2025年度[映像科・通信教育映像]特待生募集
2025年度[私大デザイン科] 昼間コース 授業料優遇制度
基礎科_基礎科生の成長📏🌷
基礎科です!
2月半ばを過ぎ、予備校ではまさに受験シーズン真っ只中。基礎科はまだ受験生じゃないとは言え、受験科の緊迫感を、空気(波動?)を伝ってひしひしと感じ取っています。
他人事ではない。だって、基礎科の生徒の多くも、あと2ヶ月したら受験生になるのですから。
一年間で一番緊張するこの季節。基礎科として何か紹介できることはないか・・・。
そう考えて、とある どばた基礎科生2人の成長過程を紹介してみることにしました💡
成長の過程は人それぞれなので、あくまで一例だけれど、
これから絵を学び始めようと思っている人、学んでいる最中で伸び悩んでいる人。自分に置き換えてちょっとだけ想像してみてください。少し先の未来を。
⭐️デザイン科志望 Aさん(17歳)の場合_石膏デッサン篇
Aさんは、高校1年生の春季講習会からすいどーばた基礎科に通い始めました。
✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️✏️
☝️まずはこちらをご覧ください☝️
Aさんの2年間の基礎科生活での成長過程です。みるみる上手くなっていってる!
【高一 8月】
Aさんは、高一の春季を経て4月からビギナーデッサンコースに入学。まずはB3サイズの卓上デッサンから慣れていって、徐々に大きなサイズのデッサンを経験。
↑上の“武装する女神”は、入学から4ヶ月後の8月に初めて描いた木炭紙版(650mm×500mm)石膏デッサン。
入学当初から明確にきっちり描き切るキレの良さがありました。しかし、まだ似顔絵的に捉えてしまっている印象がありました。
【高一 10月】
夏季講習会を経て、ビギナーデッサンコースからデザインコースへと移籍。
石膏=人 ではなく、石膏=ただの白い立体物 として捉えようという意識が芽生えてきています。布を巻いた石膏像は、そういう捉え方を訓練するモチーフとしては最適。
当時の講評風景。
【高二 10月】
Aさんの飽くなき鍛錬の日々が続き、【高一 10月】の布巻き石膏から丸一年が経過しました。
去年と同じように布に巻かれた石膏。一年前と比較するとその精度は明らか。大きな一つの立体物として、空間ごと捉えるという描き方に安定感が出てきています。
鉛筆の走らせ方も様になってきました。
【高二 12月】
冬季講習会で描いたヘルメスの正面。
初めて描いた石膏デッサン“武装する女神”と比べると、完全に立体として捉えることに成功しています。
この段階になるとそれぞれの持つ強みも明確になってきます。Aさんのデッサンの特徴は明暗・光がとても美しいこと。
【高二 1月】
冬季講習会を経て三学期になりました。基礎科で過ごすのもあと2ヶ月。
12月のデッサンから、更に解像度が上がったのがわかります。全体観・空気感はそのままに細部の密度が上がってクリアになってきました。Aさんのデッサンには、自分なりの美意識があるのが伝わってきます。
これからの課題としては、光や印象はピカイチですが、まだ構造感や軸がやや弱いところがあるので、受験科に進んだ先ではこの点に焦点を当てて更なるレベルアップを目指していってほしいと思います‼️
制作風景。
⭐️デザイン科志望 Bさん(17歳)の場合_平面構成篇
続いては平面構成篇。
Bさんは大学はデザイン科志望。高二になる春季講習会から すいどーばた基礎科に通い始めました。
🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️🖌️
初めて来た予備校の課題が、さっそく平面構成でした👀
Bさんは春季講習会でデザインコースの受講を経て、そのまま基礎科デザインコースに入学。ビギナーデッサンコースは利用していません。
モチーフはこちら🌷
【高二 4月】
春季講習会はデザインコースを受講。爽やかで迷いの無い色の塗りっぷりが軽快で気持ち良いですね!
発想も面白いですが、ややイメージが先行してしまった印象あり。チューリップの茎の部分をちぎってしまい、モチーフらしさが弱まってしまっているようにも思います。
この一枚から、モチーフをしっかりと観察して“そのものらしさ”を活かす。ということを意識し始めます。
【高二 8月】
夏季講習会真っ只中でした🌻
ひまわりやヨーヨーの夏らしさ、みずみずしさ。初めて描いたチューリップに比べて、“そのものらしさ”を大切にしているのがわかります。
真面目でしっかり考えてから着手するタイプのBさん。この辺りから、構図にある特定の傾向があるように見受けられます。自分の得意な構図を理解し、何パターンかのフォーマットにはめながら構成を作っていくことを覚えたのではないかと思います。
その当時、コンクリートに咲いたちょっと恥ずかしそうなひまわり🌻
【高二 10月】
夏季講習会を終え、2学期1枚目の平面構成。
この作品は、描きながらモチーフのバランスや足し引きを判断していきました。
夏の構図力に加え、描写力も目に見えて上がってきたのを感じます!ひまわりの平面構成と比べると、モチーフの質感に緊張感がありますよね。
玉乗りしながら平面構成をするミケランケロ(基礎科公式キャラ)!すご技!
【高二 12月】
そして、冬季講習会での一枚。
比較的色彩は落ち着いていますが、画面の四角の強さに重みがあるのが素晴らしいです❣️モチーフをよく観察することで出てくる良さがあることを理解しているなと。
Bさんは基礎科では土日クラス在籍でした。平日クラスに比べて登校日数が少なく(制作時間は同じ)、「帰宅後に考えるか・・。」などできないため、要領よく進めて行くことが大切です。Bさんはその点をしっかり理解していたのでしょう。感覚と同じくらいに知識や理論的な面も大切にして、出題者が何を求めているのか考え、自らの課題を理解し、問題の一つ一つに真摯に向き合って丁寧に取り組んできました。
いかがでしたか?
今日紹介した2名を見て、自分の成長を想像することができたでしょうか?
基礎科は名前のとおり基礎=土台を構築する学びの場所。ここでしっかりと土台を築いていく皆の姿を見て、私たち講師陣も安心して受験科に送り出すことができます。
高一から、高二から、何月から予備校に入学するか。スタートを切る時期は人によって異なりますが、思い立った時が始め時。
いつからでも、どのレベルからでも始められるカリキュラムを、どばた基礎科では準備しています!
🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴🪴
基礎科では、全コースで初めて実技を取り組む方や初心者に向けて丁寧に画材説明含めた導入を行なっています。
興味はあるのに実技未経験で及び腰になってしまっている方、迷っている方、三学期から新たな一歩を踏み出してみませんか?
↓ 詳しくは下記よりご覧ください!