁寧に光と影を追いかけていきます。
普段のデッサンでもこのグレーの中間調子をしっかりと意識することで光の表現が豊かになってきます。今回つかんだグラデーションの幅を今後のデッサンに活かしていきましょう!
2016年1月22日(金)〔基礎科〕