もっとうまくなりたい・・・
基礎科です。
芸術の秋が深まってきました🍂🍁
日々、絵のトレーニングに勤しんでいる基礎科の学生諸君も、心の、いや腹の底からこう願っているはず。
もっとうまくなりたい・・・
この絵を描いた高校1年生のミケランケロ🐸彼も同じ願いを抱いていた。

🐸「ワインボトルとりんご4個のデッサンを描きました。時間いっぱい描いて、背景も机も埋めました。なのに見返すと何か足りない。どこが悪いのか自分ではわかりません。」

講師F🧑🏫「メリハリがあって力強く、いい印象のデッサンだね!頑張っている前向きな姿勢がよく出てるよ。でもね、いくつか改善するとグンとレベルが上がるポイントがある」
🐸「そ、、それは一体?」

講師F🧑🏫「まずはパースだ。ワイン瓶が垂直すぎる。見下ろしているから、下へすぼまる。ラベルの辺も楕円のカーブに。そしてテーブルの奥行き。角度が狂っていてテーブルが滑り台みたいだろ?」
🐸「確かに。ワイン瓶が硬いのと床が不安定なのは、パースの狂いだったのか・・・」

講師F🧑🏫「光は、どこから来ている?」
🐸「・・・・わかりません」
講師F🧑🏫「それが第2の改善点。絵の中の光の設定を明確にしよう。光の方向が決まれば、影の落ちる方向、稜線のできやすい位置も明確になるので、陰影の整合性が高くなって見やすい絵になる。」
🐸「なるほど!今まで、見たまま考えずに紙に写して描いてたわ!」

パースを図り直し、光の方向に明暗をざっくり入れ直したミケランケロ。
🐸「張り付いたような硬さが無くなってきた。」
講師F🧑🏫「いい感じ。他にも部分的な点でいくつか改善策がある。例えば輪郭線がぶつかるこういった場所。」


講師F🧑🏫「手前と奥で線の強弱に優劣を与えるんだ。」
🐸「ギョギョギョ!急に空間が出た!」

講師F🧑🏫「質感に差を与えるため反射光を優しく擦ってしっとりさせたり。」
🐸「なるほろ」

講師F🧑🏫「輪郭からはみ出したり、輪郭を線で区切っていたところは、消し具ではっきりと塗り分けよう。」
🐸「おけっ!」

講師F🧑🏫「設置面はしっかり留める。実は床側の方が黒かったりするぞ」
🐸「確かに」
講師F🧑🏫「それからワイン瓶が背景に埋もれていてパッとしない。背景は単色ではなく適度にグラデを活用すると良いぞ」
🐸「へい!」
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こうしてミケランケロの修正は進んでいった。

BEFORE

✨AFTER✨
🐸「できたぞ!すごい差だ!!そうか、足りないのはガッツじゃなかったんだな。慎重さと、ちょっとしたコツだったんだ。」
講師F🧑🏫「こくり。 全部をガッツで同じ力で描くより、理論的に合理性を持って、見どころを決め、絵に優劣を与える。それで絵は大きく変わる。」
🐸「次からは観察してただ写すんじゃなくて、観察をちゃんと脳に伝達させて、必要な要素を取捨選択して描きます!」
講師F🧑🏫「こくり。」
この秋、一つ階段を登ることができたミケランケロだった。
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2026年10月7日(水)〔基礎科 , 未分類〕


