基礎科油画コースで二日に渡って人物ドローイングを行いました。
普段のデッサンとも油画とも違い、ドローイングは短時間の作業なので、何もかもをするのは難しいです。
その結果、削ぎ落とせない部分のみが画面に現れるという、作者が何に魅力を感じているのかがストレートに表現された作品となります。
最初は戸惑っていた生徒もだんだんと殻を脱ぎ捨ててどんどん素敵な作品を描いていくようになりました。
描いた作品を休憩時間に貼り、また描いてまた貼り、、、とアトリエが展示空間となりました!
様々な画材の使い分けや組み合わせによる新しい見え方。
長時間続けていく普段の作品と違い、短時間で終わるからこその集中、繊細さや強弱。
枚数を重ねて何も思いつかなくなったところからの、アドリブ、直感、実験。
今後の作品制作のヒントをいっぱい見つけたことと思います。
2020年11月13日(金)〔基礎科〕