映像科 2024

※準備中です

A.Kさん

合格大学:武蔵野美術大学造形構想学部映像学科(進学)
東京造形大学造形学部
アニメーション専攻領域 映画・映像専攻領域
東京工芸大学芸術学部
アニメーション学科 映像学科

出身校:静岡雙葉高校

『自信と経験の積み重ね』

現役は地元の小さな画塾で対策をしていましたが、一浪目でどばたに来てその甘さを痛感しました。通信教育コースで課題をこなし講習を受けました。しかし自信を持って作品を作ることができず、一浪目は補欠という結果でした。
二浪目で感じたのは先生方とコミニケーションを取ることの大切さでした。映像科の実技課題である感覚テストの制作では、とにかく先生に何度も相談しに行くのが吉です!自分のアイデアがつまらなかったり、ふわふわしていると思えても、先生方と相談しているうちにぼやけていた映像のイメージがどんどん鮮明になっていきます。自分のアイデアに自信を持ってから描き始めると良い作品ができるようになっていきました。その自信の積み重ねがあったからこそ、本番でもこれはいける!と思える作品を作れたのだと思います。

地方に住んでいてどばたに通うことが難しい方へ。オンラインで先生方と相談できる講習や講座にできる限り参加することを強くお勧めします!アトリエにいる人と謙遜のない指導が受けることができ、通信の課題と合わせレベルアップができます。アトリエに来て他の生徒と並んで制作する事も意識が高まってお勧めです。

どばたで過ごした2年間は創作者として必要な力や意識を学べる有意義な時間でした。そして一緒に受験を乗り越えた友人、いつも熱心に私と向き合ってくださった先生方の支えなしでは合格できませんでした。アットホームなどばたが大好きです!ありがとうございました!

R.Oさん

合格大学:武蔵野美術大学造形構想学部映像学科(進学)
東京造形大学 デザイン科 映画・映像
東京造形大学 デザイン科 写真

出身校:S高等学校 現役

『試行錯誤の中で生まれた自信』

私は春季講習からはじめてどばたの授業に参加し、高三から本格的に映像科に通い始めました。
私が感覚テストにおいて何よりも楽しかったのは文章を書くことです。はじめた頃は荒削りの拙いものでしたが、先生方の指導により、小説ではなく映像を端的に表す文章を書くことができるようになっていきました。しかしその分、元々苦手だった絵が悪目立ちするようになってしまいました。
そこで私は文章を早く書き上げ、先生方と沢山相談を重ねる、という方法を取りました。その中でとても印象に残っている言葉があります。それは「絵に役割を持たせる」という言葉です。私の描いている絵はあくまで文章の挿絵になってしまっていることに、その時はじめて気が付きました。

映像は視覚的な情報から、鑑賞者に文脈を伝えるものです。そこには「文字ではない言葉」が存在しています。その言葉を噛み砕いていかに鑑賞者に伝えるか。構図等の工夫はその最たる方法だと思います。

毎回の課題における、その試行錯誤の繰り返しは、私の中で確かな自信に繋がっていきました。試験本番、私は今までの作品のリメイクではなく、課題に対応した新たな作品を作りあげました。先生方や予備校の友人達から受けたアドバイスを思い出しながら、自分の中で最良の作品を作ることが出来たと思います。

己の作品の課題点と向き合いながら、また新たな作品を作る。それは時に苦痛を伴うかもしれませんが、その経験は受験のみならず将来の創作活動の糧になると思います。

S.Aさん

合格大学:武蔵野美術大学 造形構想学部 映像科
     東京造形大学 デザイン学科 映画・映像専攻

出身校:女子聖学院中高高等学校 現役

『感覚テストを楽しむ鍵』

私は高校二年生の夏季講習会で初めて映像科の授業に参加しました。場の雰囲気も明るく先生や先輩方もおおらかな人たちが多かったため、すぐに馴染むことができました。それまで私はデッサン基礎科に通っており、そこでは個人の戦いがそれぞれ行なわれていました。そんな緊迫したイメージを予備校に持っていた私は映像科の先生や生徒達とのコミュニケーションを取られている光景を見て、ここでなら自分も成長できるかもしれないと思い高三の春から映像科に転科しました。

一般入試対策を行いながら総合型入試の準備を並行して行うのは少し大変でした。しかし自分のやろうとしている事や制作している作品達も感覚テストを制作するのと同じような気がしてきたのです。感覚テストを制作するにあたって撮影する場所の空間やそれを見ている人の視点、そこに流れる時間を意識することが大切です。これは映像制作における基本であることも撮影実習などを通して学びました。

それに気づいたのは総合型入試が終わった後でしたが、それまで感覚テストが伸び悩んでいた私はコツを掴んだのです。感覚テストを制作する時、文章から映像を想起しようとしていました。ですが映像から想起することでより作品にリアリティを持たせることができたのです。その事を先生に話すと、その方法で続けてみよう!とアドバイスをしてくださり、自分の制作方法が認められた気がしてとても励みになりました。

感覚テストの制作の仕方は様々あると思います。絵から想起する人、文章から思い描く人、映像から場面を切り取る人。同じ課題のはずなのに自分とは全く異なる作品が並ぶのですから不思議です。自分なりの制作方法を見出すことが感覚テストを楽しくした鍵になったなと思います。先生方とよくコミュニケーションをとり、会話と作品を重ねていくことで成長することができました。

S.Fさん

合格大学:武蔵野美術大学造形構想学部映像学科 クリエイション資質重視方式

出身校:東京学芸大学附属国際中等教育学校 現役

『「好き」と向き合える場所』

私は高校2年生の時基礎科デザイン科で一年間、高校3年になり映像科へ移籍して約一年間すいどーばたで学び、クリエイション資質重視方式(総合型選抜)で武蔵野美大゙映像学科に合格しました。
どばた映像科を一言で表すとしたらタイトルにもあるとおり『「好き」と向き合える環境』です。初めての春季講習会で映像科の先生と面接した時「好きなアニメは?好きな映画は?趣味はある?」と質問され全く答えることができなかったことを覚えています。
そんな私を大きく変えたのが春頃に行われる写真ワークショップです。このワークショップはすいどーばたならではの、ここでしかできない体験だと思います。写真集を作る過程で先生方とたくさんの話をしました。どばたには写真集、映画のDVDなど手に入りにくい希少な資料が誰でもいつでも見られるように設置してあります。先生たちはその資料や持っている知識をフル活用して、私自身の感性を私自身がより確かな解像度を持って自認できるように言語化してくれました。なので毎授業 「なんか...成長した気がする...」という気持ちになれるのです。どばた映像科講師陣はオーダーメイドの知識の宝庫です。
写真ワークショップを経て、作品を形にすることの楽しさを知った私はクリエイション資質重視方式の試験を並行して受ける事に決めました。一見、映像と何の関係があるのだろうと思うような自分の「好き」が自分の作家性を構成する大きな要素になっていることもあるのだと、どばたの先生たちと話す機会がなければ気がつくことができなかったと思います。そこからコンセプトを決め、表現したいことを言語化し、撮影して、見返してを繰り返す作業。一般の試験対策と同時進行で制作を行わなければいけない分、楽しいことだけではありませんでしたが、経過を先生に見せるたび「良いじゃん!」「これは微妙」と率直な意見を聞くことができるので安心して制作を進めることができました。
作品提出間際になると、これもやりたい!あれもやりたい!ということが出てきて「とりあえず形にしてきたらなんか言うからやりたいこと全部やりな〜」というスタンスで送り出してくれるので、紆余曲折あり、写真、映像に限らず、展示にパフォーマンスまで自分でもびっくりするくらいエンジン 全開で作品提出日当日まで駆け抜けることができたなと思います。この時にはもう、私から先生 に「今この作家さんの作品めっちゃ好きで私もこういうのやってみたいんですよね」と自分の「好き」について語ることが怖くなくなっていました。
どばたではあなたの「好き」を否定する人はいません。そして映像科での学びには共通の正解が ありません。あなたの「好き」が基盤であり、正解になり得ます。当人よりも真剣なのではないかと思うくらいに生徒一人一人の作家性とは何かについて考えてくれる先生や、刺激を与え合い一 緒に学ぶ仲間がいます。クリエイションに限らず、自分自身の「好き」に真剣に向き合うという経験は、芸術の道に今進もうとしているあなたにとって、間違いなく大切な指針になると思います。 どばた、さいこ〜!!

R.Cさん

合格大学:武蔵野美術大学映像学科(進学)
     東北芸術工科大学映像学科
     京都精華大学アニメーションコース

出身校:横浜デザイン学院(日本語学校)

『自分だけの戦闘モード』

最初日本に来た時には日本語もあまり話せなくて、コンビニの店員さんの話さえ聞き取りにくかったほどです。デッサンだけを練習し、感覚テストは何を書けばいいのかもわからないまま武蔵野美術大学映像学科を受験して、落ちました。来日して一年が経ち、日本語はようやく力がつきました。しかし感覚テストでは文章と絵の両方を描かなければなりません。美大の予備校をネットで検索して、すいどーばた美術学院の先生と面談しに行きました。

先生はとても親切に感覚テストのやり方と映像学科のことを説明してくれました。受験に対する不安な気持ちが徐々になくなり、夏季講習会の申し込みを決めました。クラスはほぼ全員日本人で、うまくできるかまだ戸惑いながら課題をやっていました。その時先生に声をかけられて、作品の構想について話し合いました。見回すと、クラスのみんなも雑談のような雰囲気で気軽に先生と相談し、自分の発想を語っています。その後、私も勇気を持って、頭の中にイメージした映像を絵と日本語でエスキースに書いて先生に伝えてアドバイスをたくさんもらいました。

すいどーばた美術学院で一番魅力的なのは、映像作品を見てクラスの皆と自分の考え方を話し合う授業です。ここでもやはり感覚テストと同じように、自分が言いたいことをうまく伝えなければなりません。そこで発想力だけではなく、コミュニケーション力も知らずに身に付きました。それは日本人と一緒に勉強しているからです。

半年間の勉強は楽しかった時もあるし、失敗が怖かった時もあります。しかし、先生の言う通り本番以外は失敗しても平気なのです。留学生の私はもう後がありませんでしたが、すいどーばた美術学院での勉強はとても充実していて、倒れてもまたすぐ立ち直ることができました。とにかく諦めずに最後までやりきった、私だけの戦闘モードです!

H.Hさん

合格大学:武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科
武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科(進学)
武蔵野美術大学 造形学部 デザイン情報学科

出身校:東京学芸大学附属国際中等教育学校 現役

私がすいどーばた美術学院 映像科を訪れたのは高3の春季講習会が初めてでした。
普段から絵を描いていた訳でもなく、まして上手い訳でもなかった自分はただの素人と遜色なかったと思います。そんな右も左も分からないような自分を相手に、先生方は優しく声をかけて下さいました。カッターを使った鉛筆の削り方から始まり、色鉛筆で塗る時のコツや、画材の特性・使い方等、ありとあらゆる事を教えて貰ったのを今でも覚えています。
ただ、授業が本格的に開始してからというものの、最初のうちは不安が解消されることはありませんでした。素人の自分が作った作品なんて…と自信を持って提出することが出来ない日々で、しんどく感じる日もありました。しかし、どばたの良い所は何より先生方の存在だと思います。先生方は気さくに話しかけてくれます。その時々に適したアドバイスはもちろんのこと、それに留まらず、生徒一人一人の興味を掻き立てる様な話題を出してくれたりもします。日が経つにつれて緊張が緩み、慣れもあってかいつしかどばたをしんどいと感じることは減っていき、ちょうどその頃から自分の作品にも自信が持てるようになっていたと思います。そして同時に、目に見える形で評価も上がっていって、目標であった合格まで走り抜けることが出来ました。
つまり、自信は力に直結します。そしてその自信を育むのは先生方との対話でした。対話は多ければ多い程良いし、先生方には頼れるだけ頼るべきです。それが叶う環境が揃ったどばた映像科での一年間の学びは、充実していたと自負しています。本当に良い経験になりました!

K.Oさん

合格大学:武蔵野美術大学造形構想学部映像学科(進学)
東京造形大学 造形学部デザイン学科映画映像
東京工芸大学 美術学部映像学科

出身校:目白研心高等学校

『こだわりで押し勝て!!』

高校美術の先生の勧めで夏から入学した私は、浪人後も続けてすいどーばた美術学院に通い続けていました。浪人した悔しさの中でも、先生方がよく励ましてくれることや、ほんの少しずつでも伸びていく成績等が私にとって支えになってくれていました。
「美術」という感覚的な学問、そして武蔵美映像科の試験形態や出題の独特さに立ち向かっていく切り口がとても柔軟なのが、どばた映像科の魅力です。なぜならば、そもそも先生陣がより美術的感覚の強い方揃いであるからです。
私は一度、コップが床の上で転がっていくというだけの内容で感覚テストを作りました。その作品についてのアドバイスとして、『これがグラスではなく、マグカップだったらどう転がるだろう?』とか、『コップの柄が熊の顔ではなく、カメレオンだったらどうだろう?』といった様な、コップに対するこだわりを求める意見を受けたのです。
その様な想像力豊かな先生によって支えられた対策授業ならば、武蔵美試験の独特さの雰囲気に頭を慣らすことができ、合格の糸口となる思考の柔軟さを得られると思います。
これから映像科を目指すならば、ともかく情熱を持って行動すると良いと思います。対策授業を欠かさず受けたり、どうすれば成績が良くなるか先生に積極的に相談するのも大事です。そして更に大事だと思うのは、自分の作品に情熱=こだわりを注ぐことです。カメラで撮った実際の映像を提出するのではなく、感覚テストという試験形態を武蔵美が課す理由は、そのこだわりっぷりを見る為なのだと思います。試験だからと固くならず、自身の作品の中に登場させる物や場所の在り方を良く想像して、作品として描き出してみて下さい。

A.Tさん

合格大学:武蔵野美術大学 造形構想学部 映像科

出身校:N高等学校

『ディレクションは楽しい!!』

すいどーばた美術学院には高校2年生の基礎科から通っていました。1浪目までは油絵科に在籍しており、2浪目で映像科に転科しました。その中で感じたすいどーばたの魅力は何よりも生徒数にあると思います。それに伴い、先生方の人数や参考作品も多く受験情報を集めやすい環境が整っています。1つのモチーフを扱うにしても何を感じるのか、それをどう表現するのか千差万別です。自分にないものを探すのはもちろん、自分の魅力とは何かを探し、それを伸ばしていくサポートを先生方はしてくださいます。

最初の授業のオリエンテーションで映像が学べる様々な大学紹介、試験内容などの説明があり、今まで国立一本に絞っていた自分には知らない情報ばかりでした。特に武蔵野美大映像学科の総合型入試ディレクション資質重視方式は簡単に説明してもらっても今ひとつイメージが湧かず一体どんな試験なのか気になっていました。

初めてのディレクション対策の授業は夏季講習の最後の週に5日程行われました。どんな試験内容で、自分に合っているのかどうか見極めるにはちょうど良い期間に設定されているので気軽に挑戦できました。何の準備もせず少し不安でしたが、手探りで企画作りやディスカッションをしていきました。5日間終えた感想としては、今のままでは落ちるという確信と、でもなぜか楽しいという感覚が残りました。1つのテーマからいろんな企画が生み出され、それについて同年代の人たちと真剣に話し合える時間というのは試験以前に私にはすごく貴重な時間でした。

それから私はどんどんこの試験対策にのめり込んでいき、秋季講習には自分の興味のある分野の作品資料を集めてから挑みました。結果としてはあまり芳しくなく、自分の企画と課題との整合性がうまく取れていませんでした。しかしディスカッションでは手応えを感じるようになっていき、そこで初めて自分が人と話すことが得意だということを知りました。

受験直前の冬季講習では事前に面白い企画を何個か考えて行き、課題に合わせて言葉を変えたり付け足すことで整合性を高め企画に説得力を持たせることができるようになっていきました。自分の得意な話すことを武器にしたことで安定して企画発表ができるようになっていました。

迎えた試験当日、練習していた試験の流れとは大幅に違う内容で少し驚きましたがあの場での自分の最大限を出せたと思います。試験後に同じグループの人たちと「楽しかったね」と話しながら帰ったのは良い思い出です。まさか受験をこんなに楽しめる日が来るとは思ってもいませんでした。

今まで自分は個人制作が性に合っていると思っていましたが、この試験を通して自分の好きなことを人と語る楽しさや、同世代のクリエイティブな人たちと企画を作り上げる楽しさを知り、受験に対する認識も少し変わったように感じます。ディレクションの試験を受けたことは自分の人生にとって貴重な経験であり、大きな発見でした。そんな機会をくれたすいどーばた美術学院やサポートしていただいた先生方には感謝しています。
もしディレクション資質重視方式が気になっている方がいらっしゃれば夏季講習だけでも見てみることをオススメします!

A.Yさん

合格大学:東京工芸大学芸術学部写真専攻
東京造形大学デザイン学科写真専攻
武蔵野美術大学造形構想学部映像学科(進学)

出身校:N高等学校

『諦めずにもがき続けること』

私は受験生の全員に一つだけ伝えたいことがあります。それはどんなに成績が悪くても、その時の作品がうまくいかなくても、その成績や作品からどうすれば志望校に受かるか、何が自分自身に足りていないのかを考え、その差を埋めることで志望校に受かるということです。
どばたの強みはレベルの高い生徒が多く集まることだと考えます。私はどばたで浪人するまでは感覚テストを作ったことがなく、そもそもまともに絵を描くことすらない状態でした。なのでどばたに入学した春、周りの生徒と比べて感覚テストの力が劣っていると強く感じていました。そのため制作の際に、毎回他の生徒の作品と自分の作品と比べ、周りの良いところや自分にしかできない表現、絵の技法を自分なりに分析して自身の力にしようと思考を重ね技を吸収しました。
どばたの魅力は講評が楽しいことにもあると思います。自分の作品の中でうまく言葉にできなかったことや、他の生徒の作品で拾いきれなかった作者の意図を、先生が分かりやすく、面白く言葉にして私たちに伝えてくれます。先生方は悪いところをはっきりと悪い、面白くないと言葉にしますが、そこからなぜ面白くなかったのか、どうすれば面白くなるかを自問自答ながら作り続けることによっていい作品ができたのではないかと、この一年で強く感じました。
私は最初のコンクールから最後のコンクールでも下から数えた方が早い成績でした。そのため何度ももうダメかも、滑り止めでもいいかもと考えました。ですが、その度に自分に何が足りないのか、どうすればいい作品を作れるのかを考え続けました。そうしたことで作品の評価が上がりムサビに受かることができました。
私は一年間で良いと言える作品が作れることの方が少なかったです。ですが、その失敗にこそ意味があると思います。失敗を分析して私自身の糧とすることで自分自身が成長します。作品を作って失敗してもただ落ち込むのだけではなく、そこから行動することが重要であると学びました。

A.Oさん

合格大学:武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科

                    東京造形大学 造形学部 デザイン学科 映画・映像学科

                    東京工芸大学 芸術学部 映像学科

武蔵野美術大学 造形構想学部 映像学科(進学)

出身校:崇徳高校 現役

『自分の弱点に向き合う』

 私は地方在住で、夏休みにどばたの夏季講習に通い、その後通信教育コースに入学しました。どばたに通うことで、映像科の目玉となる感覚テストの特徴や学習の仕方を先生方に丁寧に教えていただきました。そのおかげで、何から始めていいのか分からなかった試験対策の進め方も理解することができ、本番に向けて一層工夫した対策をすることが出来ました。

  通信教育コースで行われる月一度のオンライン講評では、課題に対して丁寧な指導を受けることができ、また、課題以外の質問にも公式LINEでいつでも質問できたのですごく助かりました。感覚テストに向き合うなかで、私は常に、1つ前の作品の講評から得た自分の弱点から目標を3つほど設定し、1つは達成する!という自分の中のルールを作っていました。授業が始まるまでに前回の課題を振り返り、目標設定、時間配分を決め、課題に対してのアプローチの仕方を細かく自分の中でノートに記録していき、授業が終われば講評までに自分なりに採点、評価をして、先生方の講評を聞く。このルールのおかげで、自分の弱点にしっかりと向き合うことができ、今自分がしなくてはならないことを常に理解できました。その他にも、私の弱点の絵の構図に対して本を買って勉強したり、冬季講習や入試直前講座のオンライン授業でも、他の生徒の作品を見ることができるので、全員分見ていったりと、吸収できるものは全て吸収してやる!という意気込みで挑んでいました。

 自分の弱点に向き合うと、出来ない自分に落ち込んだりすることもあるけど、それでも先生に作品を褒めて貰えたり、自分で上手くいった!と思った時はとても楽しかったです!