こんにちは!基礎科です。
2学期も楽しく頑張っていきましょう!
今回は2週に渡って、ダンボール箱と石膏像の組みデッサンをしました。
テーマは、パースです。
パース、パースね…
みんなパースパースって言ってるけど、パースってそんなに大事なの?
みなさん、パースは……
超大事です!!!知っておいて損することはないです!
なので今回は、最初に折り紙を使って理解するところから始まりました。
隣に置かれた折り紙をもとに、同じ平面に置かれているのを想定しながら別の折り紙を描いていきます。
これがなかなか難しい!
同じ平面に置かれているのに、意識をしていないと全然角度の違う面に置かれているように見えます。
この折り紙を使ったパースの意識の練習は、想定で絵を描くのに必要な力のトレーニングにもなります。
だんだんコツがわかってきたら、本やコップなど折り紙以外のもので描いてみるものいいかもしれませんね!
クロッキー帳に鉛筆でデッサンをしました。
ここでもパースを意識しながら箱と石膏像を描いていきます。
ここで大事になってくるのが、視覚だけに頼るのではなく、頭の中で構造を想像すること!
ダンボール箱という直方体の見えない奥の頂点や辺を補助線として引きながら描くことで、感覚的にパースを意識できるようになります。
全体が描けたら、今度は各自が任意の高さのフレーム(幅3cm)を想定し、描き入れていきます。
観察して描くことと、頭の中でパースの辻褄を考えて合わせることの大切さを感じてほしいです。
それらパースに関するトレーニングを行いつつ、いよいよ本番のデッサンを描いていきます。
いくつか良いデッサンが出たので紹介しますね。
ビギナーコースもいいのが出た!
そして、再来週にある「キャラクター粘土立体」という課題のレクチャーがありました!
「キャラクター粘土立体」とは、二次元のキャラクターを三次元の粘土立体にしてみよう!とい課題です。「このキャラ、3Dにするとどうなるの?」と頭の中でイメージすることで、立体的なデッサン能力アップにつながりますね!
浅井先生が二次元世界でのキャラクターの形のデフォルメのされ方、また、そのキャラが三次元のフィギュアになった時にどういう立体になるのかの例を紹介してくれました。
また、「世界の立体作品」も紹介しました!
キャラクターのフィギュアからアート作品まで、立体作品が津々浦々!いやー、立体の世界も表現の幅がめちゃめちゃ広いですね。極限までリアリティを追い求めたり、極限まで要素を削ぎ落としたり。魅力的な作品がいっぱいでした!
レクチャーを聞いてたら、早くキャラクター粘土やりたくなっちゃいましたね。再来週が楽しみです!
そしてここからは展示案内!まずは前回もお伝えした日本画コースの川口先生と中学生コースの藤原先生の2人展、
時期が近づいてきたので再度お知らせします!
ふたりてん 藤原早苗 川口麻里亜
2020.9.14.Mon 〜 9.19.Sat
11:00 〜 19:00 入場無料
※最終日は17:00
そして続いてはデザインコースの学部3年生先生らが参加している
企画展です!
GOOD DESIGN Marunouchi #76
アフターコロナのユートピア
このディストピアはユートピアになりえるか? – 東京藝大デザイン科学生が考えた5つの提案
会 期:2020年9月2日(水)ー 9月16日(水)
時 間:11:00-19:00
会 場:GOOD DESIGN Marunouchi
入場無料
藤崎圭一郎氏とSputniko!氏が担当教員となり、作品検討会、講評などすべてリモートで行ったグループワークの実技課題です
とあるとおり、授業課題を外部で展示する機会みたいですね。これはデザイン科志望のみんななんか特に要チェックかも!
そして今年バーチャルで開催されている藝祭2020に基礎科の先生たちも参加してます!
これはクリックしたらすぐ見れますね!みんなクリッククリック!
(以下は各先生ごとのページ直飛びリンク)
↑こちらにはデザイン科4年生の田所、髙橋先生が参加!
↑こちらには北村、佐々木先生が参加!
↑こちらには奥村先生が参加!
↑こちらには可児先生、川口先生が参加!
2020年9月4日(金)〔基礎科 , 展覧会のお知らせ〕