建築科 春の体験入学/進学説明会 2022年3月20日
体験入学のテーマ
東京藝術大学・横浜国立大学・早稲田大学・武蔵野美術大学・多摩美術大学の2022年度入試実技試験の解説と課題体験
体験入学の内容
建築や都市を教える大学は、工学分野と芸術分野に分かれます。おおざっぱに言うと、工学分野では「技術」を学び、芸術分野では「思想」を学びます。建築は、単に、美しいかたちを作ればよいというものではありません。建築をつくるには、柔軟な感性と論理的思考、厳しい条件や難しい課題を解決する力、他者とコミュニケーションをとるための読解力や表現力などが必要です。入試では、そうした素養があるかどうかが、総合的に考査されます。
東京藝術大学をはじめ、芸術分野の建築系学科の入試には、立体感覚や空間的感性を問う実技課題が出題されます。横浜国立大学の総合型選抜ほか、工学分野の建築・都市系学科の入試にも、同様の実技が課せられる大学があります。すいどーばた美術学院 建築科では、それら両方に対応した授業をおこなっています。
この体験入学では、授業でおこなっている総合力強化プログラムの初級編として、東京藝術大学および横浜国立大学(総合型選抜)の2022年度入試問題を簡略化した課題を実施します。両校以外では、早稲田大学・武蔵野美術大学・多摩美術大学(環境デザイン学科)の志願者であればどなたでも受講できます。
当日は、まず、課題の意図や制作手順を説明したのち、課題制作に入ります。おおよそのタイムスケジュールは以下の通りです。
11:00〜 オリエンテーション・課題説明・制作開始
13:30〜 休憩開始
14:15〜 制作再開
15:15〜16:45 講評会
ご希望があれば、個別の進学相談をお受けすることもできます。建築デザイン分野への進学を目指すみなさん、ふるってご参加ください。
体験入学の対象者
高校1年生以上で、下記の大学への進学を検討中の方でしたら、どなたでもご参加できます。申し込みフォームには「高校生の体験入学」と書かれていますが、既卒者、実技経験者、他の予備校に通学した経験のある方もお申し込みいただいて結構です。
・東京藝術大学(建築科)
・横浜国立大学(建築学科/総合型選抜)
・早稲田大学(建築学科)
・武蔵野美術大学(建築学科)
・多摩美術大学(環境デザイン学科)
体験入学の持ち物
・参加者全員に画材を支給します。
・制作に必要な道具については、こちらを参照し、可能な範囲でご持参ください(初心者には、適切に感染症対策を施した上で、道具を貸し出します。経験者にも道具の貸し出しをいたしますが、感染症予防の観点から、できるだけご持参いただくのがよいと思います)。
・実技の制作経験がある方については、過去に制作したもの(または作品写真)をお持ちいただければ、指導を行うことも可能です。
・昼食(学院の近所にはスーパーマーケットやコンビニエンスストアもあります)。
(同時開催)建築科の進学説明会
東京藝術大学美術学部建築科を第一志望とする方を対象とした、入試内容と受験対策に関する説明を行います。藝大の併願校とする方の多い、武蔵野美術大学造形学部建築学科、多摩美術大学美術学部環境デザイン学科についてもご説明します。
開催日時は、体験入学と同日の12:00〜13:30です。
今回の進学説明会はビデオミーティングサービス(Zoom)を使用し、対面の説明会と同時に開催します。説明会のみにご参加される方は、当学院にお越しいただく必要はありません(通信環境や機器設定にご注意ください)。
進学説明会の対象者
下記の大学への進学を検討中の高校生および既卒者、その親族、高校教諭の先生方がご参加できます。
・東京藝術大学(建築科)
・横浜国立大学(建築学科/総合型選抜)
・早稲田大学(建築学科)
・武蔵野美術大学(建築学科)
・多摩美術大学(環境デザイン学科)
個別相談
体験入学および進学説明会の当日は、多くの方がご参加される可能性があり、個別相談の時間を設けることができません。個別相談は改めて別の日におこないます。個別相談は こちら よりお申し込みください。