先端芸術表現科 2022

堀田 紗来さん

香川
高松工芸高等学校 現役

合格大学:
東京藝術大学美術学部先端芸術表現科

私は高2の冬に初めてどばたのオンライン授業を受けました。その講習を通してどばたが私に合うと思い、3年の4月からどばたの授業を受け、本格的に受験に向けた作品を作り始めました。

初めのうちは何を作れば正解なのか分からず、ただ先生達が出す課題に応えるだけで精一杯で、先生達に「次、何作りたい?」と聞かれても答えることができませんでした。
今思うと、その時の私は世界へ目を向けるための視野が狭かったのだと思います。私が何を作りたいのかが分からないのは何に興味があるのかがわかっていなかったからだったのです。日常生活で少しでも気になったことを調べたり、散歩をしてたまたま落ちていたゴミを写真で撮ったり、何となく映画を見たりして自分の興味のあることをだんだん知って行けました。
7月の上旬で自由制作に入り、私は自分のアイデンティティに近い作品を作りました。その作品を作った時に、私は作品を作るという感覚を掴むことができました。

先端の受験において、正解は無いと思います。
自分の日常生活で感じる疑問や興味を作品にしていくことで必ず自分だけの作品を作ることができます。何か特別なものを作る必要は無くて、ただ自分の作りたいものを作ればその作品は特別になっていくはずです。

オンラインでは地方で様々な作品を作っている人と授業を受けることができ、良い刺激を貰えると思います。オンラインだからと言って受験で負けていることは絶対にありません。地元だからこそ作れる作品が確実にあると思います。

自分の作りたいと思うものを楽しく作ることが1番大切だと思います。

R.Nさん

東京
早稲田渋谷シンガポール校 現役

合格大学:
東京藝術大学美術学部先端芸術表現科
多摩美術大学工芸学科

私は高3の6月、海外からのオンラインコースですいどーばたにお世話になりました。それまでほとんど作品を作ったことがなく、周りを見ながらの手探りの状態から始まりました。私の高校では美術の授業がなかったのですいどーばたが唯一作品を作れる場所でした。オンライン講座では徐々に「先端芸術表現科」を理解することができました。夏期講習や入試直前講座などで制作に集中し、先生方にサポートしてもらうことで、自分と作品の結びつけ方を身につけることができました。
他の人よりいろんな経験が少ない中の受験で、不安なこともたくさんありましたが、すいどーばたで作品や自分との向き合い方を覚えられたように思います。本校では先生方が丁寧にサポートしてくださったことがとても心強かったです。
試験の対策ではあまり硬く考えすぎず「自分の作りたいもの」に結びつける、ということを常に意識していました。
合格することができたのはすいどーばたの先生方のおかげです。本当にありがとうございました!

お母様のM.Nさん

高1の冬、「美術系の大学に行きたい」と娘から相談されました。本人が悩みに悩んで決めたことのようでしたので、親として出来る限りのサポートと応援をしようと決めました。
しかし住んでいたのはシンガポール。高校の美術の授業は1年生だけ、という環境でした。まずは日本人の先生がいらっしゃるアートスタジオに通い始め、基礎からのスタートでした。
高3の6月からすいどーばた美術学院のオンライン講座を受講し、同じ受験生の作品に触れて大変刺激を受けたようでした。
国の感染対策で夏の一時帰国ができず、夏期講習がオンライン受講となり、受験の具体的な形があまり見えない中で焦りを感じ始めた時期もありました。
ようやく12月に帰国。実際にすいどーばた美術学院に通い始めました。新たな悩みも出てきたようでしたが、それ以上に「知らなかったこと」「したことがなかったこと」を急ピッチで吸収しているように見えました。
そして先生方のご指導の賜物であるポートフォリオを提出し、肩の力を抜いて一次試験を迎えることができました。
試験後の感想は「楽しかった」。結果がどうであっても、悔いのないチャレンジができたことにほっとしたのを覚えています。
プレッシャーやストレスに押し潰されがちな受験時期に、寄り添うサポートをしてくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。経験値の豊富な先生方の言葉は一つ一つ娘に響いていたようでした。本当にありがとうございました。