こんにちは基礎科です。
いよいよ2025年、年内最後のターム[2期 B]が12月27日より始まりました!
このタームは全コースでデッサン強化に取り組みます。
参加生徒数も最多🔥激熱🔥ターム!!!

油画コースが制作している1号館最上階のアトリエは、天井が高くて開放的!
1年通して安定した均一で柔らかい光が入る北側の窓と集中灯による採光です。
絵を描くアトリエとしての専用設計建築なのですよ!
今回はビギナー以外の全コースで石膏がモチーフのデッサンに取り組んでいます。
「石膏デッサン」といってもそれぞれの専攻科によって、描く上での解釈や重視すること、構図の考え方など様々です。
でも、意外にも自分の志望専攻科以外の考え方を知ることで、思い込みに気付かされたり思考の幅を広げることに繋がったりすることがあります。
どばた基礎科では、油画・日本画・彫刻・工芸・デザインの全科の講師がいますので科を超えて学べる機会が沢山あります。
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今回は冬季講習2期Bのデッサンコースの導入の様子をご紹介しましょう。
デッサンコースには初めて石膏像を描く人もいますので、描き出しをデモスト交えながら説明しています。
実技はなかなか言葉だけではイメージが伝わらないので、基礎科では講師が実演したり参考作品や参考資料などを使って具体的な説明をしています。

鉛筆デッサンの導入担当は東京藝大デザイン科在籍の学生講師です。
描き出す前の画面の中心の取り方から説明をしています。
画面に中心を取っておくと石膏像の正確な形や各部の比率を比較したり構図を決めていく上で目安になります。

最初の描き出しでは、画用紙を痛めずに消したり修正のしやすい柔らかいB系の鉛筆で、像全体がわかるようにアタリを入れていきます。
全体に進めていくことで早い段階から構図やプロポーションの確認がしやすくなります。

ある程度進めたところで、ガーゼで擦る作業を入れています。
擦ることによって鉛筆の調子(トーン)の幅を増やすことができます。
どの部分を擦るのか差をつけるのか、説明をしながら作業を見せています。全部擦ってしまうと全体が似てしまうので注意が必要ですよ。

今回はガーゼを使っていますが、テッシュを愛用する人もいます。
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他の各コースでも導入デモストが行われました!
日本画コース

彫刻コース

工芸コース

デザインコース

ビギナーコース

ビギナーコースは実技未経験や初心者の参加が多いので、鉛筆の削り方から丁寧に導入をしています。
初めてのアトリエと実技に初日は緊張すると思いますが、講師も一緒に寄り添いながら進めていきますので安心して取り組んでくださいね!
画面サイズは他の専攻コースより小さいB3サイズでデッサンに取り組みます。

講師も皆さんと同じくらいのスピードで進めていっています。
進め方がよくわからない時は、とりあえず講師のデモストを真似してみると良いと思います!
いよいよ明日明後日(29日・30日)の課題が、2025年最後のデッサンになりますね。
今回のデッサンで学んだことを生かして次へ進めていきましょう!
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今からのお申し込みでも年明けⅢ期に参加することができます
(申込期限は、12月29日の13:00です。)
基礎科では、全コースで初めて実技を取り組む方や初心者に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、この冬から新たな一歩を踏み出してみませんか?
2025年12月28日(日)〔基礎科 , 未分類〕


