彫刻科のみんなへ
自画像コンクールが全科合同で出題されていますが、みなさん進みはどうですか?
彫刻科のオンライン指導の中ではまだ取り組んでる人が少ないように思いますが、どうかな??
毎年夏の高校生デッサンコンクールでは自画像が出題されていますが、いつもレベルが高くて驚かされます。高校生だけで、しかも短時間なのにあれだけハイレベルなのに、今回の全科合同では浪人生もいるし時間無制限なので、いったいどんなのが出てくるかすごく楽しみですね。
が、しかしですね!!
このところ高校生デッサンコンクールでは油画の学生が上位に多く入り、彫刻の作品がなかなか苦戦しております。全体講評では少し残念な思いをしております。確かに油画の学生の作品は上手いし面白いし何と言っても「絵」になってるので、私もついついそちらに点を入れてしまいます。良いんだから仕方ない。。。
で、こちらはもう6年前?くらいに1位になった彫刻の学生作品です。(これ以来彫刻は1位は取れていない。。。)
すごく上手いわけではないんだけど、メチャメチャ存在感があり、ものすごく目立っていました。
デッサンが輝いていましたね!この学生はその後現役で東京芸大に合格しました。
やはり彫刻科は「そこに居る」っていう圧倒的な存在感があるような素描が特徴なんでしょうね。
まだまだ時間があるので、この「圧倒的な存在感」が出るくらい頑張ってみてください!
せっかくなので、ここで彫刻科講師の受験生時代の作品を2点ご紹介します!
綾子先生の自画像は透明感がありますね~。
表情も自然でついつい話しかけたくなる感じですね~。いい!
こちらは小野先生の自画像ですね。
「かかってこいや~!」みたいな感じで生意気そうですね~!
2作品とも方向性は違えど、存在感はありますよね。このくらい描いて欲しいな~!!
で、番外編ですが、小野先生のその後。。
昨年の夏季講習会の最後のコンクールの1位の賞品のために描いた自画像です。
これに負けないくらい勝負して欲しいな~
ちなみにこれは、『部屋に飾ってもらって「いつもそばで見てるよ♥️」っていうつもりで描きました(笑)』だそうです。(若干迷惑な気もしますが笑)もらった人は嬉しいよね!
ということで、他科の作品に負けないように絶対1位とってね!良い作品を期待しております!!!
2020年4月25日(土)〔彫刻科〕