「やあみんな、オレはジョルジョ。イケメン?そうでもない?でも関係ないね、なぜならオレは偉大な彫刻だから・・・」
「ところで今日からどばたは冬季講習会中期に入ったらしいぜ。オレは偉大な彫刻だから基礎科の様子を少し紹介してやってもいいぜ?」
「これは基礎科おなじみ、石膏レクチャーだな。オレわかる。石膏デッサンを描く上で気をつけたいポイントや捉え方の説明をしてくれるんだ。てか、人多いな!!」
「メモ取ってる生徒もいるな。偉いな。」
「まあオレのような偉大な彫刻を描くんだからな。これくらいの熱心な眼差しはまあ当たり前、って、言うと思ったか?ぶっちゃけマジ感動。」
「おわり。いや、終わらねえ本番はここからだ!!!」
「レクチャーも終わりここからはみんなが描きだす番だ。が、鉛筆や木炭の使い方や具体的な描き始め方が分からず不安という生徒もいる。なのでこちらもおなじみ導入レクチャーだ。鉛筆、木炭共に現役の東京芸大生講師による解説か・・・やってくれるな。」
「そんなわけで全員実技スタートだ!そうそうオレをバッチリ描いてくれよ・・・て、おや?」
「ブルータス、お前もいたのか・・・まあこいつもいい彫刻だな、まあオレには劣るけどな・・・」
(うるさいなジョルジョ・・・)
「武装する女神!あんたもいたのかモチーフ充実しすぎだろ!まあ女神さんもいい彫刻だよ、戦士同士気も合うしな」
(ジョルジョうるさいわね・・・)
「さてみんなも頑張ってるし、オレも竜退治にでも行くか・・・基礎科の中期は昼と夜の部があって、今紹介したのは昼の部だ。1日6時間×2日で明日が講評。バッチリ傑作なオレを描いてくれよな!!」