春季最終日!囲み着彩完成!中学生科@どば中

こんにちは🌸中学生科@すいどーばた美術学院、略して「どは中」です。
そんな略称があったの?…かはわかりませんが、
2020年度春季講習、後期は今日で終わります。

昨日から続いて描いている受講生の中学生たちは
連日の疲れも見せず、すごい集中力です。

剥製の鳥らしさ、瓶っぽさ、モチーフ同士の色の響き合いを
よく観察しているのがわかります。

昨日の杉山先生のデモンストレーション終了時はこちら↓

色の響き合い、ビビッドな魅せ方がさすがですね。
自分の個性、持ち味を活かしてモチーフを自分の世界観に取り込む力強さを、是非参考にして欲しいです。

囲み着彩の2日目、今日はこれからどんなふうに描き進めたらいいのかな?

途中の段階ですが、並べて講評しています。

もう少しで絵の具を塗れそう!鉛筆で押さえておきたいポイントを指摘してもらっています。

おっと?
その傍で、もの凄いスピードでデッサンをスタートしている齋藤先生発見!

東京藝大博士課程在籍の齋藤愛未先生は、実は中学生科は初めてではないんです。4年ぶり?5年ぶり?にカムバック。

今日は後ほど着彩の進め方のデモンストレーションをしてくれます。

布の影面の色はどんな色かな?
混色のバリエーションを中村先生がアドバイス。

思いつかないような色を混ぜても、いい色味になるのですね。
自分の感覚を信じて、レッツトライ!

ふと、窓の外を見ると…
ここは9階。遠くに新宿の高層ビルが見渡せるベランダで、生徒面談をしています。
受験まであと10ヶ月ほどなんですね。

齋藤先生の下絵(着彩のための鉛筆デッサン)が完成です。

今日は中学生のみんなに追いつくために、ここまでで1時間半ほど。
手数を極限まで減らしたミニマムさ。

連日のデモンストレーションから学ぶことが盛りだくさんですね(^ ^)z

下絵も、その後の絵の具の塗り重ね具合も、いかに効率よく、
バランスよく進められるか…
総合芸術高校の一般入試の時間は4時間!ということを考えると、
スピードが大事ですね!

この速さ、ついこの前の入試直前講座では、先輩たちはちゃんと描けるようになっていました。みんなにも出来る!

今日の優秀作品たちを紹介しましょう!

N.Oさん


キジの色を誰よりもリアルに再現できました!

R.Tさん


奥から手前の空間が出てます!台の平面もしっかり出てます。

S.Mさん


カラスへの愛が一番でした!誰よりも観察してました!

H.Kくん


床の平面がバッチリ出てました!縄の影がちょーうまい!

H.Sくん


描きっぷりが気持ち良い。観察がよくできてます。

N.Kさん(中学2生)


丁寧な仕事ができました!縄の細かい変化まで追ってます!

新学期もこの調子でどんどん描こう!!

2020年4月3日(金)〔中学生

コメントを残す