8月3日に開催される「どばたムービーフェスティバル」では公募作品を募集しています。
スマホ、もしくはタブレットを撮影・編集に使用した3分以内の映像作品で、テーマは「変身」。
「変身」というと、ウルトラマンや仮面ライダー、プリキュアやセーラームーン、トランスフォーマー、もしくはカフカの小説など、思い浮かぶものは人それぞれだと思います。
これらは身体やその能力が変化を遂げる、比較的直接的な「変身」の表現にあたります。なので主に特撮やアニメーション、CGが主な表現手段として用いられることになります。
ウルトラマン変身シーン集
プリキュア変身シーン集
トランスフォーマー変形シーン集
では「変身」を物語の題材として用いている実写の映画を挙げてみましょう。
まずラース・フォントリアー監督『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000年)
先天的な目の病気を抱え、同じく失明の可能性のある子供と暮らすビョーク演じる セルマが、仕事や金銭的なトラブルを抱え徐々に追いつめられていく…という物語ですが、セルマが歌い、踊るミュージカルのシーンは唯一希望のある場面として描かれます。
次にレオス・カラックス監督『ホーリー・モーターズ』(2013年)
銀行家、物乞いの女性、ごく平凡な父親から殺人者まで11人の人生を演じる男の物語。表面的な変装ではなく、人格までなりきる様はまさに変身といえます。
今回はこのあたりでまた次回、その他の表現方法について触れていきます!
公募作品〆切は7月29日。
詳細はこちらから
2016年6月26日(日)〔映像〕