藝大受験コース
対面授業クラス
金曜 18:00~21:00 土曜 16:30~21:00 日曜 10:00~18:30
15時間/週
東京藝術大学を第一志望とする高校3年生以上の方
リモート授業クラス
金曜 18:00~21:00 土曜 16:30~21:00 日曜 10:00~18:30
15時間/週
東京藝術大学を第一志望とする高校3年生の方
藝大基礎コース
金土クラス
金曜 18:00~21:00 土曜 16:30~21:00 7.5時間/週
東京藝術大学を第一志望とする高校1~2年生の方(事情によっては高3生も受講可)
日曜クラス
日曜 10:00~18:30 7.5時間/週
東京藝術大学を第一志望とする高校1~2年生の方(事情によっては高3生も受講可)
私立美大受験コース
火・水・木曜 18:00~21:00 9時間/週
武蔵野美大・多摩美大を第一志望とする高校3年生以上の方
私立美大基礎コース
火・水・木曜 18:00~21:00 9時間/週
武蔵野美大・多摩美大を第一志望とする高校1~2年生の方
東京藝術大学 建築科
受験制度の概要とすいどーばた建築科の特徴
東京藝術大学美術学部建築科の入学者選抜は、大学入学共通テスト・実技試験・調査書等によって考査されます。中でも、実技試験が最も重要です。実技試験には「空間構成」「総合表現」という二つの科目があります。
当科は、高校1年生以上の藝大志願者を対象に、これらの実技試験の対策指導をおこなっています。
空間構成は、記述問題と描写を組み合わせた試験です。記述の難易度は初等幾何学の応用程度で、文系進路の受験生でも解けます。ただし、試験時間が3時間しかないため短時間で解答しなければなりません。描写は、与えられた条件に即して抽象的な空間を描くもので、抽象的構成感覚と空間描写方法を習得する必要があります。描写技能としては、各部寸法や透視図法上の正確さが求められます。
総合表現は、読解・分析、描写・立体制作・プレゼンテーションなど、さまざまな技能を駆使して制作する試験です。建築を創るには、豊富な知識、柔軟な感性、論理的思考力、難条件を突破するための判断力や実行力、正確な意思疎通をとるための理解力や表現力など、各種の能力が必要です。総合表現は、こうした能力を総合的に考査する目的のものです。表現媒体や提出物に関する要求が毎年変更されるので、幅広い技能を身につけなければなりません。
空間構成も総合表現も、小手先の技能だけでは限界が訪れます。限界を超えるには、より本質的な能力が必要です。その本質とは「建築の思想を理解すること」にあります。当科は、制作技術を教えるのみでなく、入試問題に込められた “思想” を読み取ることのできる人間になるための、高度な授業をおこなっています。当科で学べば、現役合格は十分に可能です。
受講コース・受講クラスの選択について
受験対策はできるだけ早い時期から始めたいものです。当科は、基本的に、一年中いつでも受講申し込みができます。
高2生・高1生は[藝大基礎コース]を受講してください。[金土クラス]と[日曜クラス]の授業内容は同じですので、学習塾や部活動などとの兼ね合いをみて、通いやすい曜日を選んでください。
高3生や既卒者は[藝大受験コース]を受講してください。初心者には基礎技能から指導をおこないますので、未経験者であってもこのコースをお勧めします。首都圏にお住まいの方は[対面授業クラス]を、通学困難な方は[リモート授業クラス]を選択してください。高校の所在が遠いなどで金曜の通学が難しい場合は、「対面授業クラスに所属して金曜のみリモートで参加する」という受講スタイルをとっていただいても構いません。同様に、「リモート授業クラスに所属しているが、連休などを利用して臨時的に対面授業に参加したい」といったご要望にも対応します。対面とリモート、どちらの出席日数が多くなりそうかをイメージした上で所属クラスを選択してください。
運動系・体育系の部活動を続ける高3生には、金土日(週15時間)の受講が難しいかもれません。そうした方は[藝大基礎コース]の[金土クラス]や[日曜クラス]から実技を始めてみるのもよいと思います。部活動引退後、できるだけ早く[藝大受験コース]に所属変更をおこない、本気モードに突入しましょう。なお、所属コースの変更にあたっては授業料の変更が発生します。
武蔵野美術大学 建築学科
多摩美術大学 建築・環境デザイン学科
武蔵野美術大学造形学部建築学科と多摩美術大学美術学部建築・環境デザイン学科のいずれかを第一志望とする方は、苦手科目が生じないよう、実技と学科をバランスよく習得する必要があります。
両校の一般選抜の実技は鉛筆による空間描写で、内容は概ね似ています。デザイン分野で言うところの「構成デッサン」の一種なのですが、建築分野独特の抽象的構成感覚と空間描写方法を習得する必要があります。描写技能には、各部寸法や透視図法上の正確さが求められる一方、繊細なデッサン力は不要です。気負わずに実技を始めましょう。
高2生・高1生は[私立美大基礎コース]を受講してください。高3生や既卒者は[私立美大受験コース]を受講してください。初心者には基礎技能から指導をおこないます。
横浜国立大学 建築学科
横浜国立大学都市科学部建築学科の総合型選抜には、「造形Ⅰ」「造形Ⅱ」という実技試験があります。造形Ⅰは空間図形に関する問題で、独習も可能です。造形Ⅱは、特定の建築設計思想に即した立体作品を制作する難易度の高い考査で、制作時間が短く、知識と要領が身につくまでトレーニングを継続する必要があります。
当科では、春・初夏・秋に講習会/特別講座を開催する予定です。できれば、新高3の春季講習から実技トレーニングを開始してください。一般選抜の受験予定がある方は、まず学科試験対策を優先し、実技対策は高3の初夏講習からでも構いません。いずれにせよ、9月から開設される特別講座を必ず受講してください。
年間スケジュール
学生作品
入試再現作品