こんばんは!基礎科です。
今週は石膏強化週間ということで、石膏像を墨汁と筆でクロッキーしました!
石膏デッサンは全ての科で必要となる「客観的に空間を観察する眼」を養うのに有効な訓練です。今回の墨クロッキーでは、限られた時間で、いつもとは違ってやり直しのきかない描画材で、複雑な形態の中の大事なポイントを見抜くことを要求されます。
そうはいっても、まずは画材に慣れることから。。。。
最初は自分の思うように筆を走らせてみます。
そして、松橋先生の超わかりやすいレクチャー&デモスト!!
「上を向いてる面、立っている面、上を向いてる面、立っている面…と、大きく見ると交互に面の向きが変化してるよね」
「ぱっと見で目立つ所を捉えたいね。髪の毛、眼のくぼみ、鼻、アゴとかね。それに対して、目立たないんだけど大事な場所がある。首が胴体に繋がっている場所がそうだね。陰影的に目立つ場所、陰影は目立たないけど立体として大きな変わり目、それぞれの違いを意識しながら捉えてみよう」
「線に強弱つけると、立体にみえやすいよ〜」
なるほど!
次の一枚はどうかな??
みんな2,3枚目くらいから筆運びの潔さが出てきました。最初に捉えているポイントも、しっかり立体として大事な場所を見れてきてます。
いい感じ!!!
一枚10分、最初の2分は観察のみに充て、8分で描いていきます。
めっちゃ上手くなってる。。。。
講師の田所先生も密かにイケメンなクロッキー。
影の溜まりや立体の張り・凹みが見やすいですね。
墨クロッキーでしている仕事は、デッサンでその後細かい形を見ていくときにココがずれてたらずっと印象似ない!ってなっちゃうぐらい大事な仕事なのでめちゃくちゃ役に立ちます。
これから蒸し暑くなってきそうですが、夏に負けずにアツアツの勢いで石膏マスターになりましょー!
こちらは今週体験授業の生徒と共にデザインコースの佐々木先生が2、3時間で描いた描き出しのブルータス首像デッサン。サッスガ!
そしてここからは展示案内です!
若手アーティストたちが描く 〜いまとむかしの物語〜 今昔絵図展
6月18日(木)→6月24日(水)
Artglorieux GALLERY OF TOKYO ギャラリーホームページ
〒104-0061 東京都中央区銀座六丁目10番1号 GINZA SIX 5F
新進気鋭の若手作家約30名が時の流れをテーマに「今と昔」「現代と過去」をテーマにした作品を約60点展示いたします。
様々な技法や、モチーフ、バラエティ溢れる表現で描かれる「いまとむかしの物語」を是非お楽しみください。
<出品予定作家>
安藤俊己 飯沼由貴 石橋美香 磯﨑菜那 江上秋花 大越円香 沖綾乃 亀下渚 川口絵里衣 妃耶八 久保田理世 小島実 清水レイ 杉野郁 杉本侑紀 鈴木琢未 関根貴之 高津ゆい 高橋健太 高橋祐次 長瀬萬純 中西彩 中村那由多 西川果歩 花菱慧 林朝子 林和輝 日向夏 間瀬由加里 MARINA 三谷拓也 村上生太郎 柳田真理 山崎和樹 ほか
🔥こちらの展示に基礎科日本画コースの髙橋健太先生が参加しているよ!🔥
気になった人はソーシャルディスタンスキープで見に行ってみようー!!!🔥🔥🔥
2020年6月19日(金)〔基礎科 , 展覧会のお知らせ〕