基礎科_夏季講習会Ⅲ期(A)〜専門課題の優秀作品紹介その1🍉🎐

こんにちは、基礎科です!

 

世の中は【お盆休み🎐】という名の夏季休暇中だった8月中旬。

時を同じくして、すいどーばた基礎科アトリエでは、多くの学生さんが猛烈に制作に打ち込んでいました。

 

 \\\\ウオォぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜////

 

合計6週間にも及ぶ長い(永い..)夏季講習会が後半に突入。このタームから参加する学生さんもとても多いです。

この講習会中、いつのタイミングで参加しても迷わないように基礎科の講習会では毎タームの始めには必ず画材の取り扱い説明を行っています。連続で受講している学生さんにはステップアップに繋がるサポートを、個人個人に行います。

また、夏季・冬季講習会の7.5時間授業の期間は、普段放課後しか制作に打ち込めない高校生にとって本当に伸びる時期。講評会で並ぶ作品のバリエーションや精度も上がってきているのを実感します。

 

 

 

 

🦴油画コース🦴

内容的な発想・世界観だけでなく、表層的な油絵具の使いこなしや制作プロセスをしっかり考えて進めていきます。

経験者は、壁に並ぶ参考作品を見ながらどういう絵具のテクスチャーで描かれているのか、下地は何を塗っているのかなどの研究を深めて自作に生かしていっていました。

 

筆の洗い方(コツも含めて⭐️)もレクチャー。

油絵の筆の効率的で経済的な筆の洗浄方法も伝授。

 

鑑賞している

👩‍🏫「制作中の絵の見え方と、こうやって壁に並べられた時の絵の見え方って、結構違うんですよね。」

講評会でのワンシーンでした。

 

 

 

そして仕上がった優秀作品たち。

背景も含めてその現場をそのまま絵にしようとした者、

モチーフ同士の“関わり合い”にフォーカスして積極的に絵を作っていった者、

“透ける”というモチーフのささやかな特性に着目して大胆な構成で描き切った者、

3枚ともそれぞれに強い能動性を感じられ、やり切った見応えのある強い作品群です!

 

 

 

 

 

 

🌽日本画コース🌽

アトリエを後ろから眺めた時の、何とも気迫ある空気感!

夏野菜の彩りで目にも鮮やか!

↓こういう感じ😸

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モチーフカラーのシャツを着た先生のデモスト。

紙の白(光)を生かしながら塗る制作プロセス、勉強になる!!

 

 

日本画コースからも3枚の優秀作品を紹介します。

野菜たちのフレッシュさ・色彩リズムのバランス・瓶の透明感や床に落ちる影まで、抜かりなく高い緊張感で仕上がっています!

 

 

 

 

 

🍓彫刻コース🍓

粘土槽より自分の使う分の粘土を取ってきて、練って適切な固さにします。

陽射しが熱いぞ・・・🥵

 

 

この日はジョルジョの塑像。

課題の後半になると皆の作品が仕上がってきて、アトリエのジョルジョが2倍に。

制作者を含めると3倍の人口密度に!?

 

360°よく観察して作り上げていきます。

 

完成!!

序盤から安定した模刻の観察ができていましたね!遠目での観察や軸、動きを積極的に捉えようとする姿勢が結果へと繋がりました👍

無理に作り込まず、最後まで像らしさに迫ることができたのではないでしょうか!

 

 

 

🐄ビギナーデッサンコース🐄

自然物と人工物が絶妙にミックスされたモチーフです。

卓上モチーフが中心のビギナーデッサンコースですが、今ターム2課題目となるこのモチーフは1課題目よりもやや難易度アップ。

 

👏👏👏👏👏👏👏👏

今年から基礎科講師に加わったK先生のデモスト。

パース・陰影・発色・陰影・バッチリ!

 

 

3枚の優秀作品を見てみましょう❣️

モチーフが多い課題でしたが、それぞれ面白い構成ができましたね。

黒紐が画面上の色の流れを作る重要なキー🔑となっていました。3枚とも、その黒紐が上手にセッティングできていますね。

 

 

 

🏰デザインコース・工芸コース🏰

複数の言葉の中から1つテーマを選んで、与えられた建築用ミニチュア人形と組み合わせて立体構成をするという課題でした。

ダンボール箱から抜け出す脱出ゲームのように、すでにモチーフで遊ばれていました 笑。右の人たちが凄いアクロバティック!

 

課題初日の頭の様子。水粘土の使い方をレクチャー。

 

工芸コース担当H先生のデモスト。鉛筆を箸のように巧みに使いこなしていました。

 

 

4枚の優秀作品がこちら!

5つの言葉からそれぞれテーマを選び制作しているため、粘土で作ったスケープがそれぞれ違うのが鑑賞者側としては見ていて非常に面白いですね。

建築用ミニチュア人形を何人使用するかも制作者に委ねられているので、賑やかな作品から静かな作品まで、幅の広い作品群が出揃っていました。

 

 

 

🍏デッサンコース🍏

デッサンコースは壁付け静物モチーフ。

 

 

何気なくパシャリと撮ったこの風景にも2名の加筆講師が。

基礎科の指導では必要に応じて講師が加筆をします。絵を習い始めた頃は、言葉で指導されても「意味は分かるが、それを鉛筆でどう描いたらいいのかがわからないんだよな🤦」と思うことって多いですよね。そのため描いてみて教える。【百聞は一見にしかず】な指導をすることも多いです。

もちろん、加筆をしてほしくない学生さんもいますので、その際は伝えてもらえればOKです👍

 

 

デッサンコースからは5枚の作品をご紹介‼️

どの作品も空間がよく出ていますね👏👏👏

鉛筆の筆致はしっかりとそれぞれのモチーフの面にフィットしており、壺の大きな規模感も伝わりますし、陰影も見やすいです。

 

 

 

次回のブログでは夏季講習会Ⅲ期(A)専門課題の優秀作品紹介その2をご紹介します。

 

 

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夏季講習会が7月21日より始まりました!

基礎科のコースでは、全コースで初めて実技を取り組む方に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、是非この夏からチャレンジしてみませんか?

↓ 詳しくは下記よりご覧ください!

2024年8月22日(木)〔基礎科