先端芸術表現 2015以前

小柳 多央 さん(2015年 先端芸術表現)

東京
NPO法人東京賢治シュタイナー学校 卒

合格大学:
東京芸術大学 美術学部先端芸術表現科

先端は個々に異なったメディアを使用しているため指導や対策が困難であると思います。
しかし講師の方々は1人1人の作品に応じて意見やアドバイスをしながらも、決して導き過ぎることなくあくまでも生徒に考えさせ、かと言って生徒を見捨てずに辛抱強く待っていてくださるような最高な講師陣でした。
生徒間の関係もお互いの作品について意見交換をしたり助け合ったりと非常に良い関係を築けたと思います。
そのため他の受験生の作品や考え方からインスピレーションをもらうこともありました。また対人関係についてのストレスがなかったため制作や受験に集中することが出来ました。
授業内容は一つのメディアに留まることなく様々なメディアを使用した課題が組みこまれ、また予備校外での課外授業も行われたこともあり、物事を見る視点や創作の幅が広がりました。
そのことでポートフォリオや二次試験において柔軟に対応することが出来たのではないかと思います。
予備校にいた期間はあっという間に過ぎたように感じますが、その中でとても濃密な取り組みが出来、すいどーばたで受験期を過ごすことが出来て良かったと思っています。

林 歩美 さん(2015年 先端芸術表現)

東京
都立富士高等学校 現役

合格大学:
東京芸術大学 美術学部先端芸術表現科

私がすいどーばた美術学院に通い始めたのは高校2年生の4月でした。
初めは「美術の勉強がしたい、そのために美大に進学したい。」という気持ちから、基礎科のデッサンコースに一年間通っていました。
その時の他科見学がきっかけで、先端芸術表現という科があることを知り、高校3年生の4月から先端芸術表現ゼミに通うようになりました。

受験において一番不安だったのは、学科と実技の両立でした。時間に明確な区切りを持ってやるべきでしたが、なかなかそれができずにいました。
しかし、最終的には制作や通学の時間の合間に単語帳や過去問をみることを日々の慣習にし、それをセンター試験当日まで継続しました。

先端科の受験では個人資料ファイルの提出があるため、とにかく作品をつくることが大事です。
制作で行き詰まることもありますが、その時は、まず作品を形にして講評してもらうことが1番良い方法だと思います。
すいどーばたの先生方は、作品をよく見て的確な講評をしてくださいます。もちろん自分自身である程度の取捨選択はすべきですが、信用して作品を作っていってほしいと思います。
2年間、たいへんお世話になりました。また、これから受験する学生のみなさん、頑張ってください。

神垣 優香 さん(2015年 先端芸術表現)

広島
市立基町高等学校 現役

合格大学:
東京芸術大学 美術学部先端芸術表現科

自宅からどばたが遠かったので、冬季と直前講習に通いました。それ以外は美術コースのある高校で対策をしていました。
どばたにいる期間は少なかったですが、高校と大きく違うと感じる点が2つあります。
1つ目は先端志望者が集まる環境であること、もう1つがどばたの先生は先端について詳しいという点です。

1つ目の先端志望者が多いというところです。
通い始めた初日他の生徒と自分の差を痛感して、正直愕然したようなショックのような気持ちになりました。
でもその環境に置かれて初めて本気で焦るようになりました。
他の生徒の作品を見たりプレゼンを聞いているだけで刺激的で、同じ課題をしていても全く違うものができるのが不思議でした。

2つ目の先端の先生は科のことに詳しいという点です。
高校では先端という学科があまり浸透していなくてどんな対策をして良いか分からないところがありました。
その点どばたは専門的で、入ってくる情報量も地元より大きかったです。

また先生方は生徒のことを真剣に考えてくれて、面談の中でふわふわしていた自分がだんだんと輪郭を持って見えていくような感覚がありました。
受験期に本音で客観視してくれる先生方の存在は大きかったです。
どばたに通ったのはちょっとでしたが、受験中から発表までいつも何となくどばたを感じていました。
それだけ私の中でどばたは支えでした。本当にお世話になりました。

小野 澤峻 さん(2015年 先端芸術表現)

群馬
県立前橋高等学校 現役

合格大学:
東京芸術大学 美術学部先端芸術表現科

私が先端芸術表現科を志望し始めたのは、高校3年の春頃だったと思います。
それまでの私は、美術や芸術とは何の接点がなく、趣味でパフォーマンス活動をしている高校生でした。
人前で演技することで普段とは違う自分を発見できる。人前だからこそ出せる自分がいる。私はパフォーマンスを通してこのように感じていました。
パフォーマンスとは異なる媒体でも自分を表現をしたい。様々な表現を学びたい。薄々ではありますが、日頃このように思っていました。
しかし、芸術とは何の接点もなかった私には、志望大を芸大に決定することが中々できませんでした。

高校3年の夏にドバタの先端の先生と電話して、授業体験に行くことになりました。
今思えば、思い切ってしたあの電話が救ってくれたように感じます。授業の体験は、見学というよりは、芸術に初めて直面した機会だった気がします。
それぞれの生徒が自分だけの表現を行なっており、自分の知らない世界に足を踏み入れた感覚でした。そこから私の志望は固まり、本格的に学び始めました。

とはいうものの、作品の作り方や美術の知識は何も知らず、最初は授業の課題の意味すら理解できませんでした。
少しでも周りに追いつこうと、美術史の勉強や、インターネットで数百人のアーティストを調べデータでまとめたりしていました。
このアーティスト調べは、自分が作品を作る際に大いに力になってくれました。
また、わからないことは先生にどんどん聞き、少しでも何かを吸収しようと必死でした。
たった6ヶ月という予備校生活でしたが、予備校に通う1日1日がとても濃く、自分が前進していることを実感できる内容でした。
5人の先生一人一人が皆的確なアドバイスをくれ、また相談に乗ってくれ、本当に頼ってばかりでした。
しかし、自分だけで悩んでいても前に進みづらいと思います。少しでも気になることがあれば、先生に聞いてみることをお勧めします!

渋谷 悠 さん(2015年 先端芸術表現)

合格大学:
東京芸術大学 美術学部先端芸術表現科

どばたは目白駅から歩いても、池袋駅から歩いても真ん中にあります。
場所がほんとにいい。住宅街に突如現れる感がイイね!

受験期は楽しかった。
最初はおっきな壁があるようにみえても、周りの子たちが強い戦士にみえても、その前でこつこつ手を動かしてればいつのまにか壁の向こう側にいるときがあるよ。不思議。

ポートフォリオは手書きしたり、立体的にしたり、最終的に自分の分身みたいになるまでいじる。
小論は、変と思ったらつっこむこと、具体例をたくさん書く。実技はいろんな素材に慣れること。

どばたの先生たちのアドバイスが的確で、ちょっとずつ自分のいいところを伸ばせた気がします。
仲間も本当にいろんな子がいて、こんな考え方もあるのか!と何度も驚かされました。

どばたではのんびり、確実に前に進めます。
楽しかったデス!ありがとう。

土肥 志保美 さん(2008年 東京芸大先端芸術表現科ゼミ)

長野
県立田川高等学校 卒

合格大学:
東京芸術大学 美術学部先端芸術表現科

「浪人生活で学んだこと」

私はどばたに来るまで芸大の油画科受験で5 浪はしていました。予備校も転々として色々な意味で行き詰まりを感じていました。社会人経験もあったことから、様々な経験が総合的に生かせる、また今まで見た事もなかった表現との出会いで、日々温めてきた事が表現として成り立つかもしれないという確信と期待を持つ事ができたのが先端芸術表現科でした。どばたに来て1年目はデッサン力不足と、表現に対して自分はどう考え実行し、その結果どうなったのか客観的に捉え、人に伝える表現力が足りず合格できませんでした。しばらく落ち込み何もする気になれませんでしたが、それでも私は絵を描くこと、ものをつくること、表現することを好きでいられるように、受験という枠組みをなるべく意識しないように心がけました。また過去に制作した作品を見直す中で自分の作品の良さを認め、自分の作品に励まされ、もう1年頑張ることにしました。
2年目は先端のクラスだけにとどまらず、油画科、彫刻科、日曜コースと色々なクラスを往来し、先生方からアドバイスを頂き、対話し、仲間から沢山の刺激をもらい、考えを深めていきました。入試直前の2月下旬に体調を崩し、受験を投げ出してしまいそうになった時、先生に本気で怒られました。自分の弱さや甘さに直面し、それを認めた上で自分の最大限の力を出し切る大切さと諦めないという気持ちを教えてもらいました。今までの積み重ねてきたものをすべてポジティブな力に変えて表現する、悩む自分もバイトしてる自分も表現することにつながっている、またどんな人からもその人の良さを見つけ、学ぶことを大切にしました。先生方にはとことん相談に乗ってもらい、沢山泣いて沢山笑ったように思います。仲間からはがむしゃらに頑張るひたむきな姿勢、一緒に過ごしたかけがえのない時間、新鮮な発見と感動がありました。
私は沢山の人たちに支えられ、助けられ運よく合格することができましたが、まだまだ私にはやることが沢山あります。どばたで学んだことを私の制作の糧としてこれからも楽しく頑張っていきます。
先生、みなさん本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。